自身の落書きをモチーフにしたアメリカンなワッペン工房兼ショップ。
「doodle」とは落書きという意味。早川さんがハンドルミシンを使って作るチェーン刺繍のワッペン。モチーフとなるのは自分の落書きだ。
長年、グラフィックデザイナーとしての勤務歴もあることから、PCを使ったグラフィック制作には慣れているはずなのだが、あくまでも落書き。もちろん現在も手描きだ。これまでに描き貯めた落書きは、B6サイズのリングノート13冊分。手の空いた時間に過去の落書きを見ながら、おもむろに描き始めることも少なくない。
「実はハンドルミシンを購入したのは、裁縫・手芸を趣味としていた妻なんです。ところがスタイルに合わなかったのか、ミシンは放置されたまま。代わりにちょっと遊んでみようかなってノリで始めたのがきっかけで、徐々に没頭していくようになったんです」
早くも2、3カ月で習得した早川さん。現在はミシンの修理やメンテも全て自分で行う。奇しくも彼が操作できるのはハンドルミシンのみ。普通のミシンを踏むことはできないのだという。
「doodle50」の作品の一部を紹介!
作品はファッションに気軽に取り入れられそうなワッペンから、インテリアとして飾りたい刺繍作品までさまざま。その一部をご紹介。
Clown(H78 ㎝×H68 ㎝)27万5000円(額装)
Rock of Age’s(H85㎝×W103㎝)44 万円(額装)
サイコロくん(H12㎝×W16㎝)4950 円(額装)
MC Dog(H23㎝×W25㎝)1 万7600円
Red Devil(H31㎝×W22㎝)1万3200円
Peanut Jr.(H11㎝×W7㎝)4950 円
Eagle(H11㎝×W15㎝)5500 円
Coffee(H10.5㎝×W11㎝)4950 円
【DATA】
doodle50
埼玉県さいたま市南区曲本5-6-3 1F
TEL048-607-0252
http://www.doodle50.com
休み/不定休
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「Lightning2022年6月号 Vol.338」)
Text/T.Itakura 板倉環 Photo/S.Sawada 澤田聖司
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