実質的にお勧め度の高いiPhone 14 Plus発売
マニアの注目はiPhone 14 Proシリーズに向かうので、どうしても地味になりがちなiPhone 14のスタンダードシリーズ。特にマニアの方が好むminiとは違って、Plusは『大きいディスプレイを備えた廉価モデル』と思って油断していたのだが、触ってみると非常に印象がいい。
iPhone 14からたった1万5000円を加えるだけでこの大画面が手に入るなら、これは一般の方にとって良い選択肢だと思う。大画面はSNSや動画も見やすい。重量も同じ6.7インチモデルのiPhone 13 Pro Maxより37g軽いというのは大きい。
これは意外なダークホースになるかも……ということで、発売日のApple表参道に行ってみた。
けっこうな行列が出来ていたが……
雨にも関わらず、オープン時には7〜80人の人が列をなしていた。
ただし、現在はオンライン予約で店舗受け取りにしている方が多いので、その方々はスムーズに受け取りができていた。10時の開店時にお待ちだったのは10人ぐらいだろうか?
あとは当日受け取りに賭けている方々。こちらは、近くに停車中のクルマとやりとりしている日本語でない方々が多かった。iPhone 14 Plusは転売市場でも人気が高いのだろう。
ディスプレイにも4機種が並んだ
発表から1カ月が経ってようやく展示台に4機種が揃った。3週間前、9月16日にPlus以外のモデルが発売されて以来、3種類のモデルを展示していた(スタンダードのiPhone 14が2台置かれていた)展示台も、ステッカーが貼り替えられて、ようやく4種類の表記となった。
5色が並べられた展示もあった。
今年の色は、ブルー、パープル、ミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)REDの5色。筆者は藤色っぽいパープルが美しいと思った。
店頭には新たなディスプレイが用意されていた。
目立たない進化こそ、お勧めの理由
今や、毎年大きな変化があるワケではないが、チップセットやカメラ、機械学習の利用など、実質的な部分で大きな性能向上を果たしている。使ってみるとその違いの大きさ、快適さに気付くはずだ。
また、9月7日に発表された全モデルが実際に発売されたということで、そろそろ次の新製品発表も気になってくる。次はiPadのスタンダードモデルだと噂されているが、Mac miniやiMacのM2搭載モデルなどもそう遠くないうちに登場するはずだ。また、今年のうちにMac Proも登場する約束だったはず。次なる発表会を楽しみに待ちたい。
(村上タクタ)
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