【お手本にしたい家作り】機能的なアウトドアギアがインテリアでも活躍する、イナウト代表のプライベート空間。

  • 2022.06.13  2020.09.11

自宅でもアウトドアフィールドでも使えるファニチャーのパイオニアであるイナウト。代表の小林さんの自宅にはセンスよくイナウトの家具と米国ヴィンテージが混在していた。

イナウトの家具がほどよい抜け感のある空間を演出。

部屋で過ごすスタイルをそのままフィールドに持ち出し、よりキャンプを楽しめるプロダクトを展開するイナウト。オーナーである小林さんは、そのコンセプトを自宅で体現しており、敬愛するアメリカンヴィンテージのテイストを加えて、実に個性的な空間となっている。ここで家族4人と愛犬と暮らす。

「イナウトのプロダクツは、自宅でもアウトドアでも使えるように設計していますが、家で使う時間の方が圧倒的に多いので、そこに重きを置いた作りにしています。

軽量性やコンパクトな収納性など、アウトドアファニチャーとしての機能を優先しすぎると、どうしても耐久性や快適性を犠牲にしてしまうので、いい塩梅で落とし込んでいます。少しばかり運搬は大変ですが、自宅と同じ家具で、広大なアウトドアフィールドでのんびりと過ごす時間は本当に最高です。

この事業の他に、アメリカでキャンピングトレーラーを使ったキャンプトリップのツアーコンダクターをやるほど、アメリカが好きなので、そのテイストも随所に落とし込んでいます」

魅せる収納が随所にあり、このラフさがいいアクセントになっていた。ここはキャンプ道具を収納した一角。置いている棚は、イナウトで製作した

参考にしたい、イナウトの家具と米国ヴィンテージが混在する空間を拝見!

ヴィンテージのコールマンなどのキャンプ道具はあえて隠さず、インテリアの一部として使っているのは参考にしたい。またイナウトのドリッパーなどディスプレイを兼ねて収納。

レコードプレーヤーを置いているラックはイナウト。下にあるウッド製のボックスは、スタッキングできるため、キャンプ道具などを入れて、運搬できるようになっている。2サイズで展開。LOW2万3650円、High2万9150円

随所に様々な年代やアーティストのアートワークが飾られており、部屋のアクセントになっていた。アメリカンな雰囲気に合うものが中心で、どれも丁寧に額装している。

このポスターは、イナウトがアメリカで行っているキャンピングトレーラーを使ったキャンプトリップのもの。ドライバーが運転してくれるという贅沢なサービスを行っている。

リビング奥にあるレストルームは、まるでアメリカのような雰囲気に仕上げている。下部をタイル張りすることで、よりクリーンな印象に。洗面台にも海外のものを使ってクラシカルな雰囲気抜群。

レストルームの扉は、実際にアメリカで使われていたヴィンテージのものを使っている。家を建てた際に、この扉に合わせて設計した。ガラスのレタリングも真似したい!

2014年に新居を建てた際に、とにかく小林さんの好きなものを詰め込むというのがコンセプトのひとつだった。この暖炉もそのひとつで、冬場には欠かせないツールとなっているそう。

キャンプでも使っているレトロな石油ストーブ。味のあるホワイトのカラーリングが、部屋のアクセントになっている。コンパクトなサイズなので、持ち運びもしやすく、手入れも簡単。

リビング部分は2階部分まで吹き抜けにすることで、開放感と採光を確保。白をベースとした壁は、ペイント風の壁紙を使っているので雰囲気がイイ。内装業を生業とする小林さんならではのアイデアが随所に散りばめられている。

イナウトの家具は、パーツを組み合わせることで、上のテーブルが完成する。下のテーブルもオプションが盛りだくさん。スタックボックスLOW 各2 万3650 円、カバー3万2450円、コネクタ2万9150円、タートルテーブル10万4500円、その他オプション

家族で使っているダイニングチェアは、簡単に座面を張り替えることができるので、常にフレッシュなコンディションをキープできる。折りたたむことができるので、キャンプにも使えるのが魅力。

雨で撮影できなかったが、ウッドデッキはリビングと繋がっており、タープを張ることができる設計。庭には桜があり、手軽にアウトドアの雰囲気を味わえる。晴れた日はオリジナル生地に張り替えたカーミットチェアが活躍する。

こちらは入ってすぐの玄関スペース。アメリカンなものだけでなく、ベアブリックなどのポップなストリートテイストもミックス。小林さんのセンスの良さを感じさせる空間だ。

キッチンスペースもリビング同様に魅せる収納を活かしている。あえてアメリカンなポップなテイストのキッチンウエアを並べることで、立派なインテリアに。これはぜひとも参考にしたいアイデアだ。

イナウトで定番となっているジャストライトチェア。耐久性があり、木の質感を楽しめるナラ材が使われている。4万150円、ロールポケット6930円

アウトドアグッズとヴィンテージ家具が見事にミックスされた空間づくり。ぜひ参考にしてみてほしい。

「家づくり」の実例をもっと見る

(出典/「Lightning 2020年3月号 Vol.311」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部