自転車専門店「ブルーラグ」吉井さんのキャンツー装備。
アメリカでも自転車キャンプツーリング人気が高まっていると聞きつけ、実際に現地の自転車キャンプに参加したことのある「ブルーラグ」上馬店スタッフの吉井さん。その際は、愛車を飛行機で運び、現地に持ち込んだというから本格的!
「付き合いのあるアメリカのメーカーが主催したキャンプツーリングに参加したことがあるのですが、確実に盛り上がっている印象でした。その時は走りがメインだったので、かなり疲れましたね(笑)。走るのを目的とするか、それともキャンプを楽しむかで道具などが変わると思います」
そんな吉井さんこだわりの、実際に活躍して、見た目もカッコいい装備をチェックしていこう!
愛車は「RIVENDELL BICYCLE WORKS / JOE APPALOOSE」
サンフランシスコ郊外に工房を構えるリヴェンデル・バイシクル・ワークスのツーリングモデルを乗る吉井さん。通勤から長距離ライドまでこなす愛車は、試行錯誤した結果、カーブの緩いコミューターハンドルをセレクト。キャンプツーリングは車体が重くなるので、操作性を重視している街乗りにも映える洒落たツーリング車を選んだ。
コミューターハンドルにウォルドのバスケットという洒落たコンビネーションが街によく似合う仕様。キャンプツーリングでもこのハンドルを使用している。サンプルで作成したというラックにはスウィフトインダストリーズのパニアバッグをチョイス。クランクは信頼性の高いシマノのものを装備し、裾が巻き込まれないようにチェーンガードを取り付けた。ペダルは踏み込みやすさを重視してミカシマのラムダを、サドルはブルックスを装備するというこだわりの吉井さんの愛車。
1.着替え/2.ストール
ライディング中は汗をかくので、衣類は多めに持っていくのが鉄則。吉井さんは大きすぎず、コンパクトにまとまる、サドルバッグでお馴染みのフェアウェザーのポーチに収納。ストールは急な天候の変化に対応しやすく、被ったり巻いたりとかなり使える便利なアイテム。かさばる衣類はポーチを活用するのがベスト(すべて私物)!
3.最低限のクッカー/4.バーナー
クッカーはひとつ持っていくと料理のバリエーションが広がるのでキャンプツーリングのマストアイテム。ただ荷物の重量を増やせないので、吉井さんは最低限に絞ってこの程度に収めている。バナーはコールマンのコンパクトなものをセレクト(すべて私物)。
5.絶対必要になるチェーンカッター/6.ナイフ
キャンプツーリングを行ううえで、チェーントラブルはつきもの。万が一チェーンが切れてしまってもこれでだいたいは対応可能。折り畳みナイフもキャンプの時に役立つので必ず携帯している(すべて私物)。
7.コーヒーを淹れるための道具一式
必ず必要というものではないけれど、毎日コーヒーを飲む吉井さんにとっては必需品。キャンプで飲むコーヒーは格別なんだとか。琺瑯(ほうろう)カップはポーラー、ミルはキャプテンスタッグのもの(すべて私物)。バラバラにならないように、こちらもポーチできちんと仕分け。
8.非常食/9.救急セット
こちらもきれいに仕分けされた、ティッシュや非常食を入れてたポーチと救急処置ができるセットの入ったポーチ。ロングライド中には怪我をする可能性もあるので、最低限準備していたほうがいい(すべて私物)。
10.レインウエア/11.テント
基本中の基本だが、雨風から守るレインウエアはコンパクトになることも大切。機能だけでなく装備の重量を考えて選ぶのもポイントだ。テントは安眠できることを重視して、軽くて頑丈なテントORのHELIUMBIVYを愛用している(すべて私物)。
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