1.ミリタリー同士のレイヤードが光るスタイリング。|「THE FAT HATTER」店長・渡部陽介さん
貴重なベトナム戦争時のタイガーストライプカモのジャケットに、USアーミーのラジオをベストをレイヤードしたスタイルが際立つ渡部さん。トップスがハードなので、ボトムスは爽やかにリーバイスのホワイトデニムをチョイス。ザファットハッターのハットも◎
2.淡いトーンでまとめて、無骨な印象をうまく解消。|「TROPHY CLOTHING」プレス・藤原一茂さん
定番でリリースしているトロフィークロージングのサマーフライトジャケットをベースにしたスタイリングが様になっている藤原さん。USネイビーをモチーフにしたデザインで、バイクからデイリーユースまで活躍。あえて淡いトーンでコーデしたのも素晴らしい。
3.濃いめのミリタリーパンツをドレッシーに着こなす。|「WOLFMAN BARBAR SHOP」曽原猛さん
日本のバーバーシーンを牽引する曽原さんは、USMCのフィールドパンツをモチーフとしたブライスランズのミリタリーパンツを基軸にコーディネイト。他のアイテムをシンプルにすることで、大人っぽい着こなしになっている。足元はグルカサンダルで夏っぽく。
4.ミリタリーとストリートを緩くミックス。|「アルバトロス」副店長・平松隆征さん
トライバルカモフラージュのシャツが印象的なミリタリーとストリートのミックススタイル。「シャツは’90年代のアサットのもので、ミリタリーテイストの太めのパンツと合わせました。インナーにはバンドTシャツを合わせることでほどよくストリート感を演出しました」
5.パンチのあるジャケットを、シンプルに着こなす。|「mountain mountain factory」店長・北島陽さん
名古屋の人気アウトドアショップでショップマネージャーを務める北島さんは、レアなベトナム戦争時のスーベニアジャケットを基軸にコーディネイト。あえてきれいめなスラックスやオーセンティックなスニーカーを合わせることで、すんなりと着こなしているのが好印象だ。
6.旬なブランドのミリタリーショーツをカジュアルに。|「SNS TOKYO」スタッフ・押田雄太さん
スウェーデン発の人気セレクトショップであるSNSの名物スタッフである押田さんは、イギリスのアリーズのミリタリーショーツでこなれた印象に。足元には先日リリースされたコーデュロイのエアマックス1で、アクセントを付けている。Tシャツは、SNSのオリジナルブランド。
7.デニム×ミリタリーを象徴する鉄板スタイル。|「スラット」スタッフ・稲野辺佳祐さん
定番のリーバイス、セントジェームス、U.S.アーミーのヴィンテージをさらりと着こなし、アイテムセレクトに安心感さえ覚える。「普段からミリタリーウエアは着用しますが、野暮ったくならないようにインナーやシューズでバランスをとるようにしています」
8.ミリタリーのスポーツアイテムで無骨さを解消。|「TROPHY GENERAL STORE KANAZAWA」オーナー・工保誠吾さん
トロフィークロージングの2号店となるトロフィージェネラルストア金沢の代表を務める工保さんは、オールブラックの無骨なミリタリーコーデ。トップスは、USアーミーのトレーニングジャケットをモチーフとしたデザインなので、ほどよくカジュアル感があるのもポイントだ。
9.全身ミリタリーもので揃えながらも爽やかに。|「サファリ 1号店」スタッフ・平山竣也さん
ヘリンボーンツイルのヴィンテージジャケットにゆったりしたシルエットのU.S.NAVYのデニムパンツをコーディネイト。「シューズはオールデンのプレーントゥブーツですが、ミリタリーラストを使用したもの。シューズも含めてすべてミリタリーテイストに仕上げました」
10.ミリタリー×ワークは、無骨すぎない合わせが大事。|「WAREHOUSE TOKYO」店長・浅井耕太郎さん
ヴィンテージスウェットのコレクターとしても有名な名物スタッフの浅井さんは、ウエアハウスのカーゴパンツに、シャンブレーシャツというミリタリー×ワークの組み合わせがポイント。ツートーンのデザインや足元のニューバランスなど、無骨すぎないように工夫している。
11.リラックス感と清潔感を合わせた気品ある着こなし。|「Amici」オーナー・中野和彦さん
ミリタリーとワークという上下の組み合わせながら、モノトーンカラー、ボーダー柄でさわやかにし、野暮ったさが出ないようシックな雰囲気に。また首元には柄のネッカチーフ、足元にローファーを合わせることで、エレガントな雰囲気をプラス。
12.ポップなTシャツをアクセントに野暮ったさを軽減。|「SALERS」スタッフ・キタタクさん
1950年代のポプリンユーティリティシャツに銘品とされるタイガーストライプをコーディネイト。「ミリタリーのセットアップですが、インナーにポップなプリントのTシャツを挿し込み、スニーカを合わせることで軽快さを演出しました」
13.ミリタリーウェアでは珍しい鮮やかなレッドカラー。|「HOOTIE COOTIE」スタッフ・井上海人さん
夏らしい真っ赤なポロシャツの色合いをソックスで拾い、定番のM47パンツをロールアップすることで爽やかさをプラス。さらに黒のローファーで落ち着きを持たせている。どちらもユーロミリタリーでチャレンジしやすいフランス軍モノ。
(出典/「Lightning2023年7月号 Vol.351」)
Text/S.Sato 佐藤周平、T.Itakura 板倉環、Y.Yoshida 吉田佳央 Photo/K.Hayashi 林和也、S.Ohmura 大村聡志、M.Watanabe 渡辺昌彦、Y.Yoshida 吉田佳央
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