【喫煙室の密談◎第1話】雑誌ライトニングの歴史を語ろう!

昨年、創刊25周年と通算300号を迎えた雑誌ライトニング。気が付けば現在発売中の最新号は321号と、あっという間に月日は流れるもので、編集部もすっかり大人(おじさん)。記憶に残る企画は数あれど、誕生から中身までそのグダグダっぷりでよくも10年も続いたものだと語り継がれているのが、連載「喫煙室の密談」だ。

弊社社内の喫煙室で実際に行われていた密談(というか雑談)をそのまま誌面に載せてしまうという伝説の企画を、WEBでひさびさに復活! 第一回は「ライトニングの歴史」。ライトニング編集部の一員になった気分で読んでみてほしい。

▼第2話・第3話もチェック!

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2021年10月24日

突如空いてしまったページを埋めるために始まった連載「喫煙室の密談」。

ラーメン小池(以下小池) いや~、久々の喫煙室の密談だよ。

モヒカン小川(以下小川) あの伝説の連載ね。毎回グダグダのトークで1ページ使っちゃうやつ。

松島親方(以下松島) あれ、2004年2月号から始まったんだよ。伝説は突然始まるもんだな。で、2014年7月号で、惜しまれつつ打ち切り。

こちらが2004年2月号に掲載された、『喫煙室の密談』の記念すべき第1回目。モノクロページが空いてしまい、急遽作られた“やっつけページ”だったが、その後、約10年間続くことになる。

小川 誰も惜しんでねぇよ。

小池 そもそも『喫煙室の密談』が始まったきっかけは、モノクロページが1ページ空いちゃったからでしょ? あれが伝説と言われている所以は、ページの埋め草にしても、力業過ぎるところだよ。

小川 そうそう、オチもなんもないからね、あれ。全国誌の誌面を、こんなくだらない記事に使っちゃっていいんだ、という伝説。

松島 君たち、うるさいよ。だいたい君たちの会話に、オチなんてないじゃん。それをそのまま文章にしただけ。文句があるなら自分たちのトーク力に言えよ。俺悪くない。

小池・小川 ……。

松島 それはそうと、俺この前、ある人と新幹線で名古屋に行ったの。待ち合わせは品川駅の新幹線改札口。

小池 ほう。

松島 一緒に行った人は、とっても目上の人で、しかも非喫煙者。

小川 最悪のパターンだな。タバコを吸うタイミングが見つからない。

松島 そうなんだよ。だから、会う前にタバコを吸い貯めしようと思って、喫煙所を探したの。でもさ、新幹線の改札内には喫煙所はあるんだけど、待ち合わせるまでは入れないから、JR駅構内を探し回って、ようやく見つけたわけ。

小池 あったんだ、よかったじゃん。

松島 駅構内にあるカフェの中にあったんだけど、そこの喫煙所、加熱式タバコのみOKなんだよ。加熱式タバコ、持っててよかったーという話。

小川 今どき多いよね、そういう喫煙所。マジめんどくせー。

松島 ちなみに、ここも加熱式タバコのみだからね!

小池 そうなの? ま、俺たちいつも持ち歩いてるからね、加熱式タバコ。

小川 今どきの喫煙者の必需品だよね。

いろんな意味でぶっ飛んでたあの頃……今は徹夜はできません。

松島親方(以下松島) 小池ちゃんがライトニングに入ったのって、いつだっけ?

ラーメン小池 俺1997年。大学生バイトから始めたんだよ。1994年3月にライトニングが創刊したから、ちょうど3周年の頃。

松島 さすが最古参。俺は2000年9月だな。競馬雑誌からの華麗なる転身。ちなみに小川さんが入った時のこともはっきり覚えてるよ。

小川 俺もはっきり覚えてる。俺がライトニングに入ったのが2002年5月なんだけど、朝10時に編集部に行ったら、誰もいないんだよ。あれ?と思ってたら、突然、地面から松島さんが生えてきた。

小池 おじさん、地べたで寝てたのね。

松島 ちょうど校了中で、疲れ果てて寝てた。

小川 マジで「ヤバいところに来ちゃった……」って後悔した。で、その日に社長のところに挨拶に行ったら、「お前、来週からLAに行け」だもん。どんな会社だよ(笑)。

松島 あの時って、ライトニングが創刊100号のタイミングだったんだよね。編集部総出でLAに行った記憶がある。

2002年8月号が、ちょうど100号記念号だった。モヒカン小川は、この号からライトニングに参加。編集部のほぼ全員がロサンジェルスに渡り、現地のトレンドを総力特集し、好評を博した。

小池 その頃、俺は「Daa(ダー)※アメリカ車専門誌」を作ってたからな。

松島 この人、その頃モヒカンじゃなくてスキンヘッドなの。笑えない?

小川 モヒカンだったら面接受からないだろ、フツー。それを言うなら、小池さんだって、金髪だったよね。

小池 そうそう。で、松島さんはちょっと痩せてた。でもすでに「松島関」って呼ばれてたけどね。

小川 会社で偉くなって松島親方と呼ばれるようになってから、急に貫禄でたよね、人間性じゃなくて、腹部が。

小池 松島理事長って呼ばれる日が楽しみだな。

松島 でも気付けばライトニングも次の2021年1月号で321号だよ。俺の腹も出るわけだ。

小川 入った時は31歳だったけど、もはやアラフィフだもん。もう徹夜なんてできねぇよ。

小池 あの頃は、みんなで編集部に住み込んでたからね。もう絶対に無理。次の日はおろか、その週いっぱい、使いもんにならなくなっちゃう。

松島 いまは「働き方改革」の時代ですから。

小川 あの頃も「労働基準法」はあったけどな。

小池 そういえば、この前松島さん、編集部で吠えてなかった? 相変わらずアツいな~と思ったよ。

小川 それ、知ってる。俺、出張先の京都で酒飲んでる時に編集部に別件で電話したんだよ。そしたら受話器の向こうから、松島さんの物凄い怒号が……酒がまずくなるから電話切っちゃった。

松島 あれは、新人教育の一環だよ。たまにはビビらせないと、若人は大きくならないの。俺、昔は毎日のように叫んでたじゃん?

小池 うん。隣の編集部から「動物園」って言われてたよ、俺たち。

松島 でも130号あたりから、叫ぶのをやめて、あえて優しいキャラに変えたんだよ。

小池 130号で何があった?

小川 調べてみると、130号の特集は『夏を求めて南へ向かう』、売れなかった号です。

これが問題のライトニングvol.130(2005年2月号)。この頃は、沖縄やハワイなど、ビーチサイド系のライフタイル取材がよく行われていた。ちなみにこの号は、あまり売れなかった。

松島 違う! だいたいその頃という意味だよ。だけどさ、たまには若い奴を怒鳴らないとダメだね。ピリッとさせないと。すべて教育のための演技なんだよ。

小川 そういえば、たまにピザ食いながら電話で叫んでる時あるよね、完全にポーズで。目が笑ってるんだもん。

松島 まぁ、歳をとってもさ、丸くなっちゃいかんのよ。たまには演技してでも尖がらないと。

小池 てかこの話、ライトニングの歴史っていうより、俺らの老いの話になってない?

松島 いいんじゃない? 経年変化っていうことで。

小川 ……やっぱりオチがねぇな。

ちなみに松島親方の愛用は……

プルーム・テック・プラス/メビウス・ゴールド・クリア・ミント・プルーム・テック・プラス専用

「デスクで仕事していると、一口だけ吸いたいってタイミングがあるんだよね~。そういう時にこれは最適なんだよ。」

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