業界人のこだわり愛用靴とは?「エイチ.カツカワ」シューズデザイナー・勝川永一さんの歩んで来た道を表すような4足。

トラッドな服好きたちには、決まって革靴愛の強い人が多い。まるで我が子を愛するかのようにそれぞれの革靴に名前をつけて……、とまではいかないが、所有する靴ひとつひとつにストーリーがあって愛着を持って育てているということには間違いない。ここでは、彼らの膨大なコレクションのなかから、とっておきの4足を厳選。今回は、「「エイチ.カツカワ」シューズデザイナー・勝川永一さんの愛用靴を拝見!

ファッションとプロダクツ、二軸で見る勝川流の楽しみ方。

コート/ラベンハム、ニット/ ルミノア、ボトムス/ C F C L 、メガネ/ オリバーピープル

革靴は見る角度によって違った一面を見せてくれます。ファッション原体験が英国なので、昔はオールドデニムに素足でチャーチをはくなど英国靴を合わせることが多かった。片や、プロダクツとしてみるとアメリカ靴も面白い。

エイチ カツカワ|実は、日本では昔からピッグレザーをバッグなどに使うことが多かったんです。こちらでは、オネスティホワイトという純白に染めた豚革使っています

今回着用したホワイトバックスの一足は、古着屋で見つけたアメリカ製矯正靴のヴィンテージをベースにしました。これがまたフレンチカジュアルともウマが合うんです。ただ、言ってもインポート靴は海外のモノ。日本で作るなら日本らしさも込めたい。そんな想いから素材は日本でも馴染みのある豚革を採用しています。

【英国好きな自分を象徴する一足】ドクターマーチン

ポール・ウェラーへの憧れもあって英国に傾倒していた若かりし頃。クラークスと並びよく履いていたのが“マーチン”。これがラフに履ける革靴として今も重宝しています。

【昔を思い出す一足】チャーチ

もはやどれだけ自分がイケてるか合戦だった販売員時代。活躍したのはチャーチでした。履く機会こそめっきり減りましたが、その名残もあってこちらは今でも常備しています。

【春先に履きたい一足】レペット

浅草のお店で偶然見つけた新品のレペットは、軽やかなスタイルの主役として。当時はなんと9800円で売られていました。ただ、インソールを入れないととても疲れます(笑)。

断然革靴派な皆さんの靴選び、コレクションを拝見すると、次なる一足への欲望がふつふつとわいてくるはず。ぜひ参考に、出会いを求めて街へと出かけてみてがいかがでしょうか?

(出典/「断然革靴派 2nd 20224月号増刊」)

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