オーバースペックは男のロマン。南極観測隊を支える国産最強ダウン

横浜を拠点にする人気ブランド『BLUE PORT』から、昨年話題を呼んだ国産最強ダウンメーカーへの別注モデルがリリースされる。今季はさらにタウン用にアップデートしたモデルもラインナップしているので要チェックだ!

ゆかりの地“横浜”にまつわる、一生もののダウンジャケット。

ダウンジャケットは、紛れもなく機能服である。しかも南極観測隊のそれとなると、生死を分ける最も重要なギアである。今回紹介するのは、実際に南極観測隊が命を託すダウンジャケットを手掛ける、国産最強ダウンメーカー『ザンター』に横浜の人気ブランド『ブルーポート』が別注したモデルだ。両者には意外にも共通点がある。実は南極調査船「しらせ」は、南極へ向かう際に横浜の「大桟橋」を出港しているのだ。

ゆかりの地“横浜”にまつわる男心くすぐるストーリーから生まれた両者のコラボ。ダウンジャケットに“一生もの”という価値観を感じることは稀かもしれないが、このダウンジャケットを見たなら、紛れもなくそれを直感するだろう。

ZANTERとは?

ザンターは、日本で初めてダウンウエアを手掛けた老舗メーカー。その優れた性能から南極観測隊のオフィシャルウエアとしてダウンを60年以上にわたって提供し続けている。

【ZANTER × BLUE PORT】EXPLORER

昨年リリースして話題を呼び、即完売したZANTERへの別注モデル。南極観測隊が実際に着用するマイナス60℃まで対応するダウンパーカーをもとに、タウンユースできるように設計している。表地に耐久撥水素材「ブリザテック」を採用しており、撥水だけでなく内部の湿気も外部に放出してくれるのも特徴だ。14万9900円

羽毛のかさ高を示すフィルパワーはなんと800! 反発力・復元力に優れた最高品質のものを使用
スナップボタン付きの比翼の下はダブルジップ仕様。ホイッスルが付属するのが“本気”の証だ!
袖先はマジックテープ式の長いストラップで細かくサイズ調整可能。手袋の上からでもフィット!
左上腕にはBLUE PORTオリジナルの刺繍パッチが付属。両社にまつわるストーリーが隠されている
首元内側にはZANTERのネームラベルの他に、800フィルパワーを示すラベルも誇らし気に付く
左身頃の内側にクラシックかつ高級感のある佇まいが魅力の「BLUE PORT」のネームラベルも付属

【ZANTER × BLUE PORT】URBAN EXPLORER

ORANGE
BLACK

先に紹介したEXPLORERをもとに、さらにタウンユースしやすいようにアレンジしたのがこのモデル。800フィルパワーは踏襲しながら、表地に軽量かつ高級感のある高密度なポリエステル×コットン素材を採用。シルエットも若干絞ってスッキリさせ、ファッション性を高めている。オレンジとブラックの2色展開で各11万9900円

南極大陸を描いたBLUE PORTオリジナルの刺繍パッチ。星マークは昭和基地の場所を示している。ストーリー性のあるコラボモデルの象徴といえるだろう
日常のタウンユースにはオーバースペックといえる800フィルパワーは健在。寒さとは無縁の1着だ
こちらは袖先にアジャスタはなく、代わりに内側にリブが施されており、普段使いしやすい仕様だ
左身頃の内ポケット部分にBLUE PORT、ZANTER、800フィルパワーのラベルが誇らしく並ぶ
タウンユースしやすいようにフードがジッパーで取り外し可能になっている点も大きな魅力だ
首元のヨーク部分には「MOFF(モフ)」という消臭抗菌に優れた機能的なメッシュ素材が付く
左腹部内側にはマップポケットを装備。チケットなどちょっとしたものを収納するのにも役立つ

【問い合わせ】
HEATH 
TEL045-228-7850
https://www.heath-industrial.com/view/news/20231128100535

(出典/「Lightning 2024年1月号 Vol.357」)

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ランボルギーニ三浦
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ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
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