六本木の片隅で新たなウイスキーとの出会いを楽しむ。|ヒロズバー(東京・六本木)

バーにも様々なコンセプトがあり、お酒はもちろんプラスαで楽しめる店がたくさんある。世界中から旅行客が訪れる街、東京・六本木にある「HIRO’S BAR」は、定番からレアモノまで世界各国から厳選したウイスキーを取り揃えている老舗バー。それでいて決して敷居が高そうに感じる雰囲気ではなく、落ち着いてお酒を楽しめる空間が魅力だ。

眠らない街の片隅で静かに時を刻み続ける場所。

奥に豊富なウイスキーのラインナップが並ぶカウンターはバーでは珍しいU字型。六本木の喧騒を離れた空間でじっくりとウイスキーを嗜む場所

世界から旅行客が訪れ、芸能関係者なども集う六本木エリアの外れ、4丁目に位置する老舗「HIRO’S BAR」。店内は六本木の都会的でガヤガヤとしたイメージとは相反する落ち着いた空間だ。

エントランスを潜ってまず目に入るのはU字型のカウンターの奥に並べられた数百種類のウイスキーをはじめとしたボトルの数々。決して敷居が高そうに感じる雰囲気ではないが、ウイスキーのラインナップは本格派。定番からレアモノまで世界各国から厳選したウイスキーを取り揃えている。

オープンは約40年前。旅好きのオーナーが世界から来客が訪れるバーをイメージしてスタートしたお店を、現在はバーテンダーの大町さんが受け継いでいる。様々なスタイルのバーが立ち並ぶ六本木だからこそ、落ち着いた雰囲気でゆっくりとお酒を楽しめるスタンダードなバーを意識していると言う。

都会の喧騒を忘れ、リラックスしてウイスキーと向き合える場所。玄人はもちろん、初心者の方でも自分に合ったウイスキーの楽しみ方と出会えるはずだ。

ウイスキーはジャパニーズからスコッチ、バーボンまで幅広く、棚に並んでいるだけで400種類以上の種類を揃えている。随時新しい銘柄が入荷されるので、いつ行っても新しいウイスキーに出会えるはずだ。静かな空間でバーテンダーと会話しながら飲めるので、ウイスキーに興味を持ち始めた初心者でもうんちくを聞きながらウイスキーを味わえる

ウイスキー初心者にも 優しい六本木の老舗バー。

初代のオーナーが旅好きだったため壁には世界地図をディスプレイ。

六本木のバーでは珍しく団体用のテーブル席も用意されている。

現在の店名はHiro’s Barだが初代のオーナーが約40年前にオープンさせた頃は海外からのお客さんを意識してか、「Hiro’s Bar International」という名前だった。このバーの歴史として当時の看板やインテリアを残している。

世界地図をイメージした装飾は初代オーナーが手作りで製作したもの。

店内の至る所にウイスキーが並べられている。

アイラ島の麦を使ったシングルモルトで知られるブルックラディが販促用に作ったディスプレイ。各国の選りすぐりのバーだけに贈呈された限定品だ。

スッキリとした甘さとスモーキーな香りが共存するカクテル。

香りが強いジョニーウォーカーのダブルブラックを使用。あっさりとした甘さとスモーキーな香りを同時に楽しめる。ウイスキーが得意ではない方でも挑戦しやすいカクテル。

シェイカーにレモン15mとパウダーシュガー2tspを入れ混ぜる。

カクテルグラスにチェリーと角を落とした氷を用意。

シェイカーにブレンデッドウイスキーのジョニーウォーカー30mを注ぎ、氷を入れシェイク。ジョニ黒のニックネームで知られるブラックよりさらに香りが強いダブルブラックをチョイス。

カクテルグラスに先ほどシェイクしたモノを注ぐ。

炭酸水をフルアップし、静かにかき混ぜて完成。

【レシピ】
Jonny Walker Double Black 30ml
レモン 15ml
パウダーシュガー 2tsp(10ml)
炭酸水 適量
チェリー 1

合わせたいおつまみ。

ニンニクと醤油、オリーブオイルを加えてオーブンで焼き上げたオイルサーディン。

オーナー・大町匡さん|7年前からHIRO’S BARを経営する大町さん。10代の頃から大阪で修行を積み、その後六本木へ。幅広いスタイルのウイスキーに精通し、自分の好みの一杯に出会うヒントをくれるはず

HIRO’S BAR series

スコッチウイスキーからバーボン、ジャパニーズウイスキーと様々なスタイルのウイスキーを揃えるHIRO’S BAR。バーテンダーの大町さんのセレクトで随時世界中からチョイスされ、ボトルウイスキーやブレンデッドウイスキーなど珍しい銘柄もラインナップされるので、好みを伝えて選んでもらうのも面白いだろう。

BOOKER’S

アルコール度数62.95%誇るバーボン。最近では入手しにくくなってきているが、パンチの効いた味と香りにコアなファンが多い。

OCTOMORE 09.3

OCTOMOREシリーズのア イラ島の麦を多く使用したスモーキーなシングルモルト。生産数が少ないため、貴重な一杯。

サントリー 21

日本が世界に誇るブレンデッドウイスキー。3つの蒸留所から厳選した原酒をブレンドして熟成。世界中で賞を受賞する名作。

BIG PEAT

ダグラスレイン社のボトラーズウイスキー、BIG PEATの日本限定モデル。ラグビーW杯を記念した限定のパッケージにも注目。

MACALLAN

HIRO’S BARのスタンダード的なウイスキーとして提供するシングルモルト。癖が弱く、飲みやすいので初心者はまずはココから。

ヒロズバーのグラス考。

上からストレート、タンブラー、ロックグラス

グラスはブランドに拘らず、雰囲気に合うデザインや飲みやすさを優先したセレクト。

DATA
HIRO’S BAR(ヒロズバー)
東京都港区六本木4-10-12 狸ビル2F
TEL03-3423-4667
営業/19時~28
休み/日祝日

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/別冊Lightning Vol.214「ウイスキーブック」

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

磨き続けた伝統が、新たな定番を生み出していく。「アリゾナフリーダム」の新作に注目

  • 2026.06.03

長く愛される定番には理由がある。そして、その定番を更新し続ける覚悟があるからこそ、プロダクツは生き続ける。今回、紹介する新作は、奇をてらった変化ではなく、受け継がれてきた意匠や職人技を礎にしながら、細部にわたり静かな進化を重ねた美しい作品たち。変わらないために進化し続ける。そこには揺るぎないクラフト...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

Pick Up おすすめ記事

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...

磨き続けた伝統が、新たな定番を生み出していく。「アリゾナフリーダム」の新作に注目

  • 2026.06.03

長く愛される定番には理由がある。そして、その定番を更新し続ける覚悟があるからこそ、プロダクツは生き続ける。今回、紹介する新作は、奇をてらった変化ではなく、受け継がれてきた意匠や職人技を礎にしながら、細部にわたり静かな進化を重ねた美しい作品たち。変わらないために進化し続ける。そこには揺るぎないクラフト...

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

落語家たちが洋装に身を包む会、第4弾! 落語会「師匠お似合いですよ」の舞台裏で注目の落語家たちをSNAP!

  • 2026.05.18

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する落語会、その名も「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。第4回目となる今回も大盛況でした。楽屋裏で撮影したみなさまの素敵な着こなしをお届けします! 落語家たちが洋装に身を包む会「師匠お似合いですよ」の舞台裏に潜入! ...