1983 TOYOTA CELICA XX(GA60)|海外輸出を考慮しての大型化&ハイパワー化。そのディテールを詳しく拝見!
エンジンはDOHCヘッドを持つ1G-GEU型直列6気筒2000cc。これに5速マニュアルを組み合わせる。
エンジンルーム内に脱着して任意の場所に移動できる作業灯が備わる。夜間の整備の際に重宝する便利なアイテムだ。
後にトヨタのハイソカーで人気となるバーガンディの内装は、実は初代セリカXXが元祖となる。変形2本スポークのステアリングにはCELICAXXのロゴが入る。
ダッシュ右側に備わるのがスピードアラームの操作ダイアルで、任意の速度でアラームが鳴るよう設定できる。
左側はワイパーの操作スイッチとなる。
ドア近くにあることが多いミラー鏡面の調整スイッチは、ステアリングコラム左側に配置される。
空調は温度設定が可能なオートエアコンとなった。
メーターは当時のトヨタハイソカーの象徴であるデジタルメーター。
フロントシートはヘッドレスト一体のセミバケット形状。リアシートも含めてかなり大きく高級感があるのは海外輸出を意識したからであろう。
【SPEC】
●全長:4660mm ●全幅:1685mm ●全高:1315mm ●ホイールベース:2615mm ●車両重量:1230kg ●エンジン形式: 1G-GEU型(直列6気筒DOHC) ●総排気量:1988cc ●最高出力: 160ps/6400rpm ●最大トルク:18.5kg-m/5200rpm
【DATA】
イスズスポーツ
〒205-0013 東京都羽村市富士見平2-1-1
TEL:0800-800-4117
営業時間:10:00〜19:00
定休日:火曜日
※情報は取材当時のものです。
(出典/別冊Lightning Vol.225「VINTAGE AUTO 現存ヴィンテージカー」)
Photo&Text/D.Katsumura 勝村大輔
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