500本限定!カスタムキット付「FULLCOUNTの大戦モデルのデニム」にペイントしてみた。

昔から手先が不器用で、たいして上手くできないくせに工作やカスタムは大好きだった。小学生の頃に必死で並んで買ったガンプラも、友達はきれいに色を塗ってジオラマなんかを作っているのに、俺はカラーリングはおろか、組み立てすら上手に出来ず、バリが残ったままの、おそらくジオン軍でも“B品”扱いにされるような雑なモビルスーツが完成し、ジャブロー(わからない人は『機動戦士ガンダムⅡ 哀戦士』を観てね)のジオラマを作りたくてズゴックとジムを並べたが、躍動感は全くなく、土俵みたいになってしまった。

革ジャンにステンシルを入れた時は、スプレーを掛けすぎてロールシャッハテストみたいになっちゃうし、A-2を手塗りした時は、色ムラがありすぎて小学生の水彩画みたいに仕上がった。俺の手にかかると、すべてが「完成」とは程遠くなるのだが、でも自分の手による“ひと手間”が入ると、そのアイテムに俄然愛着が湧くというもの。カスタム好きな本誌「Lightning」読者の方なら、この気持ちは分かってもらえると思う。

1100_19 WW2 Model

先日、ドイツ・ベルリンで開催された展示会に行った時のこと。フルカウント代表・辻田さんに、この大戦モデルのデニムを見せてもらった。シルエットはクラシカルなストレート。大戦モデルならではのディテールが随所に織り込まれた逸品だ。500本限定なのだが、本題はここから。

[1100_19 WW2 Model]は、13.7oz のセルビッジデニムを採用、スレーキとベルトループに10.5oz のミリタリーデニムを使用し表情の変化も楽しめる。ステンシルシートとアクリル絵の具、スポンジが付属し、自分でペンキステッチを入れることが出来る。500本限定、2万6784円(FULLCOUNT TOKYO SHOP TEL03-6804-6542 http://www.fullcount.co.jp)

なんとデニムにステンシルシートとアクリル絵の具、スポンジが同梱され、お尻のペンキステッチを自分で入れられるというものなのだ。こんな遊び心に溢れたデニム、見たことある? 目の前で辻田さんが実演をしてくれたのだが、見れば見るほど自分でやりたくなる。これなら不器用な俺でも上手く出来そう。もちろん、ステッチはケツポケではなく、どこに入れたってOK。同梱の絵の具はオレンジだが、色で遊んでも楽しそうだ。

FULLCOUNTの大戦モデルのデニムをカスタムする!

ペンキステッチの入れ方はいたって簡単。紙皿などのパレットにアクリル絵の具を出し、ステンシルシートを手でしっかりと押さえながら、絵の具を付けたスポンジを軽くぽんぽんとステンシル上をスタンプしていくだけ。

不器用な俺でもこの仕上がり。なかなかいいんじゃない?

久々に俺の心の“カスタム魂”が呼び起こされたぜ。

【問い合わせ】
FULLCOUNT TOKYO SHOP
TEL03-6804-6542
http://www.fullcount.co.jp

▼こちらの記事もおすすめ!

【保存版】ジーンズの定番ブランド、おすすめコーデ、正しい洗い方まで徹底解説!

【保存版】ジーンズの定番ブランド、おすすめコーデ、正しい洗い方まで徹底解説!

2023年04月25日

※掲載情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2019年10月号」)

この記事を書いた人
モヒカン小川
この記事を書いた人

モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

Pick Up おすすめ記事

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

もはや芸術品! 「Horizon Blue Jewelry」の装飾品の域を超えた美学

  • 2026.06.26

あまりに精緻で、目を見張るほどに美しいHorizon Blue Jewelry。その作品群を目の当たりにすれば、単なるアクセサリーの域を超え“芸術品”とも称される所以を容易に理解できるだろう。ここでは、アートピース級の美しさを湛えるジュエリーのなかから今後発売予定の新作も含めて紹介する。 アクセサリ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。