AVIREXのボスであり、“暴走超特急”の異名を持つ下地兄ィと、ライトニング編集部イチのヘビーデューティ好き、モヒカン小川が、ミリタリーテイストのキャンプギアを集めて、スタイリッシュなミリタリーキャンプに挑戦してみた。さて、どんな暴走を見せるのか?
本誌・モヒカン小川(右)
レザー、真鍮、ミリタリー、飛行機、ジープと、ヘビーデューティなモノに目がないアラフィフ男子。下地兄ィを敬愛し、いつかは兄ィのようになりたいと願う永遠の「暴走準急」。今回は暑さ対策としてビールを大量に買い込んで臨んだ。
AVIREX・下地兄ィ(左)
「暴走超特急」の異名を持つ、AVIREXのボス。ミリタリーはもちろんのこと、アウトドアや航空機、内燃機関全般など男子が好きなあらゆるものに精通する趣味人。「暴走〜」の名のとおり、一旦火が付くと一直線に突き進む行動力の持ち主
第一時限目 まずはここから。前線基地を設営。
今回お邪魔したのは、「PICA富士西湖」。富士山の麓に位置し、大自然に囲まれた絶好のロケーションだ。キャンプの基本は「設営」。とりあえず、前線基地を作らないことには何も始まらない。気分を盛り上げるミリタリー調のキャンプギアを並べて、サバイバル気分を盛り上げろ。
第二時限目 敵の襲来の前に腹ごしらえ。
キャンプのメインイベントといえば王道のBBQ ! ミリタリーキャンプでは、細切れの肉を焼く「焼肉スタイル」ではなく、豪快に焼くのが基本。今回はホットドッグも作ったぞ。
BBQならクーラーボックスにもこだわりたい。ホームセンターの水色のやつじゃ、いまいち気分が盛り上がらない。このクーラーボックスは各部にオルカ(シャチ)のデザインがあしらわれ、まさにクール。5万1840円/オルカクーラーズ(デイトナ・インターナショナルAME事業部 TEL03-3565-6914)
第三時限目 夜戦に備えて昼寝。
キャンプで大切なのは、快適な寝床。たらふく食べたら、夜に備えてお昼寝タイム。今回はコットに加え、ルーフテントを装備したジープ・ラングラーもお目見え。位置も高いので、敵の襲来の監視も出来ちゃう!?
下地兄ィもモヒカン小川も、今回初めての体験となる「ルーフテント」。4WDのカスタムで定評のあるテックフォーのデモカー、’12年式ジープ・ラングラー・アンリミテッド・サハラに装備されたルーフテントは、造りもしっかりしていて快適!(TECH FOUR TEL0465-49-1449)
第四時限目 目指せ! ネイビーシールズ。海上訓練。
敵はどこから襲撃してくるかわからない。もしもの時のために、海上訓練を実施した――。キャンプのアクティビティを、すべてミリタリーと結び付けて楽しんじゃうのが「暴走超特急」の流儀。いざ、出陣!
今回お邪魔した「PICA富士西湖」では、カヌープログラムを用意。富士の雄大な自然に囲まれてカヌーを楽しむことができるのだ。宿泊しなくてもカヌー体験は可能なので、興味のある方はお問い合わせを。(PICA富士西湖 http://www.pica-resort.jp/saiko)
第五時限目 これさえあれば、何でもミリタリー。ステンシルで遊ぶ。
ステンシルは、ミリタリーカスタムの基本のキ。今回は米軍実物ステンシルマシンを持ちこんで、Tシャツにステンシルカスタムを楽しむことに。こんな楽しみ方もミリタリーキャンプならでは。
使用したのはヴィンテージのMARSH社製ステンシルマシン。米軍制式採用品で、1/2インチの文字を打ち抜くことができる。紙にはステンシル専用の耐水性オイルボードを使用している。
ステンシルのコツは、一気に強くスプレーをかけずに、軽く何度も吹きかけること。やっていくうちに、いろいろ欲が出て、数色を使った「グラデーションver.」にも挑戦! 下地兄ィとモヒカン小川も大満足の仕上がりになったのでした。
※掲載情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning 2019年10月号」)
Text/T.Ogawa 小川高寛 Photo/D.Katsumura 勝村大輔 Styling/T.Nakajima 中島貴大 撮影協力/ PICA 富士西湖 http://www.pica-resort.jp/saiko/ AVIREX 商品の問い合わせ/ AVIREX 新宿 TEL03-5367-2013 http://www.avirex-usa.com/
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