新たに登場した[クラシックダウンベスト]に宿る、[ブリザードマスター ベスト]の意匠
創業から数々の名作ダウンを生み出してきたエディーバウアー。[スカイライナー]や[カラコラム]、[オールパーパス]といったアイコンアイテムばかりを思い浮かべてしまうが、アウトドアの技術革新が進む1980年代に誕生した[ブリザードマスター ベスト]も忘れてはいけない。
モデル名の通り、ダウンベストながら極寒地を想定して作られており、冷気を遮断するために設けられた袖口の二重構造やウエストのドローコード、内側には手袋をしまうためのメッシュポケットが付くなど、これまでのダウンベストにはない革新的な仕様が追加された。
そんなエクスペディションなモデルを現代的に再構築し蘇らせたのがこの[クラシックダウンベスト]。ボディのキルティングはそのまま、フィールドのみならず街でも着用しやすいよう機能を見直しアップデートしている。現代のライフスタイルに馴染むこの1着は、エディー・バウアーの歴史を受け継ぎつつ、時代を超えて愛される普遍的な魅力を持つ、新たなる名作と言える。
エクスペディションなダウンベストは、こう着こなす
【DATA】
水甚
TEL058-279-3045
https://eddiebauer.jp/
(出典/「2nd 2025年1月号 Vol.210」)
Photo/Norihito Suzuki Text/Yu Namatame
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