2nd編集部が注目している、秋冬にヘビロテしたい新作4選

月刊誌ならでは、ひと月の間に数多くのブランド、ショップを訪問、取材しているセカンド編集部。出会うアイテムも膨大だが、その中から特にいま押さえておきたい新作を4品ピックアップ。秋冬に活躍しそうなコート、バッグ、パンツ、ニットは要チェックして。

1.「オールド イングランド」のリバーシブルコート|これこそ本当に両A面のリバーシブル

1867年にフランスのパリにてスタートし、セレクトショップの先駆けの存在であった「オールド イングランド」。ブランドが始まってから156年経った2023年、セレクトショップの原点に立ち返りオリジナルアイテム、インポートやヴィンテージなど様々なプロダクトを展開するブランドへと再構築された。そんな同ブランドからこちらのステンカラーコートをご紹介。

落ち着いたベージュカラーとブランドオリジナルのガンクラブチェックが、両A面で着用が可能となっているリバーシブル仕様。ポリエステルとナイロンの混紡生地となっているベージュ側はハリのある生地感になっており、風を通さず保温力も高い。多少の雨であれば防いでくれそうだ。

洗練されたデザインにトレンドに左右されないカラーリングなど、どんなスタイルにも相性の良い、長く愛用ができる逸品となっている。19万8000円(オールド イングランド 銀座店
TEL03-3289-7500)

2.「グレンロイヤル」のトートバッグ トール|使い込んでいくほどに増す艶を楽しむ

スコットランドのエア・シャーにて1979年に創業したレザーグッズブランド「グレンロイヤル」。多種多様なプロダクトには馬具用につくられた堅牢なブライドルレザーが使用される。その頑丈さはメリットである反面、縫製や加工には技術を要する素材。ロイヤルワラントを持つメーカーのOEMを手がけていたこともある同ブランドの高い技術力が窺える。

ボディからハンドルにいたるまですべてがレザーのトートバッグ。もちろん素材はブライドルレザー。シンプルな見た目ながら、A4ファイルなど仕事道具として使用がしやすいサイズ感や、肩掛けや手持ち両方で使えるバランスの良いハンドルの長さなど細部までこだわりが詰め込まれている。

ブライドルレザーの醍醐味といえば、エイジング。使い込むごとにロウが馴染み光沢を纏っていくその変化をお楽しみいただきたい。7万4800円(ブリティッシュメイド 銀座店TEL03-6263-9955)

3.「ラコステ×ル フルール」のハウンドトゥースジャカードパンツ|クラシックかつモダンな空気を纏う、異色のコラボが生み出す至極の一本

ポロシャツの元祖としての歴史と伝統を併せ持ち、世代を超えて愛されるフランスの老舗「ラコステ」が、アメリカを代表するラッパー兼プロデューサーのタイラー・ザ・クリエイターが手掛ける「ル フルール」との第2弾となるコラボレーションをローンチ。

ユニセックスコレクションとなる今回のコラボはVネックセーターやケーブルニットカーディガン、ポロシャツやハリントンジャケットなどのトラディショナルなアイテムが盛りだくさん。中でも存在感を放つのが伝統的なハウンドトゥース柄のジャカードツイル素材を使用したトラウザースだ。

2タック入りのストレートシルエットはどこかモダンな空気を感じさせ、様々なスタイルに合わせられる汎用性の高さが魅力。左腰脇にはコラボデザインのワニロゴパッチ、背面には「ル フルール」のロゴパッチを配した特別な1本となった。4万1800円(ラコステお客様センターTEL0120-37-0202)

4.「ゴールデンベア」のクルーネックニット|鮮やかなライムグリーンがレイヤードのアクセントに

「出かけよう、家族とこの服と。」のブランドコンセプトのもと、家族のようにずっと寄り添い、着るほどに愛着が深くなっていくモノづくりを掲げるゴールデンベアから新作のクルーネックニットが登場。保温性や通気性、防臭性に優れたメリノウールを100パーセント使用し、ハイゲージの天竺を丁寧に編み上げ、しっとりとした肌触りを実現した。

ブランドの新定番となる逸品のシーズンカラーは鮮やかなライムグリーン。一見派手に感じるかもしれないが、フェード感のある発色で、1枚で着ても主張しすぎない程よい塩梅だ。首元や袖のリブの詰まり具合も絶妙で、インナーに長袖シャツを着てもごわつかない。

この秋はBDシャツやジャケット、コートなどのオーセンティックなアイテムとのレイヤードを楽しみたい。家庭用洗濯(手洗い)が可能なのもうれしいポイントだ。6490円(コスギ お客様相談室TEL0120-298-454)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年12月号 Vol.200」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

歴史に残る空軍服を、いま再び。機能美が息づく「中田商店」のモーガンメンフィスベル

  • 2026.10.02

メンフィス・ベル号の機長、ロバート・K・モーガン氏との交流から始まったモーガンメンフィスベルは第二次世界大戦期の空を支えたフライトウエアを現代に蘇らせる中田商店のオリジナルブランド。極限の環境で求められた機能と、色褪せない完成されたデザインが魅力の航空服を紹介する。 R.A.F. Irvin She...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

Pick Up おすすめ記事

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

全16色! 10年以上のロングセラーを誇る「HEATH」の名作ネルシャツが超人気なワケ

  • 2026.09.30

秋冬のアメカジ服の定番、ネルシャツ。横浜のセレクトショップHEATHが手がけるオリジナルブランドBLUE PORTのネルシャツが10年以上のロングセラーを誇るとのことで、その人気の秘密に迫る。 【理由①】優れたコストパフォーマンス ディテールやシルエットにもこだわった高いクオリティに対して、なんと税...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...