愛用バッグを長く使うためのリペア&カスタマイズ・サービスを知っているか?

ミルスペックを中心とした質実剛健なファブリックと、メイドインジャパンの徹底したクオリティで機能美溢れるバッグを展開する実力派ブランドであるフルクリップ。その自社ファクトリーでは、フルクリップ製品は言わずもがな、他社のバッグでもリペアやカスタムを熟練のクラフトマンが施工してくれる。

原因を究明し、従来よりもタフにリペア!

「フルクリップ事業部」マネージャー兼プロダクトプランナー・平垣亨さん(左)|大の釣り好きであり、MTBやBMX、筋トレをこよなく愛するアクティブな一面も持つ。またミリタリーのファブリックにおけるスペシャリスト 「フルクリップ事業部」クラフトマン・髙野修平さん(右)|専門学校を卒業後、フルクリップの大ファンであったため、アドに入社。ミリタリーマニアでもあり、様々なプロダクトに精通する若き職人だ

フルクリップは、数々の有名ブランドのバッグのOEMを手掛けるメーカーを母体に持つ実力派ブランド。そのノウハウを活かして、自社製品以外のバッグでもリペアやカスタムを行ってくれる。平垣さんと髙野さんは、ともにデザインを手掛けながらも、設計から生地の裁断、縫製まですべての工程を行えるクラフトマンでもある。実際にリペアを依頼したが、その原因から解析し、本来の仕様よりもタフな仕様にリファインしてくれた。リペアやカスタムを受けてくれる理由は、ブランドの根底にある理念があるからだ。

「フルクリップは、“使い手の時間を豊かにしてくれるもの作り”という理念で様々なプロダクトを展開しています。カバンはファッションの前に道具でもあるので、自分の用途に合わせてカスタムをしたくなる気持ちはよくわかりますし、お客様のリクエストを聞いてしまう性分で(笑)。修理においてもできる限り対応したいのですが、化繊生地の劣化や加水分解は、リペアをしようにも、どうにもならないので要注意です」

フルクリップは拡張性の高さが魅力のジャパニーズ・バッグブランド。日本では出回っていないミルスペックを中心としたタフな生地と、平垣さんのライフワークである釣りやキャンプなどで必要とされる機能美を落とし込んだブランド。細かなアクセも展開し、ミリタリーの装備のような拡張性を持つ

【サービス①】実はオプションでショルダーストラップの後付けカスタマイズが可能!

カスタム依頼でもっとも多いのが、トートバッグにショルダーストラップを付けられるパーツの取付。自社製品においては無料で行っており、他社製品でも有料で受け付けている。ストラップは別売りで、片手で操作できる特許を取得した優れもの。1100円〜

こちらがリペア前の状態。

こちらがリペア後。ユーティリティさが人気のダブルレインボートートバッグ。まるで本来の仕様のようにストラップ用のリングを装着。バッグ1万3200円、ストラップ4290円

【サービス②】自社製品はもちろん、他社製品の持ち込みでもバッグリペアを承り中!

自社製品でなくても修理を受け付けてくれる。このバックパックは、ストラップが切れてしまった状態。過重だけでなく、縫製箇所が重なることで起こるケースもあるそう。この場合は、裏の縫製を取り外し、ストラップを再度縫い付けた。ストラップの端の処理も再び行い、強度も高めた。4400円〜

ストラップが切れてしまった場合は、内側の縫製を外してから、再度縫い付けていくのが正解。わりかし多い修理だそう。

見た目は直したことがまったくわからない完璧な状態にしてくれた。ストラップの縫い付けや裏の縫製もオリジナルよりも頑丈に改良してくれるなど、職人技が光る。

【サービス③】樹脂製マルチインナートレイもバッグサイズに合わせてオーダーメイドできる!

マネージャーである平垣さんは、釣りを趣味にしており、サンプルができるとフィールドテストを何度も行い、そこで修正をしたり、付属アクセサリーを開発する。このマルチインナートレーも現場から思いついたアイディアで、サイズオーダー可能。1485円〜

フルクリップのストレージバッグに合わせたサイズであれば、通販で買うことも可能。小型ボックスの収納からルアーローテーション時の簡易テーブルまで、幅広く活躍してくれるのだ。

特殊な樹脂をサイズによって切り出して形成していく。面ファスナーによる1点止めなので、取り外しも簡単。片側跳ね上げ式なので、中の荷物も出し入れしやすい。

【問い合わせ】
株式会社アド
TEL048-959-9555
https://fullclip.shop

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年2月号 Vol.358」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

70を超えるレザーブランドが集う! 「Leathers Day TOKYO 2026」が五反田TOCビルで9月26・27日開催!

  • 2026.08.30

雑誌『Lightning』と兄弟誌『2nd』『CLUTCH Magazine』の3誌による、レザー好きのための大規模イベント。4度目を迎える今年は、初の東京会場での開催が決定! 普段なかなか手に取って実物を見ることができないブランドや、このイベントでしか手に入らないアイテムが揃う特別な2日間。さらに...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

70を超えるレザーブランドが集う! 「Leathers Day TOKYO 2026」が五反田TOCビルで9月26・27日開催!

  • 2026.08.30

雑誌『Lightning』と兄弟誌『2nd』『CLUTCH Magazine』の3誌による、レザー好きのための大規模イベント。4度目を迎える今年は、初の東京会場での開催が決定! 普段なかなか手に取って実物を見ることができないブランドや、このイベントでしか手に入らないアイテムが揃う特別な2日間。さらに...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...