【東京横丁酒場ガイド】ブルドック(大井町)|見かけは強烈だが基本に忠実な、洋食飲みの殿堂。

  • 2023.09.16

”せんべろ”や”ハシゴ酒”、”ネオ大衆酒場”などが昭和時代を知らない若者の間で流行っている今、「安くて旨い」横丁酒場が人気を集めている。大井町にある洋食店「ブルドック」は、メガ盛り店としても有名だが、ビールやワイン好きにはたまらない美味で人気。さらに豪放磊落なキャラの店主もいるので、楽しい夜が過ごせること請け合い。

美味いメガ盛り洋食と名物店主に出会える。

いわゆるレトロ感が嬉しい。店内にはテーブル席、カウンター席を設ける

ソースと同じで、ブルドッグではなく「ク」。メガ盛り店とよく報道されるが、それなりに酒類も置いていて、名物のわらじメンチカツを突つきながらのビールは、洋食飲み愛好派には堪えられないはず。巨大オムライスにケチャップで絵文字を描いてくれるサービスでも知られ、女性客も案外多い。

店の外では昔ながらのショーケースが暖かく光る

店長の鈴木謙さんは豪放磊落なキャラで、得意の手品を披露しながら、自らをそして大井町を「アウトロー」だと語る。「考えるために生きている」。そんな鈴木さんの吟遊詩人のような言動とは裏腹に、洋食のイロハに忠実な店で、グラタン類の濃厚な味わいには白ワインのグラスが一気に空になる。しっかり手作りのベシャメルソースの適度な塩気は、ウィスキーのお供にもぴったりなのだ。

店主の鈴木さんは演劇をやっていた姉の影響で’70年代のカウンターカルチャーにどっぷりハマり、プログレバンドや絵画にも取り組む青春時代を送った

酒が進む「ブルドック」の人気洋食がこちら!

メンチカツは単品770円、ライス、みそ汁、お新香付の定食で1150円。

「オムライス(単品900)」はラブ注入とばかりにケチャップでハートマークを。

DATA
ブルドック
東京都品川区東大井5-4-13
TEL03-3471-6709
営業/1140分~21
休み/水曜・第3木曜

※値段など情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/別冊Lightning Vol.209TOKYOノスタルジック横丁」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部