パッチワークジャケットをうまく着こなした好例。
ブリティッシュのスペシャリストである中川さんのサマートラッドスタイルは、アメリカ東海岸のスタイルに、うまく英国のテイストを香らせているのがポイント。
「イギリスものをベースにしながらも、エメレオンドレなどの東海岸ブランドをうまくミックスさせてみました。パッチワークジャケットが派手なので、他のアイテムを落ち着いた色味にし、足元は遊びとリラックス感あるローファーに。アメトラと英国ものは親和性があるので、国に縛られず、うまくミックスするのが自分の定番なんです」
- 半袖ニット3万9600 円/ジョンストンズ オブ エルガン、スラックス2万9700 円/ブリティッシュメイド(ブリティッシュメイド 銀座店☎03-6263-9955)、ジャケット/ドレイクス、キャップ/エメレオンドレ
「ブリティッシュメイド」中川貴弘さんのサマートラッドな愛用品。
1.ドレイクスのシャツ
一見、アメリカものかと思いきや、実はイギリスの名門のBDシャツ。「両胸にポケットが付いているためカジュアルな印象を与えてくれます。夏は明るめのチェックが映えるので重宝します」
2.ティンバーランドの3アイレットモカシン
ボリューム感のあるフォルムと耐久性の高さから定番となっている名品。「夏場に活躍するモカシンですが、このティンバーランドの名品は、天候を気にしなくて良いのが最大の魅力ですね」
3.ジョンストンズ オブ エルガンのニット
なめらかなメリノウールを使った半袖ニットは、英国の名門の自信作。「1枚でもインナーでも着られるため、シーズン問わず使える逸品。シームレスなので、ストレスフリーな着心地ですね」
4.エメレオンドレのハット&スカーフ
ニューヨーク発のライフスタイルブランドであるエメレオンドレは毎シーズン、必ずチェックしている。「オンラインで購入した今シーズンの新作。サマートラッドスタイルの遊びに最適です」
◆
夏でもトラッドスタイルな着こなしができたら、それはもう洒落者の仲間入り。秋冬なら簡単に想像がつくトラッドだが、夏となるとどう取り入れればいい? そんな迷子なあなたは、サマートラッドな着こなしサンプルが盛りだくさんの2ndの本誌をチェックしよう。
(出典/「2nd 2022年7月号 Vol.184」)
Photo/Satoshi Ohmura, Yuta Okuyama, Katsunori Suzuki, Nanako Hidaka Text/Shuhei Sato, Okamoto546, Shinsuke Isomura
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