欧州日産が放つフルサイズバンの新型が公開された。
国産車のバンといえば世界的に見れば小型。アメリカやヨーロッパではさらに車格の大きなフルサイズバンが存在する。そんなマーケットに欧州日産が投入しているのがインタースターというコマーシャル(商用)バン。
これはルノー・マスターというルノー製フルサイズバンと兄弟関係になるモデルで、現地ではライト・コマーシャル・ヴィークルというカテゴリー。
もともとは商用モデルとして開発されているけれど、これがキャンピングカーやアウトドアを趣味とする人には気になるモデルなのではないかと思ったわけ。
車格はなかなか巨大で、全長はもっとも短いモデルで5048mmと堂々たるサイズ。商用車らしくさらに長いボディがもう2種類存在している。
今回、新型が発表された次世代インタースターは、ディーゼルエンジンとバッテリーEVモデルになるインタースターeのラインナップになる模様。
その顔つきは国産車とは思えないほどイカついデザインで、なかなかカッコいい。そのベースとなるコンセプトは商用車ながら、積載量やけん引能力だけでなく、しっかりとドライバーや乗客の快適性も考えて設計されているので、キャンピングカーやトランスポーターとしても気になるところ。
日本国内で販売されている日産のバンといえばキャラバンになるが、インタースターははるかにインパクトのあるデザイン。もちろん車格は違うけど、アクティブな趣味人にはこのまま日本市場にも投入してくれればいいと思う人もいるのではないかと。
ボディカラーに明るめのカラーとかを設定して、キャンピング系バイクなどのトランスポーターに使えるコンバージョン仕様にして日本に投入したらいかがですか?
その詳細をチェックしてみよう。
ヨーロッパで日産が商用車の分野で活躍していることを知らなかった人も多いと思うが、インタースターは2001年〜2010年まで、もともとはルノーからのOEM供給を受けて生まれたモデルで、今回のモデルはその第2世代モデルという位置付け。ボディバリエーションは「ティッパー」、「ドロップサイド」、「ボックスバン」など、幅広いコンバージョンモデルをラインナップすると発表されている。荷物の輸送から大勢での人の移動まで、あらゆるシーンを想定して開発されただけに、趣味のクルマとしてもその実力を発揮してくれそう。
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