文具好き必見。再燃しているシーリングワックス(封蝋)。こんなに進化しているんです。

物欲旺盛なライトニング編集部員たちが、今の気分で選んだ欲しいモノや身銭を切って購入したアイテムをジャンルレスで報告! 今回は「紙に字を書くという行為がめっきり少なくなり、たまに書くと不慣れさが出て字がぎこちなくすごく下手になった。大人になるに連れ字が汚くなるって悲しいです(泣)」と悩むライトニング編集部の旅する女・めぐミルクがお届け。

FooRowのスターターキット

初めてならメルトポット(ワックス炉)、ワックススプーン、スタンプハンドル、キャンドル2個がセットになったメルトポットスターターキットが便利(2200円)。スタンプの模様は別売りで好みのものを選べる。今回購入したのは日本文様の青海波(2200円)。ワックスは単色からミックスまでバリエーションが豊富(660円)※すべてロフトで購入

ときどき目的もなく文具店や大型の生活雑貨店へ行く。全部のフロアをじっくりと見て回ると、思いがけないものと出会うから楽しい。シーリングワックスもそのひとつだった。
シーリングワックスは日本語で封蝋といわれ、その字のごとく、溶かした蝋で封をする道具。文具編集部にいたときに初めて使ってみたのだが、当時はまだそれほど種類もなく、蝋は長さ10㎝くらいの棒状のものが一般的。キャンドルの火に蝋を直接当てて、少しずつ封筒に蝋を垂らしていた記憶がある。

しかも、その蝋の匂いが独特で、会社中に匂いが充満してしまい、大ひんしゅくを買う始末。それ以来、シーリングワックスとは疎遠になっていた。
ところが! 最近のシーリングワックスは全然違う。まず蝋を溶かすためのスプーンがある。さらにワックス炉というスプーンを乗せた状態で蝋を温める台まで。何より驚いたのは蝋。粒状になっていて、溶かしやすくなっているじゃないか! しかも溶かすとマーブルになるミックスもラインナップ。恐れていた匂いも全然ない。

ここまで進化しているなんて、まるで浦島太郎になった気分だ。世間ではシーリングワックスが再熱しているとか。なんか、わかる!

シーリングワックスの使い方。教えます。

1回に4~5粒をスプーンにのせ、固形感がなくなるまで溶かす。温めすぎると気泡ができやくなるので注意しよう。

低い位置からワックスを円形になるように垂らす。スタンプを押すとはみ出るのでスタンプよりも少し小さいくらいがベストだ。

ワックスを垂らし終わって、一息ついてからまっすぐ上からスタンプを捺す。まだワックスがゆるい状態なので、そのまま待つ。

ワックスが冷えて固まり始めたら、スタンプを静かに外す。ワックスを多めに垂らしたためか、いびつなカタチになってしまった(苦笑)。

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年10月号 Vol.366」)

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

70を超えるレザーブランドが集う! 「Leathers Day TOKYO 2026」が五反田TOCビルで9月26・27日開催!

  • 2026.08.30

雑誌『Lightning』と兄弟誌『2nd』『CLUTCH Magazine』の3誌による、レザー好きのための大規模イベント。4度目を迎える今年は、初の東京会場での開催が決定! 普段なかなか手に取って実物を見ることができないブランドや、このイベントでしか手に入らないアイテムが揃う特別な2日間。さらに...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

Pick Up おすすめ記事

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

70を超えるレザーブランドが集う! 「Leathers Day TOKYO 2026」が五反田TOCビルで9月26・27日開催!

  • 2026.08.30

雑誌『Lightning』と兄弟誌『2nd』『CLUTCH Magazine』の3誌による、レザー好きのための大規模イベント。4度目を迎える今年は、初の東京会場での開催が決定! 普段なかなか手に取って実物を見ることができないブランドや、このイベントでしか手に入らないアイテムが揃う特別な2日間。さらに...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR