今回は、10年前はハーレー専門誌「クラブハーレー」に所属し、久々に書くハーレーの原稿にウキウキしている編集部の何でも屋・サカサモトがお届け!
リターンバイカーとしては好印象なパンアメリカ。
HD初のアドベンチャーモデルであるパンアメリカ。そもそもアドベンチャーモデルとはオンオフ問わずに走れるよう設計されたバイクで、クルマで言うところのSUVに近いカテゴリー。
私も大好きなジャンルだが、これまで伝統のスタイルを貫いてきたハーレーが、まさかアドベンチャーを出すなんて。しかもルックスも見るからに重そうだし、どうせ……と乗ったことも無いくせに軽視していたのが恥ずかしい。いまやその考えは真逆である。
考えを改めるキッカケとなったのは、先日行われたパンアメリカのローンチイベント。軽井沢のダートコースで試乗させて頂いたが、目からウロコがボロボロ落ちる。
車重はスポスタと同じぐらいだが、断然扱いやすい印象で、まるで欧州車のような乗り心地。新設計のエンジンは高回転まで気持ちよく回りパワーも十分。HD特有のドコドコ感はないものの、程よいパルス感は、私のようなリターンバイカーとしては好印象だった。
特に気に入った機能が可変サス。停車中は車高が低く、走行中は自動で車高が上がるのだ。170㎝の私にとってアドベンチャーモデルの弱点だった足がつかない問題(笑)を解決しているのだ。まだ伝えたい機能や性能はたくさんあるが、文字数も無いので最後に一言。マジで欲しい。
【問い合わせ】
全国のハーレーダビッドソン正規ディーラー https://www.harley-davidson.com
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「Lightning 2021年10月号 Vol.330」)
Photo/S.Ise 伊勢悟
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