1枚あると重宝する、ヴィンテージのコットンキャンプブランケット。

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は編集部の紅一点・めぐミルクがお届け。

稲フェスWESTへの道のりで購入したブランケット。

春(今年は2月)に開催されている稲妻フェスティバルWESTの前日、編集スタッフは1台のクルマで大阪に向かう。東京から大阪まで、寄り道もせず真っ直ぐ移動すればだいたい6時間で到着するだろうか。しかし、そんな真面目な人間がこの編集部にいるはずもなく、クルマで長距離移動をするときはあそこに行こう、こっちの店も見てみようと、丸一日かけて移動を楽しむのがライトニング流だ。

もちろん今年も寄り道三昧。その立ち寄った店のひとつに静岡県富士市にあるヴィンテージショップ「コージーヴィンテージ」があった。アメリカから買い付けたヴィンテージの衣類や雑貨、家具などを扱っていて、以前から編集部でも注目しているお店。しょっちゅう行ける場所ではないし、掘り出しモノはないかと全員で物色をしはじめる。

ヴィンテージのコットンキャンプブランケット

汚れもなくとてもいい状態。ずっしりとした重量感があり、目が詰まっている感がある。キャンプなど屋外でも使える厚手タイプ。約170×115㎝。7000円くらいで購入したが、一点モノにつき購入は不可。(コージーヴィンテージ http://www.used-cozy.com)

そこで見つけたのが、’40〜’50年代のキャンプブランケット。まだ寒い時期だったので、掛け布団の上に掛けるのにいいなと思って購入した。しっかりとした厚手のブランケットで程よい重量感がなんか安心する。冬しか使えないかなと思っていたが、気温差が激しいジグザグ天候が続くこの季節。手軽に使えるこのブランケットがあれば、厚手の毛布を出したり仕舞ったりする手間も省けて、ブランケットの便利さを今の方が感じているかも。

厚手だから敷物にもなるし、自宅の窓辺にレジャーシートのように敷いて、寝転びながらひなたぼっこも気持ちよさそう。そうなると、ちょうどいいクッションも欲しくなるな。

目の詰まった頑丈な作り。厚手で少し小さめのラグマットとしても使ってもいいだろう。 インテリアとしても秀逸だ
両端にはしっかりとしたブランケットステッチを施している。デザインのアクセントにもなっているのも◎

【問い合わせ】
コージーヴィンテージ
http://www.used-cozy.com
※この商品は一点ものにつき現在販売されていません。

(出典/「Lightning 2020年6月号 Vol.314」)

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

Pick Up おすすめ記事

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...