【原宿ランチクルーズ】街角屋台「シャンウェイ」で激辛チキン&冷やし担々麺

「チェーン店ばかり」「グルメのイメージがない」原宿の食についてよく耳にするネガティブな印象。けれど、原宿の路地裏や地下にはローカルのみが知るすばらしいメニューがあるのです。今回紹介するレストランは「シャンウェイフライドマスター店」。香辛料メニューが暑気払いに絶好です。

環状線に臨む屋台式テラスにて

原宿駅から15分ほど、外苑西通りに店を構える青山シャンウェイ フライドマイスター店。ウォン・カーウァイの映画に出てきそうな屋台テーブルは見ているだけでわくわく。

店の目の前は環状線、回り続ける東京を傍目に昼から飲める天国のスポット。

『孤独のグルメ』にも登場、蒸し鶏の葱醤油かけ

シャンウェイと言えば看板メニューはメディア登場多数のこの蒸し鶏。

箸を入れるとするすると身がほどけて、骨まで食べられてしまう型破りなひと皿。今日もさくっと骨が取れました!

取材という特権を利用して「何時間蒸すのですか」と尋ねてみましたが、店長の回答はやはり「秘密」。代わりに語られていたのは「仕込みの大切さ」。素材となる国産の鶏を丁寧に洗い、臭みにつながる部位を取り除き、さらに香味野菜と一緒に仕込む。業界で言うところの「掃除」、これを怠らず素材のおいしさを最大限に引き出すこと。食べる側にとっては当たり前に目の前にある味、でもその奥には当たり前を丁寧に用意してくれている作り手がいることを再認識。そんな蒸し鶏はシャンウェイの外せないメニューですが、原宿歴15年のローカルである僕のおすすめは、屋台テーブルで味わうスパイス中華。

蒸し鶏と並ぶ看板、毛沢東プレッシャーチキン(ムネ)

プレッシャーチキンという商品名の由来はそのレシピから。独自の調理法によって圧力(プレッシャー)をかけながら揚げられたジューシーなひと品。

たっぷりとかけられて零れ落ちているスパイスはお店の特製、毛沢東スパイス。香辛料だけでなくフライドオニオンや揚げた小海老も入った贅沢なスパイス。チキンのさくっとした揚げ上がりに、スパイスの食感が加わった二重のザクザク感が楽しい。

チキンはどのピースもこぶし大の大きさで超重量級。写真は定食注文時の1人前、3個も盛り合わせられてとてもボリューミー。食べきれないかもとご不安な方もご安心を! 食べきれない場合は快く持ち帰りに対応してくれるので、遠慮なくオーダーできます。

スープ仕立てが嬉しい、冷やし担々麺(赤)

「麺の量は一般的なラーメンの大盛」と店長がおっしゃる通りの大ボリューム。

シャンウェイの冷やし担々麺は麺とタレを絡ませた「汁なし担々麺」ではなく、スープベース。それもゴマとラー油が調和する濃厚スープがこんなにたっぷり。香辛料がきりりとした「汁なし」もおいしいけれど、悦楽指数ではシャンウェイの「冷やし坦々麺」に軍配を上げたい。

そしてスープの中にはこの中太麺、とにかくコシが強い。濃厚なスープを絡ませてワシワシと食べ進める。この感覚はラーメン二郎がお好きな方にもはまるかも。

ただでさえボリューミーなこの冷やし担々麺ですが、なんと無料で大盛りへのサイズアップとライス追加が可能。さらに裏の無料オプションとして通常のラーメンの3倍の量という特盛がないとか、あるとか……。

 

このサービスの理由はシャンウェイが開店時から掲げる「おいしいものをお腹いっぱい食べて帰ってほしい」というコンセプト。「おいしいものをお腹いっぱい」、まるで「LOVE&PEACE」のような言葉。言うは易く行うは難し、そんなことばかりの世の中にあって、掲げた理想を実現しているシャンウェイはがんばる人々を勇気づける道しるべのよう。今日もシャンウェイは僕らをスパイスだけでなく、その精神でしびれさせてくれます。

[INFORMATION] 蒸し鶏葱醤油かけ 680円
毛沢東プレッシャーチキン 290円(1個)、880円(定食)
冷やし担々麺(赤) 990円

青山シャンウェイ フライドマスター店
東京都渋谷区神宮前3丁目7−4 和泉ビル 1階(原宿駅 徒歩約15分)
TEL 03-6804-3043
Lunch 11:00-15:00
日曜定休

この記事を書いた人
glamb テリー
この記事を書いた人

glamb テリー

「glamb」プレスマネージャー。早大在学中に身につけた音楽や文学の知識を見込まれ、glambに入社、原宿歴15年弱。洋服とロックと原宿生活をライフワークとするアパレル界きってのロック通。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

アメリカンヴィンテージやヨーロッパのアンティーク品や建築物からインスパイアされた「ホリゾンブルー」のジュエリー

  • 2025.12.28

宝飾品と呼ぶべき繊細で美しいジュエリーを世に送り出し、国内外で人気を集めるHorizon Blue Jewelry。アメリカンヴィンテージだけでなく、ヨーロッパのアンティーク品や建築物など様々なものからインスパイアされた逸品は、大量生産できないため入手機会の少ない希少な存在だが、ここでは今後発売する...

映画で観た欧米のクラシックな世界観をモダンに昇華。“好き”が詰まった空間で暮らす!

  • 2025.12.30

衣食住は、私たちが生活するうえで必要不可欠な要素である。なかでも日々の生活と最も密接に結びつく住居には、ひと際こだわりたいもの。自分のお気に入りの空間を作るための選択肢のひとつに、リノベーションがある。 “三人四脚”で作り上げた理想の居住空間 兵庫県芦屋市。豊かな自然と落ち着きのある街並みから関西で...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

デニム界の異端児・ラングラー、製造期間は約1年のみの“幻の名作”がついに復刻

  • 2025.12.27

ロデオ・ベンをデザイナーに迎えてカジュアルウエアに参入したという歴史やカウボーイカルチャーとの結びつきなど、独自の発展を遂げてきたラングラー。膨大なアーカイブの中から、王道から希少な隠れ名作まで全6型が復刻を果たした。 幻の名作が華麗なる復刻を遂げた。 アメリカ三大デニムブランドのなかでも特異な歴史...

Pick Up おすすめ記事

憧れの平屋が実現できる! かつてスクリーン越しに憧れたアメリカンハウスで暮らす

  • 2025.12.31

かつてスクリーン越しに憧れた、夢が詰まったアメリカンハウス。到底叶わないと思っていたその景色が、実は日本でも実現できるそうなんです。新婚ホヤホヤの編集部員、パピー高野とジョージが、アメリカンスタイルを得意とする、埼玉県を中心に海外スタイルのお家を手掛ける注文住宅・輸入住宅の専門店「古川工務店」の住宅...

上質な馬革をシンプルに愉しむ。石炭(COAL)を運ぶために使われていたコールバッグという選択肢

  • 2025.12.27

きめ細かく美しい銀面を持つことで知られる馬革。軽くて強靭、上品な質感、そして使うほどに味わい深い経年変化で、多くのレザーファンたちを魅了し続けてきた。そんな馬革をシンプルに愉しませてくれるのがINCEPTIONのコールバッグだ。 ヴィンテージをベースに、実用性を加味し再構築。 19世紀末から20世紀...

オリジナル建材で古民家をスタイリッシュにリニューアル! ビフォーアフターを大公開!!

  • 2025.12.28

2025 年の夏の時点では床だけが施工されただけの古民家を再び訪れると、当時とはまったく違う姿になっていた。カントリーベースはこの家にどんな魔法をかけたのか? 何でもない空き家が宝物なる材料と技術 [caption id="attachment_887933" align="alignnone" w...

日本屈指のインディアンジュエリーブランドが放つ、美しき馬蹄のシルバージュエリー。

  • 2025.12.24

日本屈指のインディアンジュエリーブランド・ファーストアローズがこの冬新たにリリースした「馬蹄」を象った「ホースシュー」シリーズ。奇しくも2026年は午(うま)年。ファッション面だけでなく、来年こそは飛躍を願う人にとって最高の開運アイテムとなるはずだ。 新作「ホースシュー」シリーズを一挙紹介! 1. ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。