FINE CREEKのニューホープ。次に狙うべきレザージャケット4選

ファインクリークを扱うディーラーショップの中でも、おそらく最も若い代表、それが久永宥斗さん。東京・江戸川区にある「ラットスタイル」を一人で切り盛りしている。以前は鹿児島に店舗を構えていたが、一念発起して東京に進出した猛者。若いながらも、そのファッションの卓越した知識と柔らかい人格で、着実にファンを獲得している。まさにファインクリークのニューホープ。彼の提案するファッションは、革ジャン好きのオジサン(失礼!)だけでなく、若者にもじわじわと影響を与えてきている。今後が楽しみで仕方がない。そんな彼にイチ押しのレザージャケットを4つ紹介してもらった。

INNOCENCE ( DEER ) WHITE|こいつをどう着こなすかアナタのセンスが問われる。

1930年代に見られたグリズリージャケットを、ファインクリークのフィルターで再構築した意欲作。オールホワイトで、清潔感のある佇まいが特徴的だ。襟とボディのムートンに合わせて、白鞣し・2.6㎜厚のディアスキンを採用している。これは、革を染料で白く染め上げるのではなく、鞣しの段階でホワイトミモザを使って染めることで、この白さを実現している。チンストラップやウエストベルトなど、当時のディテールも忠実に再現。綺麗に着ても良し、あえて汚しながら着てもサマになる純白の熊ジャン、アナタならどう着こなす? 299,970円

INNOCENCE ( HORSE) RED|真っ赤な熊ジャンって案外着やすいよね!

上で紹介したグリズリージャケットとは、打って変わって派手な印象のジャケット。ただ、実際に来てみると、見た目ほどには派手に感じず、案外すっきりと着こなすことができる。右のモデルがディアスキンだったのに対して、こちらはホースハイド。ベジタブルタンニン鞣しの1.3㎜厚の馬革を採用。ムートン部分も「毛流し」と呼ばれるカールしていないムートンを採用し、美しい毛並みを実現している。革ジャン好きの間でも「キワモノ」と呼ばれがちな熊ジャンだが、この機会に自分のモノにしてみてはいかがだろうか? 279,950円

LEON THE NO STAR|レザーラバーが泣いて喜ぶこの茶芯がたまらないぜ!

1950年代から1970年代のダブルライダースの意匠を組み合わせ、ファインクリーク代表の山﨑さんの理想のジャケットに仕上げたのがこちらのレオン。1.8㎜厚のベジタブルタンニン鞣しの馬革を用い、まず芯通しで茶の水性染料で染め、その後に芯まで染めないよう、黒の水性染料で丸染めしている。このような手の込んだ革のため、着込んだ後のエイジングは、まさにヴィンテージそのもの。この写真を見てほしい。こちらは久永さんが着込んだもの。古着さながらの“面落ち“した茶芯が出現している。レザーラバー垂涎のモデルなのだ。206,800円

HAMPTON|Gジャンタイプの火付け役が放つ「第三の矢」。

レザーのGジャンタイプで一大旋風を巻き起こしたファインクリークレザーズだが、こちらはそのサードタイプ。1.2㎜厚のフルベジタブルタンニン鞣し・アニリン仕上げの馬革を採用し、着込むほどに特有の皺とエイジングが楽しめる。元々、ワークシャツの袖付けが施されているデニムジャケットだが、パターンを徹底的に見直し、ライダースジャケットと同じような前付けの袖付けにしてあるため、着用時にオリジナルのような「野暮ったさ」は全くなく、スタイリッシュに着こなすことができる。この着用感を体感してほしい。192,500円

【DATA】
Rat Style
東京都江戸川区上篠崎2-8-12
13 時〜19 時 水曜休
Tel.03-6684-9713
https://ratstyle.official.ec/

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