1.パーマで魅せるセミロング
程よく重さのあるミディアムレイヤーにラフなカール感を持たせたパーマをON。毛先のランダムなハネ感がエアリーさを感じさせ、どこかアンニュイな表情を引き出す。
2.柔らかなミディアムレイヤーが知性をまとう
ウルフでも、ボブでもない、狭間のレイヤースタイル。今季はそんなニュアンシーなスタイルに惹かれる。ネープも軽めなので、ハイネックとも好バランス。肌になじむ、顔まわりの柔らかなレイヤーは、内なる魅力を感じさせるセンシュアルなムードにぴったり。
3.透明感が決め手のミディアムレイヤーのセミロングボブ
柔らかさを前面に押し出したミディアムレイヤースタイル。明るめのスモーキーブラウンのカラーが透明感をもたらし、軽やかな印象へ導く。シアーぎみのバングも洗練された雰囲気を好サポート。
4.くすませカラー×シンプルミディアム
切りっぱなし風のミディアムレイヤーにくすみ感のあるハイトーングリーンをON。シンプルなヘアスタイルもカラーとの組み合わせ次第で個性やこだわりが表現できる。
5.アレンジバングでイメチェン自在なセミロング
顔まわりには軽さを出しつつ、アウトラインには程よい重さを残して落ち着いた知的な印象のセミロングスタイル。清潔感のある細かい毛束のうぶバングはサイドパートぎみにアレンジすればクールなかき上げバングにシフト。
6.シンプルこそ似合わせが決め手
ライン感のあるミディアムスタイルにはぱらぱらとしたストレートタッチのバングをセレクト。ナチュラルさゆえ、どんなベースデザインとも好相性だが、適度なすき間をつくって、重くならないように。
7.ヴェールカラーとミディアムのいい関係! カラーで魅せるミディアムボブ
毛先にのみ質感調整を入れた切りっぱなしミディアムスタイル。プレーンなヘアベースに表面にグレー系ヴェールのハイトーンカラーをON。女性像は強め、ヘアカラーはやさしく、そんなコントラストを楽しめる。
8.超個性キレイ系ミディアムならこちら!
肩下のワンレングス。バングも目ギリギリにカットして重めに。顔まわりのみレイヤーを入れて軽さをプラス。安定感のあるカットベースに対し、カラーはハイトーンのパールピンクを。重×軽のミックスバランスで超個性スタイルを。
9.アシメショートバングは大人女子に最適
トレンドに左右されないミディアムスタイルは、バングで個性を。似合わせを意識したアシメバングなら短めに切り込んでも子供っぽくならない。肌が見える面積が増えるため目元がぐっと明るい印象になる。
10.硬い質感+ペールトーンの姫カットウルフ
今どきウルフは 重めでナチュラルなので挑戦しやすい。顔まわりをディスコネでカットする“姫カット”ウルフなら、レイヤーをはっきり出したいときに最適。硬い質感に対してペールトーンのカラーを合わせて、“重くて軽い”“硬くて柔らかい”旬のウルフが◎。
11.プリバングで立体感を簡単再現
ぺたんとしがちな前髪は根元ふんわりな韓国風“プリバング”に。立体感があるぶんボリューミーなミディアムとの相性もばっちり。柔らかなシースルー感を持たせることで華やかな雰囲気を演出できる。
12.コンパクトでエフォートレスなミディアムパーマ
長めのパーマスタイルは毛先が重く見えがちなのでボリュームを抑えるように縦巻きパーマをON。力を入れすぎていないエフォートレスなスタイルはクセ毛のコントロール効果もあるセミロングスタイルに。
13.ラフで地毛っぽい根元からウェーブ
ハードパーマが人気だが、そこに少しラフなエッセンスも入れたいところ。根元からのパーマも、より地毛っぽく、力の抜けたウェーブ感に。スタイリングもドライな質感で、ゆるさをひとさじ。
14.大きめのしっかりカールと無造作感が決め手
大きめのしっかりカールをつけたセミドライなパーマヘア。毛先に厚みを出すため顔まわりと表面のみとレイヤーを入れすぎないのがコツ。女性らしい上品さを表現しつつ、肩の力が抜けた雰囲気がポイント。
15.刈上げ+ピンパーマで女性らしいツーブロに
女性の刈上げというと個性派さんのものと思われがちだが、ボリューム感の調整や骨格補正のためなど、用途はさまざま。ソフトな刈上げ部分にピンパーマをかけ、全体の質感が統一され柔らかい印象に。前髪は短くして刈上げを見せるとバランスよく仕上がる。
16.大人世代でもファッションカラーが楽しめる
ボリューム感を持たせた前上がりのミディアムレイヤースタイル。ブリーチハイライトを入れ、グレージュブラウンをON。トナーで彩度を加えることでより自然な立体感と透明感が演出される。大人にぴったりのセミロングスタイルだ。
17.さりげないメリハリの外ハネくびれウルフ
今旬のウルフはレイヤーをベースに考えつつも、グラデーションで厚みを残す所としっかり切り込む所の差をつけることが大切。鎖骨レングスくらいで毛先を外ハネにし、くびれをつくりながらひし形シルエットにするとバランスがよくなる。
18.極細ハイライトとオリーブベージュで柔らかさのあるカッコいい女性像に
目にかかる長めの前髪と顔まわりに動きのあるレイヤーで大人の女性らしさを表現。極細のハイライトを全体に入れてオリーブベージュ をON。ハイライトが細いので髪のダメージを軽減し、褪色しても上品さをキープできる。耳下にスモーキーグレーのインナーカラーを忍ばせて、さりげない抜け感を。
19.アンニュイな表情を引き出すS字ウェーブ
目にかかるS字ウェーブで、アンニュイな雰囲気に。平巻きパーマでつくったうねうねバングは、毛束にまとまりができるため、どこか女性らしさが感じられるモードと色っぽさがバランスよく共存。
20.カルチャーミックスでハイデザインなミディアムスタイル
原宿カルチャーとポップさを融合した長めレイヤースタイル。左のウェービーなスタイルには暖色、右のタイトなウルフ系には寒色をON。ヘアのタイプに合うカラーをミックスすることでデザイン性がより強調される。
*スタイルの担当者のサロンは取材時の所属です。
(出典:「PREPPY 2021年5月号~2021年11月号」)
Photo:Shin Chishaki(Will Creative)、Naomi Kono、Youhei Kichiraku、Tetsuaki Nagao、Shota Sotodate、Koki Okumura、Hitomi Fukuda
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