大統領にも愛された、アメリカを代表するカウボーイハットの代名詞「STETSON」

アメリカを代表するカウボーイハットの代名詞として世界的に知られるSTETSON。その魅力は、単なるウエスタンの枠には収まらない。大統領にも愛された不朽の銘作「オープンロード」を通して、アメリカという国が育んだ品格と美意識を紐解いてみる。

ひとつの帽子が荒野からホワイトハウスへ

1865年、ジョン・B・ステットソンによって創業されたSTETSON。西部開拓時代の過酷な環境に耐えうる実用品として誕生し、160年以上を経た現在もなお、アメリカを体現する存在となっている。

STETSONを語る上で欠かせないのが「オープンロード」だ。1930年代後半に誕生したこのモデルは、ウエスタンとドレスの中間に位置するデザインを有し、牧場でも街でも通用するそのスタイルは、多くの政治家や文化人を魅了した。なかでも第36代アメリカ大統領リンドン・B・ジョンソンの愛用品として知られ、テキサスの牧場でオープンロードを被る姿は、アメリカ人が思い描く理想的なリーダー像となった。

興味深いのは、STETSONが決してカウボーイのためだけの帽子ではなかったこと。武骨な開拓精神を宿しながらも、そこには大統領が身に着けるにふさわしい品格があった。だからこそオープンロードは、荒野からホワイトハウスへ、牧場から都市へと活躍の場を広げたのである。

カウボーイ生まれでありながら、その枠を超えてアメリカの美意識と威厳を形にしたSTETSON。オープンロードは時代を超えて語り継がれるアメリカの品格そのものなのだ。

「あなたがずっと欲しかった帽子」を意味するキャッチコピーがと書かれた1949年の広告。のちに広く認知される「Open Road」も記載される。

1996年のカタログページ。アメリカ西部を舞台に、カウボーイハットを被った人物のイラストを配し、STETSONが掲げるウエスタンスピリットを表現した。

アメリカ大統領が愛用した帽子として市民権を得た当時、フェルトハットが発売されたことを意味する「LAUNCHED!」の文言が書かれたSTETSONの広告。

(右上)¥143,000_(SE849)

(左上)¥22,000_(SE826)

(右下)¥143,000_(SE849)

(左下)¥22,000_(SE826)

(右上)¥88,000_(ST294)

(左上)¥20,900_(SE806)

(右下)¥22,000_(SE826)

(左下)¥20,900_(SE806)

【問い合わせ】
CHUO BOSHI 
Tel.06-6972-8881
https://www.stetsonhats.jp

(出典/「CLUTCH Magazine 2026年8月号」)

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