書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

4ページ目 - 10年後の未来を垣間見る——Scrum Venturesが3年ぶりリアルイベント『Scrum Connect 2023開催』

石油を使わず、動物を殺さない、植物由来のレザーって?

3つ目の[STARTUP PITCH]は、植物由来のレザー、ゴム、布的素材を作っている、Natural Fiber Weldingの代表、Steve Zikaさん。

植物や、鉱物(ミネラル)などを組み合わせて、レザーや、布のような素材を出力できるようになるのだという。動物の皮を使わなくていいし、石油化学製品でもない。

実際に触れてみたが、本当に天然のレザーだと言われれば筆者にはそう思える程の出来栄え。これが植物由来だとは思えない。

石油資源を使わない植物由来の原料の利用はエシカルなものとして好まれるようになってきている。将来、動物の『革』を使うことを忌避する人も増えるだろう。そうなった時にNatural Fiber Weldingは非常に大きな選択肢となる。

すでに、ラルフローレン、ニューバランス、パタゴニア、BMW、Hyundaiなどに製品を提供しているという。

AIの教師データ制作を手伝って、お小遣い稼ぎできるアプリ

一般ユーザーが協力して、AIの精度を高めるサービスを提供するのがBobidi。登壇されたのは共同創業者兼CEOのJeong-Suh Choiさん。

ご存知のように、機械学習を進めるためには優れた教師データが必要。Bobidiというサービスはこの優れた教師データを得るためのプラットフォームだ。

一般ユーザーがスマホアプリでデータを確認、修正することで協力者は収入を得ることができる。これによりBobidiは優れた教師データを提供できるというわけだ。ちなみにBobidiは、ビビディ・バビディ・ブー(Bibbidi-Bobbidi-Boo)のバビディに由来する。

視点を自由に! 映像の中に立つ事だってできる!

4つめの[FIRESIDE CHAT]は、ArcturusのCEO、Kamal Mistryさんによる『最新VRエンタメ事情、これからのライブ、スポーツ、ゲーム体験』。Arcturusは3Dビデオ制作のためのボリュメトリックビデオ(VV)技術を開発する。VVは複数の動画を利用して、ポリゴンベースの立体映像をほぼリアルタイムで作る技術。

Kamalさんは、PIXARで共同創業者と出会い、AUTO DESKでも働いた経験を持つという。彼はそこで映画のキャラクターや背景を作っていたのだという。そのあとNetflix、その次Uberでデータ解析の仕事をしていたのだが、Arcturusに請われて、VVの技術に非常に驚いてCOOとして入ったのだそうだ。

たとえば、スポーツ中継の映像から、ポリゴンベースの映像を作ることができれば、観戦者はゲームを見てるのと同様にどの視点からでも試合を観ることができる。また、音楽のライブ映像をポリゴン化して、特殊効果を加えて流すこともできる。実にさまざまな可能性がある。

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

70を超えるレザーブランドが集う! 「Leathers Day TOKYO 2026」が五反田TOCビルで9月26・27日開催!

  • 2026.08.30

雑誌『Lightning』と兄弟誌『2nd』『CLUTCH Magazine』の3誌による、レザー好きのための大規模イベント。4度目を迎える今年は、初の東京会場での開催が決定! 普段なかなか手に取って実物を見ることができないブランドや、このイベントでしか手に入らないアイテムが揃う特別な2日間。さらに...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

70を超えるレザーブランドが集う! 「Leathers Day TOKYO 2026」が五反田TOCビルで9月26・27日開催!

  • 2026.08.30

雑誌『Lightning』と兄弟誌『2nd』『CLUTCH Magazine』の3誌による、レザー好きのための大規模イベント。4度目を迎える今年は、初の東京会場での開催が決定! 普段なかなか手に取って実物を見ることができないブランドや、このイベントでしか手に入らないアイテムが揃う特別な2日間。さらに...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...