いつでも履けて、品がいい。天邪鬼な気分を満たすのも高評価。
白状します! 革靴のプレスをしているのに、最近はスニーカーを履くことが多くてすみません! でもこのレンジャーモックをはじめ、履いてはいるんですよ。今日みたいなカジュアルな服装には、やはり革靴の品の良さが欲しくなります。
その点、この靴はドレスすぎずにいい感じで仕上げてくれる。ブランドらしさが香る軍由来のモデルである一方、コインローファーほど有名じゃない点も、天邪鬼な僕にはぴったりです(笑)。オイルドレザー&ラバーソールで、いつでも履けるのもポイント。雨の日だって、床がベトベトな町中華だってOK です。
【自分史上、一番長く履いている一足】セルジオ ロッシ
10年以上愛用するサイドゴアブーツは、「これさえ履いておけばちゃんとした人に見える(笑)」。現在は、ヴィンテージのベルボトムと合わせるのが気分なんだとか。
【思い入れの強い一足】パラブーツ
「せっかく自分で作るなら、見たことがないパラブーツにしようと思って」、ブルーのモジーンをオーダー。爽やかなヌバックで、夏場のアウトドアスタイルにも重宝。
【スーツに合わせたい一足】トリッカーズ
10年ほど前に購入した、今では珍しいコードバン。「パーティなどのかしこまった場所で履くことが多いですが、“いい大人” になりすぎない匙加減が好きです」
◆
断然革靴派な皆さんの靴選び、コレクションを拝見すると、次なる一足への欲望がふつふつとわいてくるはず。ぜひ参考に、出会いを求めて街へと出かけてみてがいかがでしょうか?
(出典/「断然革靴派 2nd 2022年4月号増刊」)
Photo/Norihito Suzuki, Akane Matsumoto,T akahiro Katayama,Keiichi Ito
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