履くことで完成に近づく、「SPPN」の生きたワークブーツ

多くのレザープロダクツは、製品化された状態が完成ではなく、着用者が履き込んだ先に真の完成を迎える。「SPPN」は、特にその思想が色濃くモノ作りに表れたブランドだ。肝となるレザーは、独自レシピで仕立てたオリジナルで、茶芯やラフアウトなど、さまざまな顔つきをラインアップ。旧き良き意匠に現代的な機能を溶け込ませた姿は、“Old design but new”というブランド哲学を体現した姿だといえる。レーストゥトゥのモデルは、普遍的なデザインながらも、ファスナーの装備やソールのセレクトなど、現代のバイク乗りの生活様式に寄り添う快適性を備えているのが特徴だ。着用者のクセや時間を刻んだ表情は、同じものがふたつと存在しない唯一無二の存在。独自のライフスタイルを刻み込んだ分だけ“自分の顔”に育っていく。

茶芯のブラックレザーは一度ブラウンで染めたレザーの上に顔料のブラックを重ねているため、シワや擦れによってトップが剥がれた部分からブラウンが表れる。ツヤやかな質感に加えて、黒と茶のコントラストが茶芯の魅力だ

8in LACE-UP BOOTS TOBACCO

ラフアウトのタバコカラーは、大人な表情と経年変化が魅力。使い込むほどにオイルがなじんで、無骨な風合いとなっていく熟成が味わえるエイジングの表情がアイデンティティだ。防水性の高さなど機能美にも注目したい。7万7000円

8in LACE-UP BOOTS BLACK

オリジナルレシピで仕立てた、顔料仕上げの茶芯ブラック。履き込むほどに顔料の下のブラウンがうっすらと顔を出し、ヴィンテージのような深い奥行きを生む。1950年代のワークブーツの空気を纏う、SPPNの王道カラー、まずはココから。7万7000円

8in LACE-UP BOOTS PURPLE

鮮やかな発色が目を惹くパープルラフアウト。日本人の足型に合わせたフィット感も◎。ワークブーツとしては珍しいオリジナル仕上げのカラーリングで、クラシカルなスタイルに大人の遊び心と色気を共存させる一足だ。7万7000円

シャフトの内側にファスナーを装備するのでヒモをしっかり閉めても着脱が容易。グッドイヤー製法を採用し、アウトソールにはクッション性/グリップに優れたDr.Sole製「TUMAZ」を装備。内側のネームは、着用者の履き初めの年月を記録できるデザイン。エイジングにフォーカスしたSPPNらしいディテール。

SPPNブーツのフルラインアップはココにある!

Backflow MOTORCYCLE
東京都西多摩郡瑞穂町大字殿ヶ谷809-1
TEL042-513-9568
営業時間:10時〜18時
定休日:火曜、水曜
https://backflow.tsubasa-mobility.co.jp/

フットモンキー
東京都台東区上野6-3-8
TEL03-3834-1327
営業時間:10時〜20時
定休日:なし
http://footmonkey.jp/

【問い合わせ】
SPPN 
https://sppnjapan.wixsite.com/sppn

(出典/「CLUB HARLEY 2025年12月号」)

この記事を書いた人
CLUB HARLEY 編集部
この記事を書いた人

CLUB HARLEY 編集部

ハーレー好きのためのマガジン

ブランドとしての知名度が高く、独自のアパレルにもファンが多いハーレーダビッドソンは、バイクにあまり馴染みのない『ごく普通の人』にも大変な人気を博しています。バイクの知識がない人はもちろん、今日ハーレーのことが気になり始めた人、そしていまハーレーが好きで好きで仕方ない人たちも満足のいく情報を詰め込んだ雑誌が『クラブハーレー』です。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

Pick Up おすすめ記事

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...