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コスパ最高Soundcore Liberty 4。Ankerはイヤフォンも席巻するのか?

AnkerのオーディオブランドであるSoundcoreの最新ワイヤレスイヤフォンLiberty 4を試してみた。

Ankerはモバイルバッテリーや充電器のブランドとして知られているが、オーディオ機器のSoundcore、家電のeufy、プロジェクターのNEBULAなどのサブブランドを展開し、それぞれに素晴らしい製品をリリースしている。

バッテリーや、充電器でも、最初はリーズナブルでそれなりのクオリティー……と思っていると、アッという間に他を寄せ付けないパフォーマンスと製品クオリティーを実現するようになるので、実に油断がならない。もはや、バッテリーや充電器などではどこも太刀打ちできないほどの企業に成長しているといえるだろう。他のカテゴリーにおいてもそうならないと、誰が言えるだろうか?

1万4990円(税込)でほぼ全部入りのSoundcore Liberty 4

というわけで、今回ご紹介するのは、Soundcore Liberty 4。

Soundcore Liberty 4
https://www.ankerjapan.com/pages/soundcore-liberty-4

完全ワイヤレスイヤフォンのベンチマークといえば、AirPods Pro(第2世代)。

3万9800円(税込)の業界の大横綱AirPods Pro(第2世代)に対して、1万4990円(税込)と4割を切る値段のSoundcore Liberty 4がどこまで対抗できるかがポイントになるだろう。

機能でいえば、完全ワイヤレス、ノイズキャンセリング、3Dオーディオ対応、マルチポイント接続、ケースを含めれば28時間(AirPods Pro(第2世代)は30時間)と、AirPods Proに迫る機能が詰め込まれている。

それどころか、心拍数モニタリング、ストレスチェック、姿勢リマインダー、ワークアウト機能など、ヘルスケア系の機能も組み込まれているという意味では、AirPods Pro(第2世代)をしのぐかもしれない。

とはいえ、相手が悪過ぎる

機能も十分、音質も1万4990円(税込)という価格を考えると十分以上。他に比肩するものはないかもしれない。特に、少々ドンシャリ系だったLiberty 3 Proに較べて、ナチュラル感が増しており、オーディオとしてのクオリティーは向上している。正直、この価格でこの音質なら十分といえるだろう。

……ただし、AirPods Pro(第2世代)と較べなければ。

AirPods Pro(第2世代)のニュートラルかつ迫力のある音質、魔法のようなノイズキャンセリング機能と較べると、まだかなり差がある。正直、2.5倍以上の価格のフィーを必要とするとしても『AirPods Pro』をお勧めしたいというのが正直なところだ。周囲の音が魔法のようにスーっと消えていくAirPods Pro(第2世代)のノイズキャンセリングにはかなりまだ差がある。そして、耳からイヤフォンが外れてどこかのスピーカーから鳴ってるのじゃないかと感じるほどのAirPods Proの空間オーディオの定位に較べれば、Liberty 4の空間オーディオは驚きではない。

やっぱり、オーディオの沼は深い。そう簡単に極められはしないのである。しかし、これまで幾多のオーディオ企業が登ってきた山を、いくらAnkerとはいえ容易に極められないということに少しホッとした。

とはいえ、4万円近いAirPods Pro(第2世代)の価格は、誰もがヘッドフォンに出せる金額ではない。特にポロリと片耳紛失して1万4400円という価格は学生さんなどにはツライだろう。正直、筆者も、子供たちが中高生なら(子供は活発だから、紛失しがち)AirPods Proを買い与えるのはリスキー過ぎると思う(たびたび紛失する子供を叱責する自分の姿が目に浮かぶ……)。

そういう意味では、1万4990円(税込)で買えるSoundcore Liberty 4は非常に優れた選択肢だと思う。

筆者だって、AirPods Pro(第2世代)を体験してさえいなければ、Soundcore Liberty 4は非常に優れた選択肢だと感じたことと思う。

AirPods Pro(第2世代)にはない機能

Soundcore Liberty 4にはAirPods Pro(第2世代)にない機能がある。それがヘルスケア機能だ。

なんと、このヘッドフォンにはジャイロだけでなく心拍数計測機能もあり、ヘルスケアデータを計測してくれる。

我々、ヘビーなアップル製品ユーザーだとApple Watchを使っている人が多いので、いまさらイヤフォンで心拍を計る必要はないのだが、そうでないユーザーならジョギングの時などの心拍を計ってエクササイズプランを提供してくれるこの機能は役に立つかもしれない。

次か、その次の世代には……

1万4990円(税込)という価格に対する性能、つまりコストパフォーマンスは非常に高いと思う。ただ、ヘビーなアップル製品ユーザーは、それを上回る製品をすでに手にしているであろうという点が残念なところ。

しかし、これまでのAnker製品、Soundcore Libertyシリーズの成長速度を考えると、次か、その次の世代ぐらいの製品レビューでは、「新型Libertyで十分!」もしくは「新型Libertyの方が優れている!」という記事を書くことになるのではないかと、いまから予感している。

(村上タクタ)

 

 

この記事を書いた人
村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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