廃棄されるはずのデニムたちがスニーカーに生まれ変わった!

ハンドメイドのスニーカーブランドで知られるスピングルムーヴがアメリカで廃棄させられる予定だったデニムを再利用したデニムスニーカーを作った。エコでファッショナブルな1足は売り切れ続出の人気アイテムだ。

ユーズドデニムから作られる、こだわりのスニーカー。

ウッド調で開放感のある東京・吉祥寺の直営店

広島県府中市を拠点に昔ながらのヴァルカナイズ製法でハンドメイドスニーカーを手掛けるスピングルムーヴ。

素材やデザイン、作りへのこだわりは2002年の創業以来、一貫して継承されており、ヴァルカナイズ製法ではあまり使用しないようなレザーを筆頭にさまざまな素材に積極的に挑み、また靴ごと染める製品染め、各ブランドとのコラボ企画など、ファンを楽しませてくれている。

今回、紹介するデニムスニーカー。1足ずつ個体差のあるインディゴの表情を見せるアッパーは、実はアメリカで廃棄予定だったユーズドデニムを回収し、日本国内で洗浄、分解ののちにパッチワークの生地に蘇らせた生地。そのため、デニムのインディゴも濃かったり、薄かったりと多様な表情を見せてくれているのがこのデニムシリーズの最大の特徴だ。

またパッチワーク生地であるため、裁断面が切りっぱなしになっていること、さらにデニムのほつれを楽しめるようにあえてシューホールのハトメを打たないなど、デザイン性の高い仕上がりとなっている。すでに品薄状態となっていることもあり、デニムファン、スニーカーファン必見のアイテムだ。

店内には新作はもちろん、ゴアテックスを使用したスニーカ ーやビジネス用、さらにはビブラムソールによるカスタムサービスなどフルラインナップが揃っている

素材はアメリカ製デニムのパッチワーク。

SPM-356U

デザインはもちろん、使用するアッパー素材にも力を入れてきたスピングルムーブ。パッチワークデニムを使用したモデルはこの4型のみで今春のリリース直後から、直営店をはじめ、すでに品薄状態が続いているという。2万6400円

SPM-141U

2万3100円

植物由来の繊維であるセルロースナノファイバーをゴムに練り込んだラバーCNFソールを採用。従来のソールに比べ、耐摩耗性を約40%低減させた。

SPM-442U

2万8600円

SPM-211U

2万4200円

同じ生地でサコッシュも製作。

デニムのパッチワークをマテリアルに使用したサコッシュは、バッグブランドで知られるウィルダネスエクスペリエンスとのコラボレーション。

【DATA】
SPINGLE MOVE stage.01 吉祥寺
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-4-18
TEL0422-27-2424
営業/11:00〜20:00
休み/無休
https://www.spingle.jp

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年7月号 Vol.351」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

もはや芸術品! 「Horizon Blue Jewelry」の装飾品の域を超えた美学

  • 2026.06.26

あまりに精緻で、目を見張るほどに美しいHorizon Blue Jewelry。その作品群を目の当たりにすれば、単なるアクセサリーの域を超え“芸術品”とも称される所以を容易に理解できるだろう。ここでは、アートピース級の美しさを湛えるジュエリーのなかから今後発売予定の新作も含めて紹介する。 アクセサリ...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

Pick Up おすすめ記事

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

もはや芸術品! 「Horizon Blue Jewelry」の装飾品の域を超えた美学

  • 2026.06.26

あまりに精緻で、目を見張るほどに美しいHorizon Blue Jewelry。その作品群を目の当たりにすれば、単なるアクセサリーの域を超え“芸術品”とも称される所以を容易に理解できるだろう。ここでは、アートピース級の美しさを湛えるジュエリーのなかから今後発売予定の新作も含めて紹介する。 アクセサリ...