ダル着じゃない。背筋が伸びるスウェットシャツ。

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「季節の変わり目ということもあってか、最近編集部で風邪が流行りましたが、僕はノーダメージでした。3日に1回のランニングと最近始めた腸活が功を奏したようです」と語る編集・みなみ 188がお届け!

ライディングハイのスウェットシャツ

今年も残すところあと一カ月。この一年で変わったことといえば、自分のなかでの“スウェット観”。当初は知識もほとんどなかったので、正直ダル着というイメージがありました。そこから様々な取材を通して、アスレチックウエアとして誕生し、ウールからコットンへと素材が変わり、時代とともにディテールが変遷していったことを知りました。極め付けはライディングハイとの出会い。同ブランドのディレクター・薄さんの綿から開発するという徹底的なモノづくりへのこだわりや、希少なアズマ編み機で作られたふわっとした肌触り、ヴィンテージへのリスペクトが感じられるデザインに心を奪われました。

このボクシンググローブポケットが目を引くスウェットシャツは、Vガゼットの生地が前後で違っていたり、袖付けがフリーダムスリーブであったりと、細部にまでこだわりが詰まっています。そして個人的にいちばんのポイントは、バイカラーのデザイン。ベーシックなグレーのスウェットシャツに、首元、袖と裾のリブ、ポケットのネイビーが程よいアクセントに。先述したモノづくりへのこだわりも相まって、着ると背筋が伸びる気がします。もうスウェットがダル着だなんて、絶対に思いません。

1970年代初期に生産され、いまでは希少なアズマ編み機によって編み立てられたスウェットシャツ。フリーダムスリーブやボクシンググローブポケットなどのヴィンテージを彷彿とさせるディテールもさることながら、ライディングハイらしい、ふわっとした質感の生地が堪らない。20,900円(ライディングハイ/ Tel.03-5773-1733 www.riding-high.com/)

肩から腕への縫い付けがS字のような曲線を描く、通称フリーダムスリーブ。腕の可動域を考慮したスポーツウエアらしい意匠だ。

スウェットシャツの歴史のなかで、デザインが多様化した1930年に多くみられるボクシンググローブ型のポケットが付く。

生地の縮み防止や汗止めのために付けられたといわれているVガゼット。フロントにはボディとは異なるリブ生地が付く。

「両V」と呼ばれる前面と背面両方にガゼットが付く仕様。背面にはリブ生地ではなく、ボディと同じ生地のガゼットが付く。

(出典/「Lightning 2026年1月号 Vol.381」)

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みなみ188
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みなみ188

ヤングTRADマン

1998年生まれ、兵庫県育ちの関西人。前職はスポーツ紙記者で身長は188cm(25歳になってようやく成長が止まった)。小中高とサッカーに熱中し、私服もほぼジャージだったが、大学時代に某アメトラブランドの販売員のアルバイトを始めたことでファッションに興味を持つように。雑誌やSNS、街中でイケてるコーディネイトを見た時に喜びを感じる。元々はドレスファッションが好みだったが、編集部に入ってからは様々なスタイルに触れるなかで自分らしいスタイルを模索中。
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