フィールドワークから生まれたグラフィックTシャツ

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「今号の古着連載は「企業モノスウェット」です。あまり注目してこなかったですが、企業同士の関係性や本拠地の位置関係など、見れば見るほど面白いですね」と語る編集・なまためがお届け!

RAY TROLLのTシャツ

プリントTをシャツの中に仕込みたくなる、そんな時期になってきました。季節を問わず店頭に並ぶため、年中気に入る1着を探しています。

古着を漁るなかで気になるのはアウトドアモチーフ、とりわけレイ・トロールのイラストTシャツ。最近のお気に入りではあるものの、古着で探すとなるとそう簡単には見つかりません。そんな折、現在も新品で展開されていると知り、今回はその1着をご紹介します。

グレーボディに「LIFE IS GOOD/DEATH IS NOT BAD」という文字プリントは、一見するとシンプルですが、言葉遊びの効いたユーモアと、どこか哲学的な響きが同居しているのが面白いところ。フロントは軽やかな印象にまとめつつ、バックには生命と死の循環を思わせるグラフィックを配置。地上の穏やかな風景と地下に眠る化石や骨とを対比的に描いていて、その世界観にぐっと引き込まれます

アラスカ州ケチカンを拠点に活動する彼は、画家でありミュージシャン、さらには海洋学的な視点も持つ異色の存在。科学とアートを横断する独自の表現が、この1着にも色濃く表れています。得意とするパロノマジア、つまり言葉遊びの感覚も効いていて、ただのプリントTで終わらない感じがいい。アウトドアやアメリカンカルチャーが好きな人、オススメです!

フロントはシンプルに文字のみの構成、対してバックには、生命と死の循環を描いたグラフィックを大胆に配置し、言葉遊びとビジュアルの両面からユーモアを効かせた1着だ。イラストを手がけているレイ・トロールはアラスカ州ケチカンを拠点に活動し、ハーバード大学やイェール大学で講演を行うほか、スミソニアン協会でも作品が展示されるなど、その表現はアートの枠を超えて高く評価されている。11,000円(マルミ Tel.03-6804-8699)

繊細なタッチで描かれるイラストは、草木1本1本まで丁寧に描き込まれている。細部を見れば見るほどに面白いグラフィックだ。

アラスカ州を拠点に活動する海洋学者兼アーティスト、レイ・トロール。科学的な正確さとユーモアを併せ持つアートワークで知られる。

地上には穏やかな自然の風景が広がり、その下には化石や骨。生と死が地続きであることをが描かれる。

(出典/「Lightning 2026年6月号 Vol.386」)

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なまため
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なまため

I LOVE クラシックアウトドア

1996年生まれ、編集部に入る前は植木屋という異色の経歴を持ち、小さめの重機なら運転可。植物を学ぶために上京したはずが、田舎には無かった古着にハマる。アメカジ、トラッド様々なスタイルを経てアウトドア古着に落ち着いた。腰痛持ちということもあり革靴は苦手、持っている靴の9割がスニーカーという断然スニーカー派。
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