いまや名作ブーツはGORE-TEX時代に突入!梅雨の時期に大活躍間違いなし。

誕生から長きに渡って愛されている名作ブーツ。なかには100年以上経つものもあるのだが、近年、そんな名作ブーツの数々がゴアテックスを内蔵してアップデートしているのをご存じだろうか? 普遍的なデザインに、どんな悪条件でも快適な履き心地……これは見逃せない!

雨や雪の水滴を靴内部へと侵入させず、快適な履き心地を実現。

「エル・エル・ビーン」が百年以上前に世に生み出したビーンブーツもゴアテックス仕様が登場し、「レッド・ウィング」のポストマンもゴアテックスを内蔵して進化。「クラークス」のワラビーだってゴアテックスとなり、また世界初のゴアテックスブーティーを搭載して登場したダナーライトも40余年の月日を経てダナーフィールドへその意匠を受け継がせている。

街でもアウトドアでも強い味方になる、悪天候をまったく苦にしないゴアテックス内蔵の名作ブーツたち。そのルックスも慣れ親しんだベーシックなスタイルだから、安心してファッションスタイルに取り込むことができるはず。もはや名作ブーツはゴアテックス時代に突入していると言えよう。

1.【DANNER】DANNER FIELD EM-GTX(ダナー/ダナーフィールドEM-GTX)

世界初のゴアテックスを搭載したブーツから40余年の歴史に、新たなる一足が名を残す。従来同様にゴアテックスを使い悪天候でも快適な履き心地を実現。ヒールの「GORE-TEX」の文字に、ダナーとの深い関係性が伺える。2万7500円(ダナーTEL03-3476-5661)

2.【RED WING】POSTMAN OXFORD/GORE-TEX(レッド・ウィング/ポストマンオックスフォードゴアテックス)

ライニングにゴアテックスメンブレン、インソールはシンサレートを使用し、インソール表面にはポロンを採用。快適な履き心地を高めた一足だ。4万8400円(レッド・ウィング・ジャパン TEL03-5791-3280)

3.【CLARKS ORIGINALS】WALLABEE GTX(クラークスオリジナルズ/ワラビーGTX)

1966年の発売当初から変わらぬ、足を包み込むような履き心地はそのままに、防水透湿機能に優れたゴアテックス搭載でより実用的に進化したクラークスのワラビー。2万9000円(クラークスジャパン TEL03-5411-3055)

4.【L.L.BEAN】BEAN BOOTS GORE-TEX/THINSULAT(エル・エル・ビーン/ビーン・ブーツゴアテックス)

外遊びだけでなく雨靴としても人気のビーン・ブーツに、雨や雪でも足をドライにキープし、快適な履き心地を提供するゴアテックスモデルが登場。3万4100円(エル・エル・ビーンカスタマーサービスセンター TEL0422-79-9131)

5.【DANNER】MOUNTAIN LIGHT(ダナー/マウンテンライト)

1980年代前半に発売以来、君臨し続ける王道の一足。ゴアテックスにより、アウトドアでの機能は申し分なく、ファッション性を兼ね備えたルックスも人気。6万500円(ダナー TEL03-3476-5661)

6.【DANNER】DANNER LIGHT(ダナー/ダナーライト)

誕生から40年以上に渡りブランドの象徴であり続けるダナーライト。今もなお本社ポートランド工場でのハンドメイドにこだわり、唯一無二の存在感を放つ。6万500円(ダナー TEL03-3476-5661)

冬だけでなく梅雨の時期にも重宝するゴアテックスのブーツ。ぜひ名作ブーツで手に入れてみてほしい。

(出典/「Lightning 2021年2月号 Vol.322」)

この記事を書いた人
サカサモト
この記事を書いた人

サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

【Willis & Geiger×2nd別注】ミリタリーとサファリが香るアーバンアウトドアウエア

  • 2025.09.17

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 90年代のアーカイブをデザインソースに、上品さを加えてアップデート。ウールメルトンジャケット[メトロ ウォーカー] ...

Pick Up おすすめ記事

【BIG SMITH×2nd別注】米軍の名作バッグをデニムで再構築! 経年変化が楽しめるデニムのエプロンバッグ。

  • 2025.09.22

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! BIG SMITH × 2nd ワーカーズエプロンバッグ 1940年代のアメリカン・レッドクロス(米国赤十字社)が製...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

【Willis & Geiger×2nd別注】ミリタリーとサファリが香るアーバンアウトドアウエア

  • 2025.09.17

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 90年代のアーカイブをデザインソースに、上品さを加えてアップデート。ウールメルトンジャケット[メトロ ウォーカー] ...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...