ジャケットとショーツの組み合わせはサイジングがコツ。
マドラスチェックのショートパンツにブレザーの王道スタイルを意したと言いつつも、細かいシルエットの調整等で纏まって見えるのは流石の一言。
「身長があまり高くないので、パンツの丈は直して履いています。ロールアップでも全然良いですし、他にもローファーやサンダルなど、素肌が見えている部分が多くなるとひざ下が長く見えるので、全体のバランスを良くするコツですね。あとはジャケットもそうですが、ハットを被るだけでもそれらしく見えるので、簡単にトラッドスタイルを作れます」
- ハット2 万3100 円/モート、ジャケット5 万5000 円〜/モート、T シャツ4620 円/ベルバシーン、ショーツ2 万5300 円/ D.C.ホワイト、シューズ価格未定/モート(すべてサーフ&テーラー モート☎06-6585-7675)
「サーフ&テーラー モート」堀 哲郎さんのサマートラッドな愛用品。
1.モートのローファー
「実はまだ商品化できていないのですが、試作を繰り返し続けているのでほとんどこれしか履いてません(笑)。とにかく軽くて柔らかいので、素足で長時間履いていても全く疲れません」
2.モートのカンカン帽
「日本の老舗メーカーと共に作ったオリジナルのカンカン帽。日常使いのしやすいように、被りやすい高さとツバの広さに拘りました。これを被るだけで品よく演出できるので、手放せません」
3.D.C.ホワイトのマドラスショーツ
「サマーアイビーの大定番ですね。ただし、身長が高くない人がそのまま穿くとやや丈が長いので、折ったり詰めたりして丈を調節し、ジャケットとのバランスを見ながら合わせて着用しています」
4.モートのB.D.シャツ
「私がテーラー出身なので、今もお店でオーダースーツやシャツの販売をしています。マドラスの長袖シャツはジャケットにもショーツにも汎用性が高く色んなカラバリで持っていますね」
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夏でもトラッドスタイルな着こなしができたら、それはもう洒落者の仲間入り。秋冬なら簡単に想像がつくトラッドだが、夏となるとどう取り入れればいい? そんな迷子なあなたは、サマートラッドな着こなしサンプルが盛りだくさんの2ndの本誌をチェックしよう。
(出典/「2nd 2022年7月号 Vol.184」)
Photo/Satoshi Ohmura, Yuta Okuyama, Katsunori Suzuki, Nanako Hidaka Text/Shuhei Sato, Okamoto546, Shinsuke Isomura
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