特にキャンプに使えるモノは、機能だけでなく見た目もポップ。しかも自宅で日常的に使えるモノが多く、最近では男性だけでなく女性からも人気を集めている(グランピングでインスタ映えとかね)。普段からこだわりのモノを持っていれば、何かと便利なのである。
Lightning編集部でいざBBQへ!
そんなわけで、ちょうど世間がお盆休みの中、我々、Lightning編集スタッフは仕事の疲れを癒すべく、皆でBBQをすることに。編集部からランボルギーニ三浦の’78年式ワゴニアと、ラーメン小池の’86年式グランドワゴニアに分乗、ライターの佐藤バブ平は現地集合という形で、各人のこだわりのギアを各々に積み込んで、一路千葉を目指した。
到着したのは午前10時。気温37度という猛暑予想の中(秋の提案だけど取材をしたのは夏真っ盛り)、木陰にノルディスクのタープを張って直射日光を防ぐくつろぎスペースを確保。ボーズのワイヤレススピーカーにBluetoothを繋ぎ、お気に入りの曲を流しながら、それぞれが愛用チェアを出し、とりあえずのカタチができた。いよいよBBQ開始だ。
グリルは「ウェーバー」の大小2台使い!
以前、編集部のヴィンテージ担当・ランボルギーニ三浦が記事にした、一押しのウェーバーQ1250ガスグリルがここでも登場!
専用ガスカートリッジを使う最大サイズで、専用のポータブルカートを使うことで、楽に持ち運びでき、立った状態で調理もしやすい。
今回は総勢7名と大所帯なので、現地合流のライター佐藤が愛用するウェーバーのゴーエニウエアチャコールグリルも参戦。コンパクトだが四角く効率よくグリルを使える優れもの。
このようにテーブルに置いて使うとさらに便利! 蓋付きで直火と蒸し焼きを使い分けることができるため、塊のお肉の調理がしやすく、焼く者もグリルを離れて会話に入れるのが魅力的。当然焼き上がったお肉も格別に美味しい!
ブーツスタイルを貫く、編集部きってのレザーラバー・モヒカン小川はいつも通りのスタイルでBBQへ。ウェーバーのチムニースターターで炭の火起こし完了! これ、面倒な火起こしが楽にでき、本当におすすめ。そうこうして焼き上がったお肉はというと……
はい、間違いありません。ウェーバーのグリルは、塊のお肉の調理に向いていて、焼く前にオリーブオイルをお肉に塗ることと、専用の温度計でお肉の内部温度を測ると失敗しにくいんで、ぜひ試してみてほしい。
ドリンクだってアメリカンで行こうぜ。
アメカジ生まれの人気ビール「パブストブルーリボン」をはじめ、コロナやスーパードライの他、ソフトドリンクも多数用意。これまた、以前記事にした、伊勢藤のソフトタブに入れた氷水に浸かる様は、クーラーボックスよりなんかいい。
真夏のような暑い日のBBQならサーモスの保冷缶ホルダーがおすすめだ。こちらは350㎖用で驚くほど保冷する。ぬるいビールは嫌だって人はぜひ持っておきたい。これも、そんな人間のひとり、ランボルギーニ三浦の私物です。
思い思いのチェアが集結!
大人数のBBQなら、チェアは持っている人が持ち寄ったり、個人で用意することも多いと思うが、今回はライター佐藤と編集部の何でも屋・サカサモトが持ち寄った4つがこちら。見事にバラバラ。それがまた様になるからいいんだよね。
左端はサカサモトのヴィンテージ・ローバーチェア。その横は佐藤の愛用するフィルソンの海外限定チェア。その横も佐藤愛用のカーミットチェア。キャンパー憧れの逸品だ。右端はサカサモトがフリマでも使用する迷彩柄のヘリノックス。すべてコンパクトに収納可能だ。キャンプやBBQでは疲れを考慮しチェアにもこだわりたいもの。急なお誘いに備えて1脚は持っておきたい。
佐藤が愛用するノルディスクのタープ下で乾杯の図。中央に置いたテーブルは、シュペリオールレイバーのセカンドラインで、キャンプ専門のブランド「T.S.L.CUB」の特別なオーク材を使った逸品。さあ、乾杯!
日常使いのアイテムも、キャンプ併用で集めておく。
ランタン
この1979年8月生産のコールマンのランタンはサカサモトの“バースデー・ランタン”。ファン垂涎の楽しみ方のひとつで、普段は室内でインテリアに。もちろんアウトドアでも活躍してくれる。
ブランケット
左のオレゴン州立病院の戦前のブランケットは、収集癖が治らないラーメン小池の愛用品。右のペンドルトンは三浦の愛用品。これからの季節BBQやキャンプはブランケットが必須だが、アメリカンなものなら屋外でもマッチするから不思議。
スピーカー&テーブル
佐藤愛用のヘリノックス×ネイバーフッドのテーブルは普段はインテリアと使いつつ、キャンプやBBQには折り畳んで出動。そのうえに置いた三浦愛用のボーズ「サウンドリンクMini II」も、室内っで普段使っているものをそのまま外に持ち出せるコンパクトさがいい!
カトラリー入れ
三浦は古着店で見つけたバスケットをお皿やカトラリー用として愛用。専用のものでなくても、用途を変えれば、アウトドア用品にもなる。中はストライプ生地で、映えも狙える。
キャンプ用品を入れるバッグ
L.L.ビーンのボート&トートは、日頃のファッションだけでなくこういうシーンにも使い勝手が良くて便利。さすがLightning編集部、この日は計10個近くも集結した。
都会の喧騒を離れ、森の中でのんびり過ごす日曜日。BBQは、「料理して食べる」ことを、わざわざ自然の中で行うからこそ、贅沢かつ特別な時間になる。キャンプと併用のギアばかりのため、一度手に入れてしまえば毎週でも楽しめる手軽な大人の外遊びなのだ。
※掲載情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning 2019年10月号」)
撮影/依田裕章 撮影協力/グレイスの森
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