革ジャンのペイントカスタムのやり方とは? 水性顔料を使って自作でやってみた。

ミリタリーやモーターサイクルのヴィンテージに見られる「ペイントカスタム」。その時代を感じさせるモチーフが手書きで描かれており、既製品とは違う味わい深いオリジナリティ溢れるデザインが魅力だ。

そこで本誌Lightningのカスタム特集で、私モヒカン小川がどうしてもやりたかったのが「ワンスターのロックカスタム」。ワンスターってバイカーのイメージもあるけど、俺的にはやっぱりロックのアイコン。1970〜’80年代のロックのイメージでカスタムしてみた。

とはいえ、全く絵心のない俺。上手く出来るだろうか……って、そんなことを考えるようじゃ、ロックの神様に笑われちまう。大切なのは、勢いのみ。失敗したって、それがロックじゃね? 失敗を恐れず、ワンスターとのセッションを楽しむ感じで、いざスタート!

「Schott(ショット)」ワンスターにロック魂を吹き込むぜ。

BEFORE

実際のヴィンテージをベースに、背中にスペードのペイントを入れたショット×ライトニングのスペシャルモデル。ヴィンテージ同様、フロントと袖のジッパーがゴールドをゴールドに換装した。11万6640円(https://club-lightning.com/

使ったアイテムはこちら!

今回使用したのは、スペイン発のブランドTARRAGOの「スニーカーケア」、スニーカーをはじめ、スムースレザーなどに使える塗料で、カラーの種類も豊富。筆も付属するのも嬉しい。(http://tarrago-jp.com/

タラゴ スニーカー ペイント 25ml スタンダードカラー 着色 カスタム DIY レザー 塗料 絵具 補色 (色グループ3-1)

価格:1,320円
(2022/12/27 11:45時点)

あとは思い切って描いていくのみ!

スペードのプリントの周囲を黄色で囲むことに。スニーカーケアに付属の筆で、ぷるぷる震えながら丁寧に描いていく。

ベルト部は、市販のステンシルシートをなぞり、ペンで描くことに。ベルトやフロント部の文字は、ぺべオのセタマーカーを使用した。

いきなり描き始めるのがロックだが、心配な方は下書きを。10Bの鉛筆ならレザーにも描けて便利。キドニーパッドにLIGHTNINGの文字を入れることにした。

Schott ONESTAR“MOHAWK CUSTOM”が完成!

こちらが堂々完成のモヒカンカスタム! よく見るとアラがすごいが、自分的には満足のいく出来栄えに。大切なのは、全体のバランス感。背中のカスタムにボリュームがあるので、フロントは控えめに。こう見ると、ベルトループの文字が、案外効いている。

ベルトループの【CB/MO】はカスタム バイ モヒカン小川、【L-20.F】は、ライトニング2月20日(カスタムした日)を意味している。

エポレットの下には“隠れスター” を描いた。これなら、エポレットを俺みたいに切っちゃってもスターが残るでしょ。こんな遊びも楽しい。

「稲妻の走った男の背中、どうよ、ロックだろ?」

参考にしたい! ヴィンテージアイテムのペイント図案を紹介!

ヴィンテージには、カスタムの参考となるお手本に溢れている。ここではミリタリーやモーターサイクルのペイントカスタムのサンプルを一挙紹介。

1940s USAAF TYPE A-2

フライトジャケットはペイントカスタムの素晴らしいサンプルの宝庫。こちらは背中に爆撃機、左胸にスコードロンパッチ、右胸にヘタウマピンナップと贅沢なカスタムだ。

1940s USAAF TYPE A-2

南西太平洋戦域で活躍していた第320爆撃飛行隊ジョリー・ロジャースのバックペイントを背負ったA-2。まさに戦時下での王道のペイントカスタムと言える。

この記事を書いた人
モヒカン小川
この記事を書いた人

モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

映画で観た欧米のクラシックな世界観をモダンに昇華。“好き”が詰まった空間で暮らす!

  • 2025.12.30

衣食住は、私たちが生活するうえで必要不可欠な要素である。なかでも日々の生活と最も密接に結びつく住居には、ひと際こだわりたいもの。自分のお気に入りの空間を作るための選択肢のひとつに、リノベーションがある。 “三人四脚”で作り上げた理想の居住空間 兵庫県芦屋市。豊かな自然と落ち着きのある街並みから関西で...

日本屈指のインディアンジュエリーブランドが放つ、美しき馬蹄のシルバージュエリー。

  • 2025.12.24

日本屈指のインディアンジュエリーブランド・ファーストアローズがこの冬新たにリリースした「馬蹄」を象った「ホースシュー」シリーズ。奇しくも2026年は午(うま)年。ファッション面だけでなく、来年こそは飛躍を願う人にとって最高の開運アイテムとなるはずだ。 新作「ホースシュー」シリーズを一挙紹介! 1. ...

憧れの平屋が実現できる! かつてスクリーン越しに憧れたアメリカンハウスで暮らす

  • 2025.12.31

かつてスクリーン越しに憧れた、夢が詰まったアメリカンハウス。到底叶わないと思っていたその景色が、実は日本でも実現できるそうなんです。新婚ホヤホヤの編集部員、パピー高野とジョージが、アメリカンスタイルを得意とする、埼玉県を中心に海外スタイルのお家を手掛ける注文住宅・輸入住宅の専門店「古川工務店」の住宅...

アメリカンヴィンテージやヨーロッパのアンティーク品や建築物からインスパイアされた「ホリゾンブルー」のジュエリー

  • 2025.12.28

宝飾品と呼ぶべき繊細で美しいジュエリーを世に送り出し、国内外で人気を集めるHorizon Blue Jewelry。アメリカンヴィンテージだけでなく、ヨーロッパのアンティーク品や建築物など様々なものからインスパイアされた逸品は、大量生産できないため入手機会の少ない希少な存在だが、ここでは今後発売する...

デニム界の異端児・ラングラー、製造期間は約1年のみの“幻の名作”がついに復刻

  • 2025.12.27

ロデオ・ベンをデザイナーに迎えてカジュアルウエアに参入したという歴史やカウボーイカルチャーとの結びつきなど、独自の発展を遂げてきたラングラー。膨大なアーカイブの中から、王道から希少な隠れ名作まで全6型が復刻を果たした。 幻の名作が華麗なる復刻を遂げた。 アメリカ三大デニムブランドのなかでも特異な歴史...

Pick Up おすすめ記事

日本屈指のインディアンジュエリーブランドが放つ、美しき馬蹄のシルバージュエリー。

  • 2025.12.24

日本屈指のインディアンジュエリーブランド・ファーストアローズがこの冬新たにリリースした「馬蹄」を象った「ホースシュー」シリーズ。奇しくも2026年は午(うま)年。ファッション面だけでなく、来年こそは飛躍を願う人にとって最高の開運アイテムとなるはずだ。 新作「ホースシュー」シリーズを一挙紹介! 1. ...

デニム界の異端児・ラングラー、製造期間は約1年のみの“幻の名作”がついに復刻

  • 2025.12.27

ロデオ・ベンをデザイナーに迎えてカジュアルウエアに参入したという歴史やカウボーイカルチャーとの結びつきなど、独自の発展を遂げてきたラングラー。膨大なアーカイブの中から、王道から希少な隠れ名作まで全6型が復刻を果たした。 幻の名作が華麗なる復刻を遂げた。 アメリカ三大デニムブランドのなかでも特異な歴史...

上質な馬革をシンプルに愉しむ。石炭(COAL)を運ぶために使われていたコールバッグという選択肢

  • 2025.12.27

きめ細かく美しい銀面を持つことで知られる馬革。軽くて強靭、上品な質感、そして使うほどに味わい深い経年変化で、多くのレザーファンたちを魅了し続けてきた。そんな馬革をシンプルに愉しませてくれるのがINCEPTIONのコールバッグだ。 ヴィンテージをベースに、実用性を加味し再構築。 19世紀末から20世紀...

映画で観た欧米のクラシックな世界観をモダンに昇華。“好き”が詰まった空間で暮らす!

  • 2025.12.30

衣食住は、私たちが生活するうえで必要不可欠な要素である。なかでも日々の生活と最も密接に結びつく住居には、ひと際こだわりたいもの。自分のお気に入りの空間を作るための選択肢のひとつに、リノベーションがある。 “三人四脚”で作り上げた理想の居住空間 兵庫県芦屋市。豊かな自然と落ち着きのある街並みから関西で...

こんなコスパのライダース、見たことある? 「中田商店」のオリジナルブランドのライダースを侮るなかれ!

  • 2025.12.29

東京・上野にある老舗ショップ、中田商店。そのオリジナルブランドが「モーガン・メンフィスベル」だ。中田商店というと、ミリタリーのイメージが強いが、モーガン・メンフィスベルでは、ミリタリーをはじめ、様々なレザーウエアを展開している。もちろん、ライダースのラインナップも豊富。今回は珠玉のライダースを紹介す...