人も荷物もたっぷり積める万能あそびグルマ「2020 ルノー カングー 1.2」

今回はこのコーナー2回連続のフランス車となるが、前回のC6とは対極的なルノーのカングーだ。

2020 RENAULT KANGOO 1.2

カングーはルノーキャトルをベースとした商用モデル「フルゴネット」の事実上の後継モデルとして97年に登場。数年後に日本にも正規輸入されるようになると、広い室内がアウトドア好きの目にとまり、日本でも人気のフランス車となった。

カングーはそのコンセプトをキープしたまま、07年にモデルチェンジを果たし、ボディサイズもひと回り大きくなる。現在は22年に再びモデルチェンジし大型化した3代目が活躍中だ。

今回紹介するのは、ルノーカングーの専門店として常時20台以上の在庫を誇るカングーの森が販売する20年式だ。同社でジープのタンクというオリーブグリーンでリニューアルペイントされ、純正よりもひと回り大きなタイヤを装着することで、オフロードテイスト満点の一台となっている。天井が高くラゲッジスペースもかなり広いカングーだが、それでいて2代目モデルの全長は4・3メートルと決して大きくない。これは駐車スペースに限りのある都心のユーザーには嬉しい限りの仕様。取材車両は純正オプションのルーフレールも備わるため、ルーフにも荷物を搭載でき、アウトドアユースにもピッタリな一台というわけだ。

スタンダードグレードは樹脂バンパーとなるが、このクルマはロサンジュ(菱形)エンブレムもブラックアウトしている。

足回りは純正のスチールホイールに、標準よりも若干直径の大きい205/70R15サイズのタイヤでオフロードテイストをアップ!

エンジンは115PS と必要にして十分なパワーを発揮するガソリン4 気筒1.2 リッターの直噴ターボで、6 速DCT の組み合わせとなる。

ボディカラーはカングーの森でタンクと呼ばれるジープの純正色にリペイント。オプションのルーフレールもブラックで塗装している。

テールランプは上部がオーセンティック仕様と同じブラックの樹脂パーツとなっている。このクルマはエンブレムもブラックアウト。

ルノージャポンで販売された日本仕様ゆえに右ハンドルとなる。センターパネルはリペイント時に外装と同色でペイントされる。

シートは純正オプションのCABANAシートカバーで、オーダーで背もたれ部分が本革パンチングメッシュとなっている。

リアシート上のルーフには3人分の蓋付きの小物入れがあり、フロントシートにも蓋なしの棚が備わる。これが意外に便利!

リアシートは足元も広くかなり快適。前席の背もたれに折りたたみ式のテーブルが用意されており、食べ物などを置くことができる。

リアゲートは左右6:4で観音開きする構造。カングーはラゲッジスペースが広いのが特徴だが、開口部が広く荷物も積みやすいのもポイント。

Specification:

全長:4300mm
全幅:1830mm
全高:1810mm
ホイールベース:2697mm
エンジン:水冷直列4気筒ターボ
排気量:1197cc
燃料供給方式:インジェクション
駆動方式:FF
税込車両価格:318万円

【問い合わせ】
カングーの森
千葉県千葉市稲毛区長沼原町48-1
Tel.043-257-0007
10時〜19時 月曜休

フロントページ

(出典/「Lightning 2026年3月号 Vol.383」)

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