ゆかりの地“横浜”にまつわる、一生もののダウンジャケット。
ダウンジャケットは、紛れもなく機能服である。しかも南極観測隊のそれとなると、生死を分ける最も重要なギアである。今回紹介するのは、実際に南極観測隊が命を託すダウンジャケットを手掛ける、国産最強ダウンメーカー『ザンター』に横浜の人気ブランド『ブルーポート』が別注したモデルだ。両者には意外にも共通点がある。実は南極調査船「しらせ」は、南極へ向かう際に横浜の「大桟橋」を出港しているのだ。
ゆかりの地“横浜”にまつわる男心くすぐるストーリーから生まれた両者のコラボ。ダウンジャケットに“一生もの”という価値観を感じることは稀かもしれないが、このダウンジャケットを見たなら、紛れもなくそれを直感するだろう。
ZANTERとは?
ザンターは、日本で初めてダウンウエアを手掛けた老舗メーカー。その優れた性能から南極観測隊のオフィシャルウエアとしてダウンを60年以上にわたって提供し続けている。
【ZANTER × BLUE PORT】EXPLORER
昨年リリースして話題を呼び、即完売したZANTERへの別注モデル。南極観測隊が実際に着用するマイナス60℃まで対応するダウンパーカーをもとに、タウンユースできるように設計している。表地に耐久撥水素材「ブリザテック」を採用しており、撥水だけでなく内部の湿気も外部に放出してくれるのも特徴だ。14万9900円
【ZANTER × BLUE PORT】URBAN EXPLORER
先に紹介したEXPLORERをもとに、さらにタウンユースしやすいようにアレンジしたのがこのモデル。800フィルパワーは踏襲しながら、表地に軽量かつ高級感のある高密度なポリエステル×コットン素材を採用。シルエットも若干絞ってスッキリさせ、ファッション性を高めている。オレンジとブラックの2色展開で各11万9900円
【問い合わせ】
HEATH
TEL045-228-7850
https://www.heath-industrial.com/view/news/20231128100535
(出典/「Lightning 2024年1月号 Vol.357」)
Text/T.Miura 三浦正行 Photo/S.Kai 甲斐俊一郎
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