ベタなアイテムが再燃! 大人として王道を楽しめる二周目に入ったネルシャツに注目。

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、戦前から’70年代までのよくもまあ旧いモノが好きだと自分でもあきれるほどで、最近では’80年代から’70年代のクルマに乗り替えようかと、悪い病気がうずいている編集部・ラーメン小池がお届け!

ジェラードのユニオンワーカーズシャツ・レギュラー

そもそも10代後半から、さして好みが変わらない私。当時は流行も手伝ってアメリカンカルチャーやヴィンテージ古着、それにレプリカジーンズと出会い、20年以上の付き合い。

その後、流行が変わろうとも私のなかでは流行を追い求める心よりも、アメリカ文化やアメリカンなファッションアイテムへの深みにハマッていったことは、今思えばありがたい。流行を追っていたら、いろんなアイテムをその都度全身そろえなくてはいけないし、ハードルが高いからね。それよりも、20年前に買ったアイテムを今でも使えるんだからラッキーであった。

でもそんなアメリカ一辺倒なファッションアイテムのなかでも、優先順位は毎年ころころ変わる。浮気で欧州モノもつまみ食いしながら、ここ最近はそんな思いも一周したのか、若い頃によく手にしていたベタなアイテムが再燃してきている。はっきりいって自分自身に何の成長もないんだけど、世の中のアイテムはずっと進化していて、それをまた楽しめる自分がいることに気がついた。

ワーク系フランネルシャツとして実に正しいデザイン。まさに王道。丈はショートとレギュラーをラインナップした親切モデルで、私はレギュラーをチョイス。1万9800円、サイズ18は2万2000円(ジェラード・フラッグシップストア TEL03-3464-0557 http://www.jelado.co.jp)

そんな気持ちを確信した好例が、ネルシャツ。いわゆるワークウエアとして生まれたヘビーなコットン織りの何てことないシャツであり、その王道は言わずもがなのチェック柄である。私の中ではアメリカ中西部で、塗装もカサカサのピックアップ乗りが着ていそうなアイテム。

正直、ネルシャツなんて、かつて買った古着や新品から着古したものが家にゴロゴロしているのに、ジェラードでこいつを見つけて買ってしまう。ここまでの王道を手にするのは何年ぶりかわからないが、そのときに確信した「大人として王道を楽しめる二周目に入ったんだな」と。

生地の状態で起毛をかけ、製品になってからウォッシュすることでこなれ感を演出。裾のマチにはセルビッジ部分を使う
タグはクラシカルな刺しゅうタグに往年のワークウエアにもあったデザインがモチーフ。どこまでも王道を貫くのだ

【問い合わせ】
ジェラード・フラッグシップストア
TEL03-3464-0557
http://www.jelado.co.jp

(出典/「Lightning 2020年10月号 Vol.318」)

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

【Brown Brown×2nd別注】手のひらサイズの、ハンドペイントがま口ウォレット

  • 2026.02.13

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 大好評のハンドペイントがま口ウォレット。第3弾はとびきりアイビーなブルドッグペイント 発売のたびに好評を博している「...

奈良の名セレクトショップ「アンボイ」代表がおすすめする『ファインクリーク』のレザージャケット4選

  • 2026.03.06

奈良県にある名セレクトショップ、アンボイ。今回はその代表である今西さんに登場していただいた。ファインクリークのレザーウエアを扱い、シンプルながら奥深い着こなしを提案する今西さんのセンスは、多くのレザーファンに支持され、奈良以外の関西近県からも大勢のお客がアンボイに足を運ぶ。今西さんのファッション哲学...

ヘビーデューティど真ん中! レトロなデイパックに注目。

  • 2026.01.26

1977年に発売された『ヘビーデューティの本』という名著をご存知だろうか。当時数々の雑誌で、イラスト・ルポ(自ら現地に赴いて取材した内容をイラストを用いながら報告すること)を描いていた小林泰彦さんが手掛けた1冊で、いまだファッション好きにとってのバイブルとなっている。ヘビーデューティとは、「耐久性が...

101周年を迎えた「Lee」、受け継がれし伝統の『COWBOW 101』『RIDERS 101』を継承する逸品が登場。

  • 2026.03.05

1925年に生まれた「Lee COWBOY 101」は、48年に「Lee RIDERS 101」としてリニュアールを遂げ、その後も進化を遂げながら時代を超えて愛され続け、今年“101周年”という節目を迎えた。そして、この名作のまたとないアニバーサリーを記念して特別なコレクションが登場。「Past&F...

Pick Up おすすめ記事

【WorldWorkers×2nd別注】夏コーデの幅が広がる2色! 美シルエットのフレンチM-52ショーツ

  • 2026.02.10

これまで4色のバリエーションで展開してきた「World Workers(ワールド ワーカーズ)」のビーチコーデュロイショーツ。今回は落ち着いた色味のヴィンテージカーキと、爽やかさで洒脱なオレンジという新たな2色で再登場! シンプルで悩みがちな夏のコーディネイトに新たな選択肢を与えてくれる良色です。 ...

奈良の名セレクトショップ「アンボイ」代表がおすすめする『ファインクリーク』のレザージャケット4選

  • 2026.03.06

奈良県にある名セレクトショップ、アンボイ。今回はその代表である今西さんに登場していただいた。ファインクリークのレザーウエアを扱い、シンプルながら奥深い着こなしを提案する今西さんのセンスは、多くのレザーファンに支持され、奈良以外の関西近県からも大勢のお客がアンボイに足を運ぶ。今西さんのファッション哲学...

101周年を迎えた「Lee」、受け継がれし伝統の『COWBOW 101』『RIDERS 101』を継承する逸品が登場。

  • 2026.03.05

1925年に生まれた「Lee COWBOY 101」は、48年に「Lee RIDERS 101」としてリニュアールを遂げ、その後も進化を遂げながら時代を超えて愛され続け、今年“101周年”という節目を迎えた。そして、この名作のまたとないアニバーサリーを記念して特別なコレクションが登場。「Past&F...

ヘビーデューティど真ん中! レトロなデイパックに注目。

  • 2026.01.26

1977年に発売された『ヘビーデューティの本』という名著をご存知だろうか。当時数々の雑誌で、イラスト・ルポ(自ら現地に赴いて取材した内容をイラストを用いながら報告すること)を描いていた小林泰彦さんが手掛けた1冊で、いまだファッション好きにとってのバイブルとなっている。ヘビーデューティとは、「耐久性が...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。