今回作るのはコチラ。
まずArty’sがどんなバーなのかを紹介しよう。元々は大阪や海外でバーテンダーを経験してきたアーティさんが、昨年東京・恵比寿にオープン。この店にしか卸していないアメリカ産のラム酒を使ったモヒートやフレッシュなフルーツを使ったフローズンダイキリ、そして好みに合わせたお酒を創作してくれる。安価なお酒もアーティさんの手にかかると、まったく違うお酒になるという、アーティさんならではの技も見所のひとつ。
パッションフルーツを使った夏らしいカクテル。ミキサーを使わず作れるのでとても簡単だ。ポイントはソーダの他にトニックウォーターを使うことで、より飲みやすくしていること。材料を用意して、Let’s Try!
1.フルーツの実を容器に入れる。
まずパッションフルーツの実を容器に削り取る。実と一緒に種も一緒に入れてOK。1人分だと1/2個が目安。
2.リキュールを入れる。
使用するのはラム酒とリキュールのコアントロー。それぞれ30mlずつ(1:1の分量)を投入する。
3.よくかき混ぜる。
容器を回してパッションフルーツとリキュールがしっかり合わさるようによく混ぜる。マドラーを使うと混ぜやすい。左はしっかり混ぜた状態。
4.グラスを冷やす。
大きめの氷を用意し、角をカットする。その氷でグラスを冷やす。グラスを回しながら冷やすのがかっこいい。冷やしている段階で出る余分な水は必ず捨てること。もちろん冷蔵庫で冷やしてもOK。
5.果汁をグラスに入れる。
グラスに氷を入れ、先ほど作ったカクテルの素を注ぐ。そして、マドラーを使って一定速度で回転させていく。実はこの作業がカクテルを美味しくするコツでもある。
6.トニックウォーターとソーダを入れる。
まずトニックウォーターを半量入れ、そのあとソーダを追加。ソーダのみと比べてトニックウォーターがとてもいい仕事をしてくれる。
7.軽くかき混ぜて出来上がり。
下から上に持ち上げるように軽くかき混ぜて出来上がり。南国の風が一気に吹き込むような口当たり。
美味しいお酒を飲むための覚え書き。
1.かき混ぜるときは焦らずゆっくり、そして一定速度でよく回すこと。
2.ちょっとした一手間を惜しまないのがお酒が美味しくなるコツ。
3.飲みにくいものも組み合わせ次第で、飲みやすくなるのがお酒の面白さ。
【DATA】
The Arty’s Bar Mojito Laboratory
東京都渋谷区恵比寿4-4-15 バルビゾン105-8F TEL03-5860-2836
営業/20:00~27:00
休み/日曜
https://www.artys-mojito-lab.com
※男性に限り紹介制。初めて来店する方は、まずホームページで来店基準をチェックしよう
(出典/「Lightning2022年9月号 Vol.341」)
Text/M.Matsumoto 松本めぐみ Photo/A.Osaki 大崎晶子 M.Maruyama 丸山桃子
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