ここから始まる恋がある。「BUZZ RICKSON’S」のTYPE G-1 A.PRITZKER & SONS,INC.

  • 2022.04.01

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介!

今回は、YouTube『モヒカン小川のレザーチャンネル』が大好評の革ジャンの伝道師・モヒカン小川がお届け!

BUZZ RICKSON’SのTYPE G-1 A.PRITZKER & SONS,INC.

M422から始まる米海軍フライトジャケットの系譜の中で、初めて“G-1”と呼称されたのが1940年代末期に登場したこのスペック55-J-14。G-1は現在でも支給される最も息の長いフライトジャケット。素材には顔料仕上げのゴートスキンを採用し、ディテールもオリジナルを忠実に再現している。18万4800円

フライトジャケット好きの勢力を分かつ二大巨頭、それがA‒2とG‒1だ。正直に言う。俺は圧倒的に「A‒2派」だ。申し訳ないが、ここではくどくどとA‒2やG‒1の基本的な説明をする気はない。どんな服かわからない人は、ライトニングのバックナンバーを読んでくれ。

▼こっちの記事にも詳しく載ってるのでぜひ

一生モノの革ジャンを選ぶ時に知っておきたい7つのこと。-おすすめブランドからお手入れまで‐【保存版】

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2022年11月08日

そもそも俺は、戦闘機も旅客機も含めて飛行機が大好きだ。昔は航空無線片手に羽田や成田に通っていたし、ライトニング編集部に配属になってからは、チャック・イェーガーがベルXS‒1で飛び立ったエドワード空軍基地にも行き、ついでにその上空で音速を超えたとされるヴィクタービルという街の空を撮影しにも行った。

オハイオ州デイトンにあるライト兄弟が営んでいた自転車屋「ライトサイクル」にもわざわざ足を向け、同じくオハイオ州にあるアメリカ空軍博物館を取材したこともある。シアトルにあるボーイング社のエバレット工場でボーイング787の作られる過程を撮影し、ワシントンD.C.のスミソニアン博物館で、歴史的な航空機をすべてこの目に焼き付けてきた。そうです、はっきり言って自慢である。

で、A‒2の話。あまりにA‒2が好き過ぎて、ラフウェア社の工場跡(ペンシルバニア州ミドルタウン)にも行った。建物はきちんと残ってはいたが、今ではアブナイ人たちのアパートメントになっており、なかなか刺激的な体験をしたこともある。もちろんその時俺は、ラフウェアのA‒2を着ていたのは言うまでもない。

よく聞かれる質問がある。「何故A‒2が好きなんですか?」。まったくもって愚問である。そんなものは、ちょっとした人生の弾みで好きになってしまったという、神様のいたずらに過ぎないのだ。ちょっとした弾みで出会い、付き合っていくうちに気付いたら好きになっていた。貴方の配偶者を見てみるといい。そんなもんでしょ?

では何故、俺は今回G‒1を手に入れたのか。決まっている。『TOP GUN マーヴェリック』の公開が待ちきれないから。俺はこいつで劇場に行く。今まで食わず嫌いだったのは認めよう。だが断言する。ここから始まる“恋”がある。

背中や脇にプリーツが設けられているのがG-1の特徴。A-2に比べ運動性能が高いのが嬉しい
襟裏にはUSNのステンシルが入る。コントラクターによって書体や大きさ、色、位置が異なる
1951年にB-15Cも製造納入していたA.PRITZKER & SONS,INC. 社が手掛けたG-1を再現した

【問い合わせ】
東洋エンタープライズ
TEL03-3632-2321

(出典/「Lightning 2022年4月号 Vol.336」)

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