ファッションとプロダクツ、二軸で見る勝川流の楽しみ方。
革靴は見る角度によって違った一面を見せてくれます。ファッション原体験が英国なので、昔はオールドデニムに素足でチャーチをはくなど英国靴を合わせることが多かった。片や、プロダクツとしてみるとアメリカ靴も面白い。
今回着用したホワイトバックスの一足は、古着屋で見つけたアメリカ製矯正靴のヴィンテージをベースにしました。これがまたフレンチカジュアルともウマが合うんです。ただ、言ってもインポート靴は海外のモノ。日本で作るなら日本らしさも込めたい。そんな想いから素材は日本でも馴染みのある豚革を採用しています。
【英国好きな自分を象徴する一足】ドクターマーチン
ポール・ウェラーへの憧れもあって英国に傾倒していた若かりし頃。クラークスと並びよく履いていたのが“マーチン”。これがラフに履ける革靴として今も重宝しています。
【昔を思い出す一足】チャーチ
もはやどれだけ自分がイケてるか合戦だった販売員時代。活躍したのはチャーチでした。履く機会こそめっきり減りましたが、その名残もあってこちらは今でも常備しています。
【春先に履きたい一足】レペット
浅草のお店で偶然見つけた新品のレペットは、軽やかなスタイルの主役として。当時はなんと9800円で売られていました。ただ、インソールを入れないととても疲れます(笑)。
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断然革靴派な皆さんの靴選び、コレクションを拝見すると、次なる一足への欲望がふつふつとわいてくるはず。ぜひ参考に、出会いを求めて街へと出かけてみてがいかがでしょうか?
(出典/「断然革靴派 2nd 2022年4月号増刊」)
Photo/Norihito Suzuki, Akane Matsumoto,T akahiro Katayama,Keiichi Ito
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