プライベート・ドッグパークで愛犬と過ごせるグランピング施設が茨城県つくば市に誕生。

世の中のレジャーは多様化。コロナ禍も手伝ってアウトドアやキャンプ需要は高まったけれど、今やそのスタイルは細分化されている。

そんななかでも愛犬家にとってうれしい施設がここ「ルーシーリゾート」だ。

もともとは愛犬も大人ものびのびと遊べるドッグリゾートパークだったけれど、この8月から愛犬といっしょに泊まれるグランピング施設もスタート。

愛犬家にとっては最高の施設が誕生した。

愛犬と自由に過ごせるプライベート空間。

もともとここのオーナーの岡添さんは大の愛犬家。愛犬を自由に遊ばせたいという思いで関東でも最大級という天然芝のドッグフィールドをオープンさせた。

ローカルだけでなく首都圏の愛犬家にとって最高のドッグパークだと呼び声が高いクオリティというだけでなく、東京都心からも高速道路で60分圏内ということで、早くも話題の施設として愛犬家たちに知られることとなった。

そんなルーシーリゾートがこの8月にさらにアップデート。完全プライベートになるグランピング施設「PRIVATE PARK」をオープンさせた。

これは1区画ごとにコンセプトの違うサイトが8棟存在。室内から外まで愛犬が自由に行き来できるだけでなく、愛犬とノーリードで過ごせるアウトドア体験をしたいという愛犬家たちの思いを実現させてくれる施設になっている。

それぞれの区画はオールドアメリカンなエアストリームから現代のキャンピングトレーラーやトレーラーハウスなど、それぞれが個性豊か。

自分の好きなスタイルの区画をチョイスして、愛犬ととっておきのリゾート体験ができる。

遊ぶ、過ごす、食べる、そして癒されると、都心から約1時間で楽しめる「非日常」を体験してみてはどうだろう。

関東でも最大級を誇るドッグフィールドは総天然芝で愛犬の足腰にも優しい設計。井戸水を使ったドッグプールがあるのは珍しく、愛犬家にも好評だ。使用料は1匹1650円から(愛犬の大きさで異なる)
グランピングのチェックインなどを行うレセプションは都会的なセンスでまとめたアーバンな世界観。程良い高級感が日常を忘れさせてくれる
鹿児島のNAAFとコラボレーションしたここのオリジナルの愛犬用フードは約40種類ラインナップ。ちょっとしたおやつにもこだわったモノをあげたい
グランピング施設になるPRIVATE PARKはそれぞれの区画が約2メートルのウッドフェンスで仕切られているので完全プライベートになっている
アウトドア感をより満喫したいならおすすめのロータスベルテント。オニオンのようなフォルムは、室内の雰囲気も特別な感覚が味わえる。水回りは敷地内の外に完備している
クラシックなアウトドアを満喫するなら1970年式のエアストリームがおすすめ。敷地内に薪風呂やシャワーも完備している。最大5人で宿泊可
エアストリームの室内はしっかりとリノベーション済。オールドアメリカンの雰囲気そのままのウッディなスタイルで仕上げている
日が落ちてエアストリームに光が灯ると雰囲気もさらに良くなる。愛犬たちをノーリードで遊ばせておくことができるだけでなく、完全にプライベートスペースになるので、周囲を気にすることなく、のんびりと過ごすことができる
こちらは2023年式のセーラムトレーラー。現代アメリカンのセレブなキャンプスタイルを満喫できる。区画内にはテラスやジャグジーも設置されている。最大6人で宿泊可
セーラムトレーラーの室内はまるでアメリカのモーテルに泊まっているかのような感覚に。アメリカ人が昔から親しんできたレジャーを体験できる
トレーラーハウスはもはや一戸建て。ウッドデッキもあるので、これもまた非日常のリゾート感を愛犬と楽しめる。最大6人で宿泊可
トレーラーハウスの中はこれが移動式だとは思えないほどインテリアが充実。写真のリビングスペースの反対側には寝室も完備している。天井も高く開放感も最高

宿泊プランは、1泊2食(オリジナルのフレンチ料理)付きの「スタンダードプラン」、1泊2食付きの「地元茨城県の食材を使ったBBQプラン」がともに5万円(2名1室利用時)から。食事は持ち込みになる「素泊まりプラン」で4万円(2名1室利用時)からとなっている。

【DATA】
Lucy Resort(ルーシー リゾート)
茨城県つくば市上河原崎39-1
TEL029-896-6411
13時~21時(平日)、10時~21時(土日祝) 火曜定休(ドッグフィールド、キッチンカー、セレクトショップ)
https://www.lucyresort.com

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
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