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1.あえて王道のカラーはチョイスしない主義。|「GMT」三浦由貴さん
ヴィンテージをうまく取り入れた個性的なスタイリングにも定評のある三浦さん。セントジェームスは、カラーリングが肝になると、そのコツを語る。
「ネイビーなどの定番的なカラーリングだとキャラクターが決まってしまうので、個人的には人が選ばないような変わり種を選んでいますね。基本的にはシンプルに着こなしたいのですが、ここで通常の5ポケットパンツだとおもしろくな いので、あえてウエスタンテイストの強いヴィンテージのリーバイスを選び、タックインしました」
2.伝統的なチマヨベストで王道ではない着こなしを。|「シップス」瀬谷俊法さん
審美眼に優れた瀬谷さんは、マリンテイスト溢れるブルーカラーのバスクシャツに、あえて伝統的なチマヨベストをコーディネート。リーバイスのパンツやビルケンシュトックのボストンなどのアイテムもグレーやベージュなどのカラーリングでまとめているのが好印象。
「このスタイリングは、あえて王道のマリンスタイルを避けて、アメカジのハズしとしてバスクシャツを使ってみました。またカラーリングも季節感を考慮しています。個人的にトルフィリオスのベストは、この形が理想です」
3.インナーにストライプシャツを合わせてポイントを作る。|「ディストリクト ユナイテッドアローズ」森山真司さん
ウェルドレッサーでもあり、多くのファンを持つ森山さんのバスクシャツコーデは実に個性的。インナーにシャツを合わせることは珍しいことではないが、そこにあえてストライプをチョイス。本来だと喧嘩してしまいそうな組み合わせであるが、驚くほどしっくりと着ている。
「バスクシャツはジャストサイズで着こなすのが信条です。ただ普通に着ても平凡なコーデになってしまうので、 ストライプシャツを合わせてクレイジー仕様に。トップスがジャストサイズなので、ボトムスは太くしました」
(出典:「2nd 2022年9月号 vol.186」)
Photo/Satoshi Ohmura, Shigeki Tsuji, Nanako Hidaka, Akane Matsumoto, Shunichiro Kai Text/Shuhei Sato, Kiyoto Kuniryo, Okamoto 546, Kazuki Imanishi Illustration/Daiki Kosaka
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