羽織ってもよし、ボタンを留めてもよし、長袖開襟シャツのおすすめコーデ17選

巷ではもう90年代製までヴィンテージと呼ぶようになったみたいだが、我々はもっとクラシックに50s気分で、夏を開襟シャツで謳歌してみない? 柄物で夏らしさ全開もよし、モノトーンでシックにまとめるもよし。アウターとして、インナーとして……開襟を多様に着こなす男たちを見ていたら、夏同然にホットな気分だZE!

ドレープ感ある黒レーヨンで季節感を演出|「アトラクションズ」ディレクター・西崎智成さん

シャツ36,300円、パンツ41,800円/ウエアマスターズ、ブーツ140,800円/ビルトバック、サングラス33,000円/アトラクションズアイウエア(すべてアトラクションズ Tel.03-3408-0036)

WEARMASTERS/Lot.877 Flap Pocket Rayon Shirt L/S

西崎さんのスタイルであるブラックワントーンコーデで登場。重く見えがちな黒コーデもまったく重く見えないのは、主役となるオープンカラーシャツの生地感にある。「ヴィンテージを再現した独自開発のヘヴィウエイトレーヨンオックスを使用しているので、ハリや光沢感があって、ほどよいドレープ感が生まれています。フィラメントとスパン糸の混紡による独特の風合いも特徴。その生地感に合わせて、セミルーズフィットのシルエットにしているので、リラックス感があり、エレガントな雰囲気に仕上げました。シェルボタンや2本針の美しい縫製できっちりと仕上げました」

色褪せない50sの王道スタイルを色濃く反映|「ジャンキースペシャル」スタッフ・田中大貴さん

シャツ24,200円/スターオブハリウッド、パンツ20,680円/バズリクソンズ(ともに東洋エンタープライズ Tel.03-3632-2321)、ジャケット/ミスターフリーダム(本人私物)

STAR OF HOLLYWOOD/HIGH DENSITY RAYON OPEN SHIRT “OCELOT”

ロカビリーとロックンロールをこよなく愛する田中さんは、50年代にトレンドの全盛を迎えた開襟シャツを使ったコーディネイトもお手のもの。ブラックデニムのジャケットと黒チノにピンクのレオパード柄を合わせた、コントラストの効いた配色が印象的だ。「派手さが特徴の戦後アメリカの装いにおいて、通称“黒ピン”はエルヴィス・プレスリーから火がついたとされるあの時代定番の組み合わせなんです。当時ピンクはジャケットやネクタイなど様々なアイテムに取り入れられていましたが、今なら柄シャツを差し色として使うのがコスプレっぽくならず、ちょうどいいバランスだと思います」

素材感を活かした軽やかな春のリゾートスタイル|「マリジュアン」スタッフ・中村航平さん

シャツ34,100円/オルゲイユ(マリジュアン表参道店 Tel.03-5774-6479)、インナー、パンツ、帽子/すべてオルゲイユ(本人私物)

ORGUEIL/Speakeasy Shirt

アメリカ禁酒時代に密かに営業していた酒場「スピークイージー」を彷彿とさせるデザインの開襟シャツを軸に、白を基調としたリゾート感のあるスタイル。「レーヨン混のシャツとリネンのトラウザーで素材感を際立たせたスタイルです。股上深めのワイドトラウザーでクラシックなムードを強調しつつ、足元にはあえて重めのレザーブーツを合わせることで、上品さのなかに遊びと武骨さを加えました」

50sテイストがさり気なく出るカスリ柄です|「ジェラードフラッグシップストア」スタッフ・飯田涼太さん

シャツ27,500円、カットソー16,500円、トラウザー27,500円、シューズ88,000円/すべてジェラード、キャップ18,700円/ジェラード×ブルーネル&コーハットメーカーズ(すべてジェラードフラッグシップストア Tel. 03-3464-0557)

JELADO/Westcoast Shirt

昨年に移転リニューアルオープンしたジェラードフラッグシップストアのスタッフである飯田さんは、ブラックのオープンカラーシャツをベースにダークトーンで落ち着いた印象に。「今日着ているのは、定番としてリリースしているウエストコーストシャツ。そのネーミングの通り、オープンカラーの黄金期である50年代の西海岸をイメージしています。当時はレーヨンが主役でしたが、日本の気候や洗濯での縮みが大きいため、当シャツはコットン100%に。ブラックベースですが、よく見るとカスリ柄になっていて、シンプルすぎないバランスが気に入っていますね」

あえて色数を抑えたバナナリーフ|「ショット」プレス・山崎雄城さん

シャツ26,400円、スラックス22,000円/ともにショット(ショット グランド ストア 東京 Tel.03-3464-1913)

Schott/BANANA RAYON SHIRT

アメリカを象徴するライダースブランドであるショットの敏腕プレスである山崎さん。この日はレーヨンのオープンカラーにドレープ感あるリネンスラックスという大人なコーディネートで登場してくれた。「コーディネートの主役にしたのは、ヴィンテージでも人気の高いバナナリーフをモチーフとしたレーヨンシャツです。この手の総柄だと派手に見えがちなので、あえて色数を抑えたパターンを狙っています。もちろんデニムも合うのですが、個人的にはスラックスを合わせて、リゾート感や季節感を出すのが好み。足元はブーツでカジュアルすぎない印象に」

Tシャツ選びで開襟シャツの魅力が引き立ちます!|「ジャンキークラシックス」スタッフ・清武弘光さん

シャツ23,100円/スターオブハリウッド、Tシャツ9,900円/ベルバシーン、パンツ21,780円/シュガーケーン、ブーツ51,150円/レッドウィング、眼鏡37,400円/ブルーバー×ダッパーズ(すべてジャンキークラシックス TEL045-663-7899)、ネックレス/ゴローズ(本人私物)

STAR OF HOLLYWOOD/HIGH DENSITY RAYON OPEN SHIRT “LEOPARD”

50年代の旧きよき開襟シャツスタイルを踏襲するスターオブハリウッド。中でも清武さんの今季のイチオシは、レオパードパターン。硬派なスタイルに、動物柄の抜け感が遊び心をプラスする。「シャツの存在感が強いので他は黒を基調とし、シンプルにまとめました。開襟シャツを着る時は少しネックのユルいTシャツを選びます。そうすることで首回りもほどよくリラックスした雰囲気に仕上がりますよ」

マクレガーの開襟シャツは良作揃いです|「フェイクα」店長・澤田一誠さん

ヴィンテージオープンカラーシャツ140,800円/マクレガー(フェイクα)、Tシャツ/ラロッカ、パンツ/Lee、ブーツ/デイトン(すべて本人私物)

McGREGOR/OPEN COLLAR SHIRT

日本有数のヴィンテージショップであるフェイクαの名物スタッフであり、多くのファンを持つ澤田さん。ロッカーズやフィフティーズカルチャーに精通する澤田さんにとって、オープンカラーシャツは、ジーンズやライダースと並んで定番アイテムである。「50年代を象徴するオープンカラーシャツは、今見ても色褪せない魅力があります。その中でも名門として名高いのがマクレガー。ナイロンアンチフリーズが有名ですが、数々の名作シャツを輩出しています。このシャツも独特なカスリ柄や小振りな襟など、非常にバランスが良い。押さえておきたい銘品ですね」

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