こういうのはオッサンが被るからいいんだよ! Cookman Beanie Humburger

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介!

今回は、「1年のうちの約300日は帽子を被ってるんじゃないかというくらいコーディネイトのバランスを取るのに帽子が欠かせないので、ハゲないことを祈る……」と語る、編集部の古着番長・ランボルギーニ三浦がお届け!

このポンポンがバランスの肝なんだな。

昔からボンボン付きのニット帽が好きで、新品・古着に関わらず結構買ってたんだけど、若い時は子供っぽくなりすぎるような気がしてそれほど被ってこなかった。それが30歳を超えたくらいかな。積極的に被るようになったのは。以来、自分の冬のワードローブには欠かせない存在になっている。

実はこの手のニット帽は、可愛らしいんだけど、1トーンのコーディネイトに合わせると挿し色になるし、上品なコーディネイトで足元は革靴かブーツかなという時に合わせると、スニーカーを合わせやすくなったりと、すごくコーディネイトの幅を広げてくれるので気に入っている。特にオッサンになってから合わせる方が、そういうハズし技としての使い方が効いてくるかなと。

また、自分の中ではニット帽って結構好みがあって、被った時の厚みや頭頂部のあまり具合など、コーディネイトによって選ぶものがマチマチなのに、ボンボンが付いているやつなら、形はほとんど不問で、カラーバランスだけ考えて選んでいる。つまり、この頭頂部のボンボンが全体のスタイルのバランス感を保つのに重要なんだろね。

ハンバーガー柄で赤×白というカラーリングは、言わずもがなジーンズとの相性抜群。個人的にはツイードのジャケットスタイルなんかのハズし技にも使ってほしいな。そして、子供ウケもすごくイイ。被り口のゴムが結構しっかりしているので、幼児でも被れると思う。実際うちの4歳児も被って気に入った様子だった。2090円(cookman-shop.com

そんな大好きなボンボンニット帽コレクションに新たな仲間が加わった。先日横浜は赤レンガ倉庫前で開催した弊誌主催の『ハンバーガーフェスティバル』にて手に入れた、アメリカの『Cookman(クックマン)』というブランドのもの。付いている値札は15ドルなのに、イベント特別価格は超円安な為替を無視したかのような1900円(税込)という価格にもビックリ! この可愛いハンバーガー柄も女子ウケ間違いないので超オススメしたい!

可愛いハンバーガーが頭を囲むように並ぶ。こういうボンボ ンニット帽ってアメリカらしくて、 企業の広告なんかにも使われ てきた歴史がある
アメリカ西海岸でシェフたちが集まって生まれたワークウエアブランドがクックマン。ストリ ート感と上品さが共存しているのが魅力的!
被り口が結構狭いので、ちょっとボリュームがある方が好みの自分的には、 被り口を2回ロールアップしてちょい浅めに被るのがいいかな。色違いのホ ットドッグ柄も買えば良かった……

(出典/「Lightning 2023年1月号 Vol.345」)

この記事を書いた人
ランボルギーニ三浦
この記事を書いた人

ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

【Punctuation × 2nd別注】手刺繍のぬくもり感じるロングビルキャップ発売!

  • 2025.10.29

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【Punctuation × 2nd】ロングビルキャップ[トラウト] 温もりのある手仕事が特徴の帽子ブランド「パンク...

進化と伝統、どちらもここに。「L.L.Bean」のアウトドアと日常の垣根を超える名品たち。

  • 2025.10.17

100年以上にわたり、アウトドアと日常の垣根を越える名品を生み続けてきた「エル・エル・ビーン」。誠実なモノづくりと顧客への真摯な姿勢は、現代まで脈々と受け継がれている。伝統を守りながらも進化を恐れない、その精神こそが、今も世界中の人々を魅了し続ける理由だ。 愛される理由は機能美とその誠実さ 100年...

【土井縫工所×2nd別注】日本屈指のシャツファクトリーが作る、アメトラ王道のボタンダウンシャツ発売!

  • 2025.10.07

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! トラッド派には欠かせない6つボタンのBDシャツ「6ボタン アイビーズB.D.シャツ」 アメリカントラッドを象徴するア...

“黒のコロンビア”って知ってる? オンオフ自在に着回せる、アップデートされたコロンビアの名品を紹介!

  • 2025.10.21

電車や車といった快適な空間から、暑さや寒さにさらされる屋外へ。都市生活は日々、急激な気温差や天候の変化に直面している。実はその環境こそ、自然で磨かれた「コロンビア」の技術が生きる場だ。撥水性や通気性といったアウトドア由来の機能を街に最適化し「コロンビア ブラックレーベル」は、都市生活者の毎日を快適に...

いつものトラッドがこんなにも新鮮に!ジャパンデニムの雄エドウインが提案する、クラシックな黒

  • 2025.10.18

“黒”という色はモードファッションとの結びつきが強い。故にトラッドスタイルとの親和性は低いように思われる。しかし、エドウインの提案する“黒”は実にクラシックである。 クラシックなトラウザーズが黒とトラッドを身近にする ブレザー、ボタンダウンシャツ、スラックス……。アメリカントラッドを象徴するアイテム...

Pick Up おすすめ記事

【J.PRESS×2nd別注】こんなイラスト、二度と出会えない。 著名イラストレーターとのコラボスウェット。

  • 2025.10.21

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【J.PRESS×2nd】プリントスウェットシャツ【AaronChang】 アメリカにある優秀な8つの大学を総称して...

進化と伝統、どちらもここに。「L.L.Bean」のアウトドアと日常の垣根を超える名品たち。

  • 2025.10.17

100年以上にわたり、アウトドアと日常の垣根を越える名品を生み続けてきた「エル・エル・ビーン」。誠実なモノづくりと顧客への真摯な姿勢は、現代まで脈々と受け継がれている。伝統を守りながらも進化を恐れない、その精神こそが、今も世界中の人々を魅了し続ける理由だ。 愛される理由は機能美とその誠実さ 100年...

【土井縫工所×2nd別注】日本屈指のシャツファクトリーが作る、アメトラ王道のボタンダウンシャツ発売!

  • 2025.10.07

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! トラッド派には欠かせない6つボタンのBDシャツ「6ボタン アイビーズB.D.シャツ」 アメリカントラッドを象徴するア...

“黒のコロンビア”って知ってる? オンオフ自在に着回せる、アップデートされたコロンビアの名品を紹介!

  • 2025.10.21

電車や車といった快適な空間から、暑さや寒さにさらされる屋外へ。都市生活は日々、急激な気温差や天候の変化に直面している。実はその環境こそ、自然で磨かれた「コロンビア」の技術が生きる場だ。撥水性や通気性といったアウトドア由来の機能を街に最適化し「コロンビア ブラックレーベル」は、都市生活者の毎日を快適に...

2nd

良質な素材感とシルエットが美しい、東洋エンタープライズが展開する「ゴールド」。

  • 2025.10.17

東洋エンタープライズが展開する「ゴールド」。白黒の世界で際立つ良質な素材感とシルエットをご堪能あれ。 質感、シルエット、美しいミリタリー&ワークウエア 米軍同様のへビーナイロンツイルを使ったMA-1。軽量性・保温性・防寒性を備えたクライマシールドの中綿でスペックは現代的だが、エイジング加工によってヴ...