六本木の片隅で新たなウイスキーとの出会いを楽しむ。|ヒロズバー(東京・六本木)

  • 2023.09.08

バーにも様々なコンセプトがあり、お酒はもちろんプラスαで楽しめる店がたくさんある。世界中から旅行客が訪れる街、東京・六本木にある「HIRO’S BAR」は、定番からレアモノまで世界各国から厳選したウイスキーを取り揃えている老舗バー。それでいて決して敷居が高そうに感じる雰囲気ではなく、落ち着いてお酒を楽しめる空間が魅力だ。

眠らない街の片隅で静かに時を刻み続ける場所。

奥に豊富なウイスキーのラインナップが並ぶカウンターはバーでは珍しいU字型。六本木の喧騒を離れた空間でじっくりとウイスキーを嗜む場所

世界から旅行客が訪れ、芸能関係者なども集う六本木エリアの外れ、4丁目に位置する老舗「HIRO’S BAR」。店内は六本木の都会的でガヤガヤとしたイメージとは相反する落ち着いた空間だ。

エントランスを潜ってまず目に入るのはU字型のカウンターの奥に並べられた数百種類のウイスキーをはじめとしたボトルの数々。決して敷居が高そうに感じる雰囲気ではないが、ウイスキーのラインナップは本格派。定番からレアモノまで世界各国から厳選したウイスキーを取り揃えている。

オープンは約40年前。旅好きのオーナーが世界から来客が訪れるバーをイメージしてスタートしたお店を、現在はバーテンダーの大町さんが受け継いでいる。様々なスタイルのバーが立ち並ぶ六本木だからこそ、落ち着いた雰囲気でゆっくりとお酒を楽しめるスタンダードなバーを意識していると言う。

都会の喧騒を忘れ、リラックスしてウイスキーと向き合える場所。玄人はもちろん、初心者の方でも自分に合ったウイスキーの楽しみ方と出会えるはずだ。

ウイスキーはジャパニーズからスコッチ、バーボンまで幅広く、棚に並んでいるだけで400種類以上の種類を揃えている。随時新しい銘柄が入荷されるので、いつ行っても新しいウイスキーに出会えるはずだ。静かな空間でバーテンダーと会話しながら飲めるので、ウイスキーに興味を持ち始めた初心者でもうんちくを聞きながらウイスキーを味わえる

ウイスキー初心者にも 優しい六本木の老舗バー。

初代のオーナーが旅好きだったため壁には世界地図をディスプレイ。

六本木のバーでは珍しく団体用のテーブル席も用意されている。

現在の店名はHiro’s Barだが初代のオーナーが約40年前にオープンさせた頃は海外からのお客さんを意識してか、「Hiro’s Bar International」という名前だった。このバーの歴史として当時の看板やインテリアを残している。

世界地図をイメージした装飾は初代オーナーが手作りで製作したもの。

店内の至る所にウイスキーが並べられている。

アイラ島の麦を使ったシングルモルトで知られるブルックラディが販促用に作ったディスプレイ。各国の選りすぐりのバーだけに贈呈された限定品だ。

スッキリとした甘さとスモーキーな香りが共存するカクテル。

香りが強いジョニーウォーカーのダブルブラックを使用。あっさりとした甘さとスモーキーな香りを同時に楽しめる。ウイスキーが得意ではない方でも挑戦しやすいカクテル。

シェイカーにレモン15mとパウダーシュガー2tspを入れ混ぜる。

カクテルグラスにチェリーと角を落とした氷を用意。

シェイカーにブレンデッドウイスキーのジョニーウォーカー30mを注ぎ、氷を入れシェイク。ジョニ黒のニックネームで知られるブラックよりさらに香りが強いダブルブラックをチョイス。

カクテルグラスに先ほどシェイクしたモノを注ぐ。

炭酸水をフルアップし、静かにかき混ぜて完成。

【レシピ】
Jonny Walker Double Black 30ml
レモン 15ml
パウダーシュガー 2tsp(10ml)
炭酸水 適量
チェリー 1

合わせたいおつまみ。

ニンニクと醤油、オリーブオイルを加えてオーブンで焼き上げたオイルサーディン。

オーナー・大町匡さん|7年前からHIRO’S BARを経営する大町さん。10代の頃から大阪で修行を積み、その後六本木へ。幅広いスタイルのウイスキーに精通し、自分の好みの一杯に出会うヒントをくれるはず

HIRO’S BAR series

スコッチウイスキーからバーボン、ジャパニーズウイスキーと様々なスタイルのウイスキーを揃えるHIRO’S BAR。バーテンダーの大町さんのセレクトで随時世界中からチョイスされ、ボトルウイスキーやブレンデッドウイスキーなど珍しい銘柄もラインナップされるので、好みを伝えて選んでもらうのも面白いだろう。

BOOKER’S

アルコール度数62.95%誇るバーボン。最近では入手しにくくなってきているが、パンチの効いた味と香りにコアなファンが多い。

OCTOMORE 09.3

OCTOMOREシリーズのア イラ島の麦を多く使用したスモーキーなシングルモルト。生産数が少ないため、貴重な一杯。

サントリー 21

日本が世界に誇るブレンデッドウイスキー。3つの蒸留所から厳選した原酒をブレンドして熟成。世界中で賞を受賞する名作。

BIG PEAT

ダグラスレイン社のボトラーズウイスキー、BIG PEATの日本限定モデル。ラグビーW杯を記念した限定のパッケージにも注目。

MACALLAN

HIRO’S BARのスタンダード的なウイスキーとして提供するシングルモルト。癖が弱く、飲みやすいので初心者はまずはココから。

ヒロズバーのグラス考。

上からストレート、タンブラー、ロックグラス

グラスはブランドに拘らず、雰囲気に合うデザインや飲みやすさを優先したセレクト。

DATA
HIRO’S BAR(ヒロズバー)
東京都港区六本木4-10-12 狸ビル2F
TEL03-3423-4667
営業/19時~28
休み/日祝日

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/別冊Lightning Vol.214「ウイスキーブック」

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部