両国でクラフトビールを飲むなら100タップオーバーの「麦酒倶楽部ポパイ」へ。

クラフトビールがブームになる前から数多くの国産クラフトビールを提供し、古参のビールマニアに愛され続けている老舗が両国にある。それが「麦酒倶楽部ポパイ」。100タップという今でも他ではなかなかないタップ数を誇るこの店なら、ビギナーでも自分に合う味が見つかるはずだ。

国産クラフトを中心に、注ぎ方にもこだわって提供。

旧きよきアメリカのバーのようなカウンター席。壁一面にタップが並んでいる姿は圧巻の一言。この左の壁などにもタップを設置

「“ビールは旅をしない”という言葉があります。美味しいビールを飲むならその土地に行って飲むのが一番いい。日本で美味しいビールを飲みたいなら、やっぱり日本のビール、ということなんですが、欧米と比べて日本のビールの歴史はまだ浅い。ビールに旅をさせて品質が少し落ちたとしても、欧米のビールはそれでも美味しいんですよね」

と話すのは「麦酒倶楽部ポパイ」の2代目マスターの城戸弘隆さん。1983年に先代が店をオープン。全国の地ビールを飲める店としてスタートし、現在では100以上のタップを設置。常に約80種類のビールを提供している。

壁際のタップでは足らず、追加で冷蔵庫を設置するほど。またビッグボトル専用のサーバーも製作するなど、ビールへの愛が止まらない

「僕たちは職人です。ビールを見ただけで味を想像できなければなりません。工場から到着するビール樽は、メーカーによってガス圧が強かったり弱かったりするんです。そのままだと僕たちが出したい味じゃないので、ビールによってはガスを入れたり、逆に抜いたりとビールの個性を見極めた上で、提供しているんです」

今年でオープン34年。オープン当時からの常連客は子どもや孫がいる世代になった。シルバー会員チケットやファミリータイムなどを設け、3世代で楽しめるというのも、ポパイならではだろう。

それぞれのビールの特性を知り尽くしたプロが、ビールに合ったガス圧で一番美味しい状態で入れてくれる
オールドアメリカを彷彿させる内装。テーブル、カウンター含めて約80席用意している

「BEER CULB POPEYE」で飲みたいビールとフード。

富士桜高原ヴァイツェン

富士桜高原麦酒を代表するビールで賞も受賞。全体的にさっぱりとしていて、優しい甘さと爽やかな酸味が特徴。苦みがほとんどないので飲みやすい。

ゴールデンスランバーペールエール

苦みが強いが甘みがバランスを取っているビール。泡を作れなくはないが、泡なしのほうが、雑味がなくすっと入っていく感覚を味わえるのでお試しあれ。

フィッシュ&チップス

ボリューム満点のフィッシュ&チップス。鱈を一晩IPAに漬け込んで旨みを引き出し揚げた。お手製のチップスとセットで。

【DATA】
麦酒倶楽部ポパイ
東京都墨田区両国2-18-7
TEL03-3633-2120
営業/15:00~23:30(月〜金曜)、14:00~23:30(土祝曜)
休み/日曜
https://www.70beersontap.com/

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Lightning増刊 東京クラフトビール」)

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