大人が原宿に足を運びたくなる、アメリカンヴィンテージMIXな店「ハミングバーズヒル ショップ」。

アメリカンヴィンテージのミックススタイルを提案する「ハミングバーズヒル ショップ」。ウイメンズのヴィンテージジュエリーショップ「アトリエ 二ノン」も併設されており、原宿のランドマークとして大人が原宿に足を運ぶきっかけとなっている。

アメリカンヴィンテージ好きな大人の楽園「Hummingbirds’hill shop(ハミングバードヒル ショップ)」の魅力を紹介!

世界中から人が集まるファッションの聖地・原宿。この場所に東京・恵比寿の人気店「ハミングバーズヒル ショップ」(以下HBHS )はある。同店はアメリカンヴィンテージのミックススタイルを提案しており、「ポストオーバーオールズ」や「ナイジェル・ケーボン」「エンジニアドガーメンツ」、シューズでは「オールデン」「トリッカーズ」「ユケテン」、そしてユーズドのシャンブレーシャツに刺繍作家がステッチを入れたオリジナルアイテムに加え、ヴィンテージのナバホ族のシルバーアクセサリーもチョイス。新たに「ロスポブラノス」「バウアー」といったオーガニックコスメやテーブルウエアなども取り扱う。

店内にはヴィンテージのユーズドウエアも多数チョイス。リーバイスからイーストウエスト、ペンドルトンといった、アメリカを感じるカントリーテイストのアイテムは必見!
ユーズドのシャンブレーシャツを使ったオリジナルリメイク。 着丈のバランスを現代的に調整し、刺繍作家の手によって固定的な表情を与えている。1 万円代から購入可能だ
レザーシューズは、トリッカーズやウエスコ、ウィルロール等の別注モデルの展開がメイン。お店のメインカラーであるネイビーとブラウン系のカラー展開が特徴だ
同店で扱うブランドは、アメリカと英国、日本からセレクトされている。またその特徴は、ネイビーとブラウンのカラーリングを軸にした、ぬくもりのある色調で統一されている
オルテガやトルフィリオスの織物 や、ヴィンテージのナバホ族のシルバーアクセサリーなど、ネイティブアメリカンのエッセンスもプラス

よき時代のアメリカの夢を感じる、“アメリカンヴィンテージMIX”を提案。

「ル コタージュ」代表・水野谷弘一さん  ’70年代の原宿にてサーフショップスタッフを経験後、ビームスへ入社。 そしてユナイテッドアローズ創立メンバーを経て、HBHS を設立。

新たなる原宿の名所となっているHBHS 。同店の持ち味は、アメリカンヴィンテージMIX というコンセプトの元、選び抜かれた商品たちだ。この骨太なセレクトにファンは多い。

「アメリカ製品をメインにして、一部英国・日本製のブランドを扱っています。そこにレザー製品や古着、シューズやアクセサリー、そしてHBHS のエッセンスを加えて、リカンヴィンテージMIX の世界観を提案しています。

また年に数回アメリカへ渡り、実際に自分の目で見て古着やナバホ族のインディアンジュエリーも買い付けています。ロスからアルバカーキ、サンタフェを回り、本物でしか味わえないモノを選んでいます。アメリカ製にこだわり、値段は高いけども価値のある商品ばかりなので、安心して買い物していただけます」

インディアンのチーフ像や魔除けのコヨーテ木像、ネイティブラグ、ディアホーンシャンデリアなど、水野谷氏が思い描くアメリカンテイストを映し出した店内のディスプレイは必見だ
シャンブレーやデニムシャツ、’70 年代のイーストウエストなど、水野谷氏の私物が並ぶスタッフルーム。このコレクションを元に、アメリカ ンヴィンテージMIXの世界観は広がっていった
インディアンジュエリーを愛用する水野谷氏が、ラリースミスへ特別オーダーした、ロレックスのバブルバックを組み合わせたシルバーウォッチ。HBHS でも販売中

ヴィンテージコスチュームジュエリーなどフェミニンなアイテムをチョイス。併設された、ATELIER NINON(アトリエ 二ノン)。

店内の什器なども100 年以上前のフレンチアンティーク物で構成している

1950 年代に女性の間で流行したコスチュームジュエリー。その当時のヴィンテージアクセサリーを始め、ヴィクトリア時代のジュエリーやドレス、セミオーダーの帽子などを取り扱う。主に英国やフランスを中心に商品をバイイングし、アメリカからはターコイズなどで装飾された、フェミニンなテイストを持つ、ヴィンテージのインディアンジュエリーも仕入れている。

店内にあるアトリエでセミオーダーの帽子などを製作
ナジャネックレスなどヴィンテージのインディアンジュエリーも多数セレクト

個人でセミオーダーが可能な帽子。様々な色と幅のテープとヴィンテージの装飾具を組み合わせ、自分だけの1 点モノを作ろう。 プライスは組み合わせ次第だが平均で3万円ほど

【DATA】
Hummingbirds’hill shop
東京都渋谷区神宮前3-27-22 ル コタージュビルディング101
TEL03-6721-0189
11 時~20 時 無休
http://hummingbirdshill.com/shop

※情報は取材当時のものです。

▼おすすめアメカジショップをお探しの方はこちら!

日本全国のおすすめアメカジショップ案内。【保存版】

日本全国のおすすめアメカジショップ案内。【保存版】

2022年09月08日

(出典/「Lightning 2017年4月号 Vol.276」)

この記事を書いた人
ADちゃん
この記事を書いた人

ADちゃん

ストリート&ミリタリー系編集者

Lightning本誌ではミリタリー担当として活動中。米空軍のフライトジャケットも大好きだけど、どちらかといえば土臭い米陸軍モノが大好物。そして得意とするミリタリージャンルは、第二次世界大戦から特殊部隊などの現代戦まで幅広く網羅。その流れからミリタリー系のバックパックも好き。まぁとにかく質実剛健なプロダクツが好きな男。【得意分野】ヴィンテージ古着、スケートボード、ミリタリーファッション、サバイバルゲーム
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

Pick Up おすすめ記事

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...