40代メンズ必見! 大人の革ジャンコーデ19スタイル。

革ジャンのエイジングは、個人の生き様を映す鏡といっても過言ではない。ライトニング本誌でお馴染みの、ファッション界のカリスマ達に登場してもらい、彼らが着込み、愛し、そして育て上げた革ジャンをスナップさせてもらった。大人世代でなくても、この着こなしは参考になるはずだ。

1.「GLADHAND CORE」ショップマネージャー・橋本佑さん

ライダースはグラッドハンドとショットのコラボで誕生した「GLADPOSTALS」。U.S. MADEらしい身幅が広めだが、GLADHAND独自のサイズ感にリサイズ。オーバーサイズの着こなしで力の抜けたラフな雰囲気に。マフラーやシャツ、ハットを合わせ、引き締めたスタイリングがポイント。

2.「FINE CREEK LEATHERS」スタッフ・有馬裕太さん

ファインクリークレザーズのリンドバーグは、多脂革の2㎜厚の馬革を採用することで、マットな質感ながら擦れで光沢感が現れてくるのが特徴。そんな革の存在感を活かすために、革ジャンの時は極力シンプルなスタイルに合わせるという有馬さん。右身頃のシボ感がいい雰囲気を醸し出している。

3.「TROPHY CLOTHING」代表・江川真樹さん

エポレットやウエストベルトなどの装飾を省き、馬革の質感の良さが際立ったトロフィークロージングのライダースジャケット。馬革の中でも希少なサドルを使い、茶芯仕様にしているため、擦れやすい部分は下地のブラウンが出て、ヴィンテージ顔負けの表情になっている。

4.「SMART CLOTHING STORE」店長・姫野賢治さん

タンニン鞣しのホースハイドを使ったフェローズのスポーツジャケットは、当初こそ硬さがあるが、着込むことで馴染んでいく感覚がたまらないと姫野さんは語る。あえてカジュアルなスウェットでコーディネイトしているのもポイント。このリラックス感は見習いたいところだ。

5.「JELADO」プレス・森俊範さん

6年ほど着ている定番のレザージャケットであるウィンチェスターは、70sのフラワームーブメントで生まれた名作がモチーフ。ヘビーなステアハイドは、根気強く着込んだことでいいエイジングとなっている。直球の70sスタイルでなく、ベストを合わせるあたりのセンスはさすが。

6.「ATTRACTIONS」プレス・竹本大輝さん

ビルトバックのハーフコートは、光沢を抑えた質感をもつが、5年の着用によって艶やかな皺が刻み込まれている。コーディネートは定番の素材感やカラーを綺麗に見せるため、5ポケットデニムではなくトラウザースをチョイスし、スカーフなどで品のある着こなしにまとめている。

7.「LEWIS LEATHERS JAPAN」スタッフ・池野優也さん

タイトフィットのライトニングは、マテリアルにシープスキンを使用したもので、5年ほど愛用。ほどよいシワ感とエイジング、柔らかな素材感がお気に入り。「バイク用としても、街着としても着られるサイズ感やシルエットの良さが好きでヘビーに着用している1着です」

8.「JUNKY SPECIAL」店長・鎌田純平さん

バズリクソンズのA-2(BR80501)を3年ほど愛用している店長の鎌田さん。夏でも冷房の効いた店内で着用するほどで、背中に入った一本の筋がお気に入り。革ジャン選びのコツを尋ねると「革はそれぞれ表情があります。ご自身の目で見て、ピンときた物や着たい物を選ぶといいですよ」

9.「ADDICT CLOTHES JAPAN」スタッフ・石嶋聡さん

ブランドの代表作AD-01をさらりと羽織る石嶋さん。味が出やすいシープスキン(茶芯)だけに2年着用とは思えないほどのエイジングが生まれている。モノトーンコーデにすることで男らしくモダンな雰囲気を演出しつつも、オンブレーのシャツで抜け感もプラス。ぜひ真似したいコーデだ。

この記事を書いた人
モヒカン小川
この記事を書いた人

モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ヒートツイードとは? 軽くて薄くて暖かい、英国派に捧ぐ革命ツイード

  • 2026.10.26

〈トラディショナル ウェザーウェア〉が誇る人気シリーズ、ヒートツイード。英国ツイードのオーセンティックな雰囲気はそのままに、驚くほど軽く、保温性の高いオリジナル生地。一度味わうとやみつき間違いなし! 英国らしくも、軽くて暖かなツイード生地は現代的ヘビーデューティ素材の最適解である。 【コート】ブラン...

HISTORY OF B.V.D. 着心地を追求した150年

  • 2026.10.20

1876年、ニューヨークで誕生したB.V.D.。風を通すゆったりとした肌着から、水着、街や休日を彩るシャツまで。その歩みを貫くのは、日々を心地よく過ごすための工夫だ。時代ごとの広告や製品を手がかりに、着心地を追求してきた150年をたどる。 HISTORY OF B.V.D. 1876年 ニューヨーク...

19世紀から英国紳士に愛され続ける世界最高峰のハンドメイド傘

  • 2026.10.19

年間を通じて降水頻度が高い英国において傘は必需品。ひいては英国紳士を象徴するプロダクトのひとつだ。その中でも、旧くから英国王室や上流階級の紳士たちに愛されてきたFOX UMBRELLAS(フォックス アンブレラズ)は最上級の存在である。 手作業から生まれる圧倒的な造形美 真のトラッド好きは服だけでな...

世界最高峰のニットメーカー「JOHN SMEDLEY」が編むもの。

  • 2026.10.20

イングランド中部、リーミルズの自社工場で240年以上前からニットウエアを作り続ける〈ジョン スメドレー〉。1784年に創業した同ブランドが編んできた歴史と伝統が息づく場所で彼らが編むものとは。 240年の伝統と魂が息づくファクトリー 英国のトラッドブランドとして群を抜く歴史を持つのが〈ジョン スメド...

金子ノブアキが着る【REDKAP × FREAK’S STORE】

  • 2026.10.21

長い歴史を持つワークウエアブランド〈レッドキャップ〉と〈フリークス ストア〉のコラボアイテムを金子ノブアキが今の感覚で着こなす。年齢を重ねたからこそ楽しめる服のこと、ブランドが持つ哲学のこと、そしてこれから大切にしていきたいこと。45歳を迎えた金子さんに、ファッションと生き方について話を聞いた。 タ...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

HISTORY OF B.V.D. 着心地を追求した150年

  • 2026.10.20

1876年、ニューヨークで誕生したB.V.D.。風を通すゆったりとした肌着から、水着、街や休日を彩るシャツまで。その歩みを貫くのは、日々を心地よく過ごすための工夫だ。時代ごとの広告や製品を手がかりに、着心地を追求してきた150年をたどる。 HISTORY OF B.V.D. 1876年 ニューヨーク...

東京・入谷にできた靴づくりの新聖地「THE ZINE FOOTWEAR CLUB.」にメディア初潜入!

  • 2026.10.18

「ブラザーブリッジ」や「シュアブーツ」を手がける「ザ ジン フットウェア」。店舗と企画・縫製工場がひとつになったいわば“本拠地”を入谷に新設した。メディア初公開となる、その全貌に迫る。 メーカーでもあり店舗でもある新拠点 弊誌の読者であれば、おそらく「ブラザーブリッジ」という革靴ブランドはご存知であ...

「BEORMA」140年の伝統を受け継ぐ、英国屈指のレザークラフト

  • 2026.10.21

英国トラッドを語るうえで欠かすことのできない存在がレザークラフトだ。140年の歴史とクラフトマンシップを受け継ぎ、現代のスタイルにも馴染む唯一無二のプロダクトを生み出す〈べオーマ〉は、その筆頭となりうる存在だ。 熟練職人の魂宿る伝統のレザークラフト 英国中部の小さな町・ウォルソール。革加工・馬具産業...

東洋エンタープライズが手がける「ゴールド」。高品質な素材選びに一切の妥協なし。

  • 2026.10.20

1965年に創業した日本屈指の老舗メーカー東洋エンタープライズ社が手がける〈ゴールド〉。同社が得意とするヴィンテージへの膨大な知見と技術力の高さを活かしつつも上質にモダナイズしたものづくりに定評がある。着用時のシルエットはもちろん、高品質な素材選びに一切の妥協をしないこと。それこそがシンプルな服に深...