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大型ディスプレイの手元って暗くない? 一度使うと手放せないBenQ ScreenBar Halo 2

Macにフィットする高性能かつリーズナブルなディスプレイメーカーであるBenQが、現代の生活に適したLED照明をラインナップしていることは先日述べた。ここでは、我々の生活にもっとも必要なディスプレイの下を照らすScreenBarの最上位モデル、BenQ ScreenBar Halo 2(2万6900円)をご紹介する。

ディスプレイで知られるBenQのスマート照明が興味深かった

ディスプレイで知られるBenQのスマート照明が興味深かった

2026年02月18日

BenQ ScreenBar Halo 2
https://www.benq.com/ja-jp/lighting/monitor-light/screenbar-halo-2.html

これまで考えてなかった、外付けディスプレイを使う場合の照明

現代のオフィスワーカーの多くは、パソコンのディスプレイを見ながら仕事をしている。ことにThunderVoltの読者の方だと、23〜40インチ程度の大型外付けディスプレイを複数枚利用している方が多いのではないだろうか? 筆者自身も、目の前に27インチ、左に31.5インチのディスプレイを配置して、日々の執筆活動にあたっている。

一日のうちで最も長い時間を過ごすディスプレイ周りの光環境は、長期的な視点で見れば目の健康や身体への負担を大きく左右する重要な要素である。

梱包物。アダプターはわずか5V×3A=15Wなので、さほど大きな電力は消費しないと思っていい。

BenQが課題として提起しているのは、ディスプレイ自体の明るさと、それを取り巻く周囲の明るさとのバランスだ。従来のオフィス環境や在宅ワークには、それぞれに照明環境の問題が潜んでいる。

まずオフィスのレイアウトにおいては、座席の真上に照明があることが多いため、大型ディスプレイを使うと手元がその影になりやすい。その結果、資料を広げるべき場所が最も暗くなってしまうという皮肉な状況が生じる。一方、自室での在宅ワークでは照明が背中側にあるケースが多く、自分の体が遮蔽物となって手元に影を落としてしまう。

しかし、大型ディスプレイがある環境では一般的なデスクライトは使いにくい。物理的に配置の邪魔になるだけでなく、ライトの光が画面に映り込むことで、かえって視認性を損なうという問題があるからだ。こうした課題を解決するのが、ディスプレイの上辺に取り付けて真下を照らすBenQのScreenBarである。独自の光学設計により、ディスプレイへの光の反射を抑えつつ、ユーザーの目にも直接光が入らない仕組みを実現している。

LEDは画面側に配され、内側のミラーによって配光される。
ご覧のように発光しているが、光はディスプレイに当たらず、ユーザーの目にも入らない配光になっている。

フロントライトは作業に最適とされる500ルクスの明るさで、85×40cmの範囲を均一に照らし出す。

特に最上位モデルである『ScreenBar Halo 2』は、手元を照らすフロントライトに加えてディスプレイの背面側も照らすデュアル照明を採用している。

背面が暗すぎると画面とのコントラストで目が疲れてしまうが、背面を照らすことでその負担を大幅に軽減できるのだ。操作性も考慮されており、USB Type-C充電に対応したワイヤレスリモコンによって、照明の明るさや色温度を直感的に調整することが可能だ。一回の充電で約3ヶ月利用できる。ワイヤレスリモコンのリングはスムーズにクルクルと回すことができて非常に快適。ついつい触りたくなるコントローラだ。

点灯状況による、見え方の違い

では、筆者の机の環境をモデルに、BenQ ScreenBar Halo 2が照らした机の上の状況を見ていただこう。なお、デジタル一眼のマニュアル設定でシャッタースピードや絞りを固定して撮影しているので、それなりに明るさが反映されているが、肉眼で見た場合、もっとコントラストが大きく感じられる。明暗の大きさは写真よりも大きいと思ってイメージしていただいた方がいい。

まずこれが、BenQ ScreenBar Halo 2が点灯していない状態。デスク周りは暗く、ドキュメントを開いたりすると、細かい字は見えないほどだ。背面のカーテン側も暗い。

手元側のLEDを100%、一番白い6500Kで点灯した状態。

さらに背面側も100%にした状態。

実際にはこの写真で見るよりかなり明るく感じる。手元で細かい文字も読めるし、背面とディスプレイのコントラストも小さく、目に対する負担が小さいと感じる。

逆に背面側を100%にして手前側を消灯した場合。特に手元で資料やドキュメントを読む必要がなく、キーボードが明るく照らされて眩しい状況などでは、この配光を使うこともあるかもしれない。

実際には「0か100か」ではなく、1%ごとにバリアブルに変更可能なので、自分好みの明るさを作ることができる。

色温度も変更できる。これは、色温度を一番暖色系の2700Kにまで落とした状態。光を柔らかく感じるはずだ。

アップルデバイスのNight Shiftと同じで、暖色系の色にすることができる。深夜に色温度が高い色(白から青みがかったような照明)を見ると脳が覚醒してしまう。そのため、夜になったら色温度を下げて暖色系の色にした方がいいだろう。

ただし、正確な色を見なければならないカメラマンやデザイナーなどは、そうもいかないかもしれないが。

2700Kで背面だけの点灯にした状態。筆者が夜に原稿を書く場合などは、こういう使い方にするかもしれない。目の負担をなるべく減らせるように、いろいろと調整できるのが便利だ。

手元側も背面側も点灯し、2700Kにして20%くらいまで明るさを下げた状態。これでもあまり細かい字でなければ、手元の資料を見るのに無理はない。

一度使うと手放せない快適さ

常に自分好みの明るさに設定し、目に優しく作業しやすい環境を作れる。使い始めてこうした調整に慣れると、「これまでは目に負担をかけていたのだな」と思う。すでにScreenBar Halo 2は、手放せないアイテムになっている。

ちなみにスタンダードの状態では、ウェブ会議用のカメラを装着することはできない。しかし、同梱のパーツを両面テープで取り付けると、スクリーンバーの上にウェブカメラを設置できるようになる。ビデオ会議の多い人も安心だ。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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