当時のリアルを落とし込んだパイロットスタイル。|バズリクソンズ/企画統括・亀屋康弘さん

ミリタリースタイルを語るうえで、本誌ライトニング読者が真っ先に思い浮かべる存在が、「バズリクソンズ」の亀屋塾長であろう。この日の装いはフライトスーツの上からG-1を羽織ったリアルなパイロットスタイル。キャップの上に重ねたゴーグルや首元のネックレスとスカーフなど、ミリタリーを深く知る亀屋塾長ならではの小物使いも見逃せない。
「今日のコーディネイトのテーマは“飛行機野郎”。フライトスーツの上にフライトジャケットを着るのは当時からしたら当たり前のスタイルですし、足元がミリタリーブーツになるのも必然的です。首元に巻いているスカーフも、ジャケットの首元のスレを軽減するためという、当時のパイロットに倣った実用的な用途が背景にあります」




イエローフレームのメガネ、海軍モチーフのキャップにヴィンテージのゴーグルを重ねた顔周りの小物使いはインパクト抜群。当時のパイロットの装いに倣った首元のスカーフや足元のタンクブーツ、スカーフの下でさりげなく主張するネックレスなどもポイントだ。歴史や伝統を理解したうえで装いに取り入れるという、亀屋塾長ならではのエッセンスが随所に光る。
ドレッシーなパンツを合わせてクリーンに味付け。|バズリクソンズ/企画スタッフ・佐々木洋佑さん

ミリタリー巧者として本誌でもお馴染みの佐々木さんがレザージャケットをコーディネイトに取り入れる際のモットーは“シンプルに着ること”。独特な革の表情が目を引く「バズリクソンズ」のAN6552を軸にインナーにはシンプルなTシャツを選び、随所に小物を効かせて程よく味付けしている。
「今日のコーディネイトはある意味いつも通りのスタイル。ポイントを挙げるならばパンツですね。センタークリースの入ったややドレッシーなウールパンツを選ぶことでクリーンな要素を加えています」



フライトジャケットの首元にアクセサリーをさりげなく効かせるのが佐々木さんのマイルール。この日は主に米海軍で採用されたAN6552に合わせてアンカーのシルバーチャームをチョイス。ほかにも存在感のあるバックルが特徴的なベルトやパイロットウォッチ、シグネットリングなど、無骨なフライトジャケットに合わせてラギッドなテイストの小物を選んでいる
ロックの香り漂う粋なクラシックスタイル。|ジャンキースペシャル/スタッフ・田中大貴さん

24歳とは思えないクラシックかつ独自のエッセンスが随所に感じられるコーディネイトを見せてくれる田中さん。この日は、「バズリクソンズ」のG-1を軸に、ロックバンド「横浜銀蝿」からインスパイアされた装いを披露してくれた。
「リーゼントに革ジャン、ホワイトのパンツは『横浜銀蝿』をイメージしました。クラシックな装いが好きなので、フライトジャケットを着る際も中にシャツを着たり、ペイズリー柄のスカーフを垂らしたりと、自分なりにクラシックを解釈し、合わせるアイテムを選んでいます」



50sの白のオープンカラーシャツ、無造作に垂らしたスカーフを合わせることで、クラシックなVゾーンを構築。手元のアクセサリー使いも秀逸だ。足元はガラスレザーのプレーントゥ。ジャケットはブラウン、靴はブラックと色をハズしているが、田中さん曰く「黒のベルトを選ぶと、髪の毛、ベルト、足元の3箇所に黒が配置されるので全体として纏まります」とのこと
(出典/「Lightning 2025年12月号 Vol.380」)
Text/K.Minami 南樹広 Photo/S.Kai 甲斐俊一郎
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